2023年11月18日、デコレーショントレイン「高安まなびやま」
のデビューに伴い近鉄大阪線大阪上本町駅→信貴線信貴山口駅間で臨時準急が運転されました。
信貴線直通の準急列車は1957年から1967年までの約10年間普通列車とともに定期運用がありましたが、最近では西信貴鋼索線80周年記念で2010年12月12日に、西信貴鋼索線88周年および八尾市制70周年記念で2018年12月15日に、そして寅年の信貴山朝護孫子寺への参詣の利便を図るために2022年の正月(1月中の6日間)に復活運転が行われています。
いずれも河内山本駅の配線の都合上、大阪上本町発信貴山口行きの片道のみで、2022年を除いて1日1本限定の復活運転でした。
臨時準急7051列車 VW31
今回は前述のデコレーショントレインとなった1430系VW31での運転です。
大阪上本町駅は10:16発です。
行先表示看板は前面向かって左側の窓内に貼り付けられていました。
前面の丸型のラッピングとセットで撮影できました。
出発式が行われるため特急の乗車専用の9番乗り場は閉鎖され、臨時準急の乗客は8番乗り場からの乗車となります。
発車時になって気づきましたが、今回初めて駅放送で信貴山口行きと流れました。
大阪上本町駅は違うようでしたが、他の停車駅の一部では接近時の英語放送も対応していたようです。
場所は一気に飛んで河内山本駅です。
既に直前まで信貴線を往復していたVW32は回送されており、臨時準急がこの駅から定期の信貴山口行きのダイヤで信貴山口に向かい、折り返し定期列車で河内山本に戻ってからも信貴線を往復することがこの時点で確定しました。
ということで車内外のラッピングの撮影と信貴山口への往復乗車は後でゆっくり楽しむことにして臨時準急を下車、10:32の発車を見送りましたが、時刻表上は10:31着の大和朝倉行き区間準急7041列車の到着を待たずに発車していきました。
7041列車に遅れがあったのと、直前を走ることになった臨時準急で大阪上本町方面から乗り換えなしで信貴山口まで行けることから接続を省略したようです。
最後に後で河内山本駅で撮影した車体側面のラッピングを貼っておきます。
車内にも装飾がありますが、そちらの紹介は別の機会に譲ることとします。
