2023年10月27日、近鉄京都線伏見～小倉間で14時11分頃に発生した停電の影響による車両故障がありました。
故障当該の国際会館発新田辺行き普通1471列車に充当されていた京都市営地下鉄10系KS11(6両編成)は、後続の京都発橿原神宮前行き特急1419列車に充当されていた近鉄22600系AF01(4両編成)によって推進運転で救援される事態となりました。
停電前後にたまたま大阪線などで撮影をしており、目撃情報などから宮津車庫に入庫するのではないかと思って急いで向かいました。
16時50分頃に近鉄宮津駅に差し掛かりましたが、既に引き上げ線にAF01+KS11がいたのでとりあえず車内から撮影。
近鉄特急と地下鉄車両が連結されたのは知る限りでは初めてで、しかも22600系の4両編成は2編成しかいないため非常に珍しい光景と言えます。
駅ホームからズームで観察。
停電の原因と思われる雷を伴った雨雲がこの時もややかかっていたため、ホーム端まで行く気にはなりませんでした(汗)
17時ちょうど頃にAF01の牽引によって引き上げ線から宮津車庫に入庫しました。(上4枚は動画の切り抜きです)
AF01のク22901とKS11のC#1811が連結されており、このような救援に対応するため両編成の連結器の形状は同じとなっています。
ク22901のプラグ式貫通扉が開いているのは連結関係の作業をしやすいようにでしょうか？
動画もYouTubeにアップロードしています。
宮津車庫では奈良線の10両編成の快速急行に使用する編成の一時留置も行われるため、AF01+KS11の10両も比較的故障した場所から近いここに入庫させるのが適当と判断されたようです。
入庫した後ほどなく来た下り普通で近鉄宮津駅を離れたのでレポートはここまでとなります。
