ハス

Last-modified: 2022-04-30 (土) 14:05:48

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ハス科ハス属 
学名 Nelumbo nucifera
原産地 インド、イラン、中国
多年草

いわゆる水草の一種で、夏に鑑賞に堪える大輪の美しい花を咲かせる。花色は白やピンクなど、多くの園芸品種がある。古くは果実を蜂の巣になぞらえて「ハチス」と呼ばれたが転訛してハスと呼ぶようになった。
種子は蓮の実という名でナッツとして食用にされ、地下茎は蓮根(れんこん)という名称で毎日の食卓に登っている。
奈良時代の貴族の食事のメニューには、蓮の実を入れた蒸しご飯の記述がある。
仏教との関わりの大きい植物で、インドや中国の神話や昔話に登場する他、仏像彫刻にも表現される。
大型に育つため、家庭で育てるには広い池で栽培する必要があるが、近年では小型の茶碗蓮が出回る。
種子の保存性に優れ、2000年以上前(縄文時代頃)の種子が発芽して花をつけたことで話題になった植物で、その花は、発見した大賀一郎博士にちなんで「大賀ハス」と名付けられている。

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