概要
リフリピーターでの選択範囲を設定するSection(セクション)とPhrase(フレーズ)の記述方法を説明します。
CDLC作成段階での設定方法です。既存のCDLCに適用できる内容ではありません。
SectionとPhraseとは
The Rolling Stones - (I Can’t Get No) Satisfaction の場合
Section(セクション)
リフリピーターでの選択範囲で使用されます。
使用できる名前が決められています。重複して設定してもかまいません。
「no guiter」という名前のSectionは、リフリピータで選択できなくなります。
EoFで設定する場合はリストから選択できますが、TAB譜ソフトで設定する場合には、決められた文字列である必要があります。
Sectionを設定した所には、Phraseの設定も必要となります。
Phrase(フレーズ)
譜面難易度で使用されます。演奏中、同じPhraseは、同じ難易度となります。
難易度のあるCDLCを作成する場合、現在の主流は、RSToolkit付属のDDC(Dynamic Difficulty Creater)を使用するのが一般的です。
DDCでは、DDC内部の処理として自動的に指定した小節の数でPhrase分割を行い、譜面内容が同じ場合には同じ名前を設定するという方法がとられており、細かく考えてPhrase設定する必要はありません。
DDCを利用する場合には、難易度の無い譜面作成の時と同じく、Sectionを設定した所にだけPhraseを設定するだけで十分です。
難易度の無いCDLCを作成する場合でも、Sectionを設定した所には、Phraseの設定も必要なために設定しなければなりません。
名前は、英文字で自由に付けてかまいませんし、Sectionと同じ名前にしてもかまいません。
GP5譜面での記述方法
複数の演奏パートがある場合、これらの設定値が共通で使用されるため、各パートごとに細かな設定を行いたい場合は、譜面ファイル自体をパートごとに作成する必要が出てきます。
そのためGP5譜面作成時には、Aメロ、Bメロなど曲全体の区分けのみをPhrase側の設定だけで行っておき、EoF編集時に、Phrase設定している箇所へのSection設定と、各パートごとの細かな設定を行う方が簡単です。
Section
あらかじめ決められているテキストが記入されている位置がSectionとして設定されます。
一覧に無い文字列のテキストは無視されます。
Phrase
AメロとかBメロとか記入する機能を使用して記述している部分をPhrase設定として読み込みます。
- Guiter Pro 6の場合 ~ セクション
- TuxGuiterの場合 ~ マーカ
EoFでの設定方法
まず、設定したい位置(Beat)を選択します。
譜面上部にある「-->」部分か、テンポ値の表示されている部分を右クリックして、設定したい位置を指定します。選択されたBeatは、緑の縦線が表示されます。
その後、下記操作を行ってください。
Section
- メニュー [Beat]-[Rocksmith]-[Plase RS Section]
- ショートカット Shift + S
一覧から選択して設定します。- 現在表示されているパートトラックにだけSectionを設定したい場合には、「Specific to ~」に、チェックを入れます。
- Sectionと同時にPhraseも設定したい場合には、「Also add as RS phrase」に、チェックを入れます。
一覧の見方
- メニュー [Beat]-[All Events]
右にある「RS Sections」を選んでください。
Phrase
- メニュー [Beat]-[Rocksmith]-[Plase RS Phrase]
- ショートカット Shift + P
任意の文字を入力します。
一覧の見方
- メニュー [Beat]-[Rocksmith]-[Manage RS phrases]
参考URL
- Rocksmith@Wiki - MOD情報まとめ
http://www18.atwiki.jp/rocksmith/pages/67.html - CustomsForge - Tutorial for proper GP tab sync, section/phrase authoring and more
http://customsforge.com/topic/856-tutorial-for-proper-gp-tab-sync-sectionphrase-authoring-and-more/ - CustomsForge - How to get Dynamic Difficulty work like official DLC by using Catalog and Phrases
http://customsforge.com/topic/11242-how-to-get-dynamic-difficulty-work-like-official-dlc-by-using-catalog-and-phrases/