概要
完全に見切り発車
「なんか静かですね。街の中にはギャラルホルンもいないし本部とはえらい違いだ。」
「ああ。火星の戦力は軒並み向こうに回してんのかもな。」
「まっそんなのもう関係ないですけどね!」
「上機嫌だな。」
「そりゃそうですよ!みんな助かるし、タカキも頑張ってたし、俺も頑張らないと!」
「ああ。」
(そうだ。俺たちが今まで積み上げてきたもんは全部無駄じゃなかった。これからも俺たちが立ち止まらないかぎり道は続く。)
「ぐあっ!」
「団長?何やってんだよ?団長!」
「ぐっ!うおぉ~~!」
「うおっ!あっ!」
「ハァ…ハァッ…。なんだよ、結構当たんじゃねぇか。ふっ…。」
「だ…団長…。あっ…あぁぁ…。」
「なんて声…出してやがる…ライドォ!」
「だって…だって…!」
「俺は…鉄華団団長オルガ・イツカだぞ。こんくれぇなんてこたぁねぇ。」
「そんな…俺なんかのために…」
「団員を守んのは俺の仕事だ。」
「でも!」
「いいから行くぞ。皆が待ってんだ。それに…。」
(ミカ、やっと分かったんだ。俺たちにはたどりつく場所なんていらねぇ。ただ進み続けるだけでいい。止まんねぇかぎり、道は、続く!)
「謝ったら許さない。」
「ああ、わかってる。」
「俺は止まんねぇからよ、お前らが止まんねぇかぎり、その先に俺はいるぞ!だからよ…。」
「止まるんじゃねえぞ…」
「ここは…?」
「あなたが司令官ですね。三日月です。どうぞお手柔らかにお願いします。」
「アンタ…」
「三日月じゃねえじゃねえか…!」
「何を言ってるんですか?駆逐艦三日月ですよ!」
「西側から敵艦隊が迫っています。司令官、指揮をお願いします!」
「敵艦隊…?まさか、アリアンロッド艦隊か!」
「多分そうです(適当)」
「ここの戦力はどうなってる?」
「このイベントを乗り越えられる程度には。」
「分かった…俺はあんたの側に付く。」
「了解です、この三日月にお任せください。頑張ります!」
イベントの目標
「俺たちがたどり着く場所がここだ」
1.イベント甲完走
2.新規艦全員着任
3.火星の王になる
「俺たちが、火星の王になる。」
「何ですか火星の王って?」
「ずっとバカにされて足蹴にされていいように扱われてばかりだった俺が、火星の王になる。 地位も名誉も全部手に入れられるんだ。 こいつはこれ以上ない俺達の上がりじゃねぇのか?」
「スルーして話進めないでくださいよ…」
備蓄状況
「ミカ、俺たちの資材を確認してくれ」
「どうぞ」
「なんかここ数合わなくねえか?ボーキサイトと、バケツが少なすぎるだろ。」
「司令官の指示通り、ですけど…」
「…まさかっ!」
~回想シーン~
「ボーキサイト余ってるみたいですし、少し位いいですよね?」
「そうね(ドバーッ」
「村田隊達も友永隊達も頑張ってますしね(ドバーッ」
「…そんなわけねえか。」
「…提督?」
「鎧袖一触よ、心配要らないわ。」
「ま、待ってくれ。」
「空中戦なら人間の俺に分が…」
「だからよ…止まるんじゃねえぞ…」
「司令官はいつも通りですけど頑張りましょう。」
E1 作戦準備!後方兵站線確保
「今回の作戦名は「抜錨!連合艦隊、西へ!」です。私達、連合艦隊は…」
「鉄華団の門出だ! 景気良く前を向こうじゃねえか!」
「あの、私達連合艦隊…」
「いや、鉄の華だ。決して散らない鉄の華」
「…鉄華団は欧州方面へと展開します。」
「第一作戦は小艦艇中心で展開する哨戒警備作戦です。具体的に言うと潜水艦等の撃滅ですね。」
「速度も遅い潜水艦なんか対策する必要があるのか?」
「有効な対潜装備がなければ一方的にやられてしまいますから重要ですよ。それに潜水艦による通商破壊は非常に有効な作戦なんです。」
「例えるなら流通の仕事をしていた人間が突然店の外から銃撃されるような感じです」
「おいやめろ」
「というわけでE-1は対潜マップです。」
「編成はこんなもんでいいか」
「削りでは五十鈴は使ってねえが…、海防艦3なら6隻にしない理由は無さそうだ。」
「ルートは2種類。ただ堀りで潜水6とかしない限りは左は使わないです。」
「上の赤いのが邪魔だな。余裕が有れば支援で吹き飛ばしたいとこだが…。」
「ほぼ心配いらねえが海防艦だとたまに事故るな。」
「どうせ後戻りなんかできねえんだ!通してもらう!」
「まるで長月のようなはしゃぎぶりですねバカンスmode」
「ま、待て三日月!暴露するのはやめろぉ!」
「この戦いが終わったらまた泳ぎに行きましょうか。」
「勿論だ。任せておけ。」
「ああ、全員でな!」
「俺たちが積み上げてきた対潜装備…試させてもらう。」
「問題なく行けそうですね」
File not found: "オルガ3.jpg" at page "艦これ部AAR/18年夏/オルガ団長と逝く18晩夏イベ"[添付]