荒野を生き抜く為に

Last-modified: 2020-07-14 (火) 08:54:34
-1-
水とリン酸アンモニウム
またはミョウバンの混合液に
毛布を浸す。
火災現場の建物に入る時は、
この毛布を濡らして
頭にかぶる。
-2-
衣服は少なくとも
月に一度は洗濯すること。
石鹸は、木の灰と動物の脂を
混ぜた物を火にかけて作る。
-3-
吹き出物や他のできものは、
鎮痛剤に浸した布で
湿布してから切開する。
-4-
自分のローブや
ブランケットに
他人を座らせると
シラミがうつるので、
絶対にさせないこと。
-5-
糸の先にボタンを結び、
テントの壁に垂らす。
ボタンの中心の位置に
印をつけておく。
糸が縮んでいたら、
湿度が高くなる兆候。
糸が伸びていたら、
空気が乾燥する兆候だ。
-6-
胃痛を軽減するには
大さじ一杯の砂を飲む。
-7-
暑い気候の中で
雨風を凌ぐ小屋を作る時は、
血と糞尿を混ぜたものを
壁全体に塗る。
清潔で長持ちする
壁材になる。
-8-
何日も飲み水が
見つからない時は、
酒や塩水、尿、血などで
乾きを癒そうと
してはならない。
これらの液体は
精神を錯乱させる
場合がある。
-9-
牛の糞をかまどで乾燥させ、
煎じて飲むと、
はしかや天然痘に効く。
-10-
灯油は坐骨神経痛、
リウマチ痛や神経痛に
効果がある。
全身にたっぷりと塗り込み、
暖かい暖炉のそばで
しばらく過ごす。
-11-
火傷をした時は、
患部を可能な限り
長い間焚き火に近付ける。
こうすることで
皮膚の火照りが軽減される。
-12-
しょうこう熱患者は
頭から爪先までの全身に
獣脂を塗ると
苦痛が大幅に和らぐ。
こまめに塗り直すこと。
熱が下がり、
乾燥した肌が潤う。
-13-
我が国の一部の地域では、
月明かりの下で
ヘラジカ笛を吹くことは
違法とされている。
-14-
遠出の狩猟は、
腸内寄生虫との戦いだ。
水は必ず
沸騰させてから飲むこと。
-15-
帽子を防水加工するには、
まず帽子を塩水に浸す。
乾かす前に、
タールと脂を2:1で混ぜて
沸騰させたものを塗る。
-16-
馬を食肉処理する時は、
蹄を取っておくと
接着剤が作れる。
沸騰したお湯で
何時間も煮込み、
ドロドロに
煮詰まったところで冷ます。
-17-
腸内寄生虫に
苦しんでいる場合は、
温めたテンビン油と砂糖を
飲む。
-18-
長く旅を続ける時は、
焚き火で料理した時の灰と
残った脂を使って
石鹸を作ると良い。
-19-
長距離を馬に乗って
移動する時は、
人間の尿が
馬の鞍擦れを軽減する。
-20-
海鳥が低く飛んでいる時は
天気が荒れる兆候。
-21-
馬房にいる時間が長過ぎると
馬は脚が硬直して
痺れてしまう。
この状態では鳥脚や
リウマチにかかりやすい。
-22-
胃もたれの治療には、
大さじ3杯分の木炭を
細かく砕いて暖かい牛乳と
混ぜて飲む。
-23-
魚や肉が腐っているかも
しれない場合は、
銀貨を乗せて一晩置く。
銀貨が変色したら、
その肉は捨てること。
-24-
動物の腸を裏返し、
柔らかい部分を削ぎ落とす。
これを捩って乾燥させると、
絹や裁縫糸として使える。
-25-
常に注意を怠らず、
常に火薬は乾燥させておき、
ナイフは研いでおくこと。
-26-
少なくとも
週に一度以上の入浴は
健康に良いとされる。
硫黄化合物を溶かした湯で
入浴すると
水虫、たむしなどに効く。
酢を入れた湯で
入浴すると
肝臓の不調に効く。
-27-
酷い咳には、
辛子種と塩をすり潰し、
ラードと混ぜて
喉や胸に塗るといい。
-28-
床擦れを防止するには、
卵の白身に大さじ2杯の
強化ワインを混ぜ、
寝る前に羽の刷毛で
たっぷりと塗る。