絵師増加問題

絵師増加問題とは、プロゼミ運営がユーザー層の心理を読み余った事により発生した事象の一つ。
一連の不合理なシェア規制ルールを定め過剰な取り締まりを強いた結果、却って取り締まりの対象とすべき筈の “ 絵師 ” が野放しになるという皮肉な結果を招いた点を強調した呼称である。

前史

いつから運営が認識していたかは定かでないものの、2021 年 7 月 16 日の お知らせ以前には既に無味乾燥と評するのが妥当な さくひん が乱立する事態となっており、プロゼミ運営は この課題に対処する必要に迫られていた。
しかし当初、こうした質の悪い さくひん と それ以外とを区別するのに適当な指標をプロゼミ運営は持っておらず、安易な方法を採用しても解決に繋がるとの甘い認識を持っていたきらい(●●●)がある。
この甘さがやがてシェア数規制事件へと繋がっていくのである。

概要

2021 年 7 月 16 日の お知らせから半月ほどを経た 2021 / 8 / 2、プロゼミ運営が新たに示した お知らせにおいて、絵を公開する ･ 自慢する事を主旨とする作品は 2021 / 8 / 2 の  規約  お知らせの更新によって、違反と  定義  の解釈が示され、また この折、プロゼミ運営は同解釈の執行を機械的に判断する事で省人化、コスト削減を図ったものとみられる。
この施策には後述通り多くのデメリットが指摘されるものの、一定の成果も もたらした。
特に約 3 か月ほどの短期間で絵師が ほとんど一掃される結果が得られた事は特筆に値するだろう。
しかし他方、

• “ プログラミング作品 ” に該当するかどうか
  などといった曖昧な基準であったり、
• “ 音楽を再生するだけ ” かどうか

を機械に判断させる事が如何に困難なタスクであるか図り損ねた結果、違反戦争という形で課題が露呈する事となった。
また現状、プロゼミ運営はプログラミングゼミ - よくあるご質問の兄弟姉妹でも使えますか？という質問例において、“ 1端末で複数のご利用ができますので、同じ端末を兄弟姉妹でご利用いただくことができます。” という説明を示している。
したがって規約違反等を繰り返す等の理由で一度利用を禁じられた場合においても、新たにアカウントを登録し直しさえすれば、理論上、違反行為を無限に繰り返すことが可能な環境となっていた。
なお、これが偽絵師大量発生事件の下地として機能した点は、読者の多くが既成事実*1と認識していると思う。
更に、“ 音楽を再生するだけ ” かどうかという一点のみを指標とする事ができた間は簡易なルーチンで検出できたところ、ある時点で論点が整理された結果、プロゼミ運営は文脈的に似通った行為の違法性も公平に取り締まる必要がある一方で、しかし仮に そのような方針を採用した場合、非現実的な作業量を余儀無くされる事にも思い至ったらしくある。
そのため、事実上、取り締まりを執行する際の最低要件あるいは事由としてユーザーからの通報を含めたほか、可罰的違法性、すなわち黙認すべきでない厳格な基準を内部的に改めた事が伺える。
 ただし  その結果、絵師が再び増加するという、皮肉な事態を生じたものと考えられ  してい  る。

一番の問題

企画や曲を流すのみ ･ イラスト等の作品は再配布不可素材を 1 ~ 2 ほどしか使っていないためすぐに変えられるのだが問題はゲーム。
ゲーム ( 茶番も ) は たくさんの音源やイラストを使ってることもあり画像見直しが急激に増加した。
ただし先ほど言ったように企画や曲を流すのみ ･ イラスト等の作品は すぐ適応できるため、ゲーム & 茶番は削除 → 企画やイラスト自慢の作品は増加という悪循環が起きている。
そして絵師が増えすぎた結果ゲーム投稿者をお勧めしないで ･ 絵師を お勧めする人が急増。
これにより さらに絵師が増加するという最悪の結果になってしまっている。

関連記事

トレース増加問題

タグ

Tag: 戦争・問題 絵師

コメント