別名 ワニナシ
クスノキ科アボカド属
学名 Persea americana
原産地 メキシコ~コロンビア
常緑高木
メキシコからコロンビア周辺が原産地の常緑高木。果物として果実を食用にするため栽培する。
現地では数千年前から栽培されていたという古い歴史をもつ果樹である。
スペインの大陸進出とともに世界中に広まった。 現在は熱帯各地で栽培されている。
果肉に甘味はまったくなく、バターに似た油分の多いもので、果樹としては風変わりなものである。生食が主で、サラダなどに使われる。
油分が多いので、同じく油が多いマグロなどの魚とも相性がよい。 欧米では古くより知られ、日本には大正時代に渡来した果実だが、日本で使われ出したのは最近である。
果実には中心に大きな種子があり、この種子はヒヤシンスの球根のように水栽培などで発芽させて楽しむことができる。耐寒性はあるほうで、関東以南では戸外で栽培できる。東京でも暖かい場所では越冬し、しばしば大きな木となっているのをみかける。
ワニナシという別名は果実の表面がでこぼこしていて、それをワニの肌に例えたもの。
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