概要
今まで作成してきたファイルをまとめるために、RStoolkitを使用します。
CDLCを作成する為には、「Creator」タブを使用します。
RStoolkitの初期設定
RStoolkitで、音声をRocksmith2014用に変換させるために、WWiseの実行ファイルパス指定を行います。
[Configuration]メニューを選択してください。
ここにWWiseCLI.exeのパス指定を行います。
WWiseCLI.exeは、通常この位置にある物を指定してください。
C:\Program Files (x86)\Audiokinetic\Wwise v2013.2.10 build 4884\ Authoring\Win32\Release\bin\WwiseCLI.exe
RStoolkitの設定方法
Song Information
DLC Name
曲独自の名前を付けます。
この名前によってRocksmith2014の楽曲単位でのマスターレベルやプレイ回数などを管理しているようです。
名前を付ける際は、以下に注意してください。
- 日本語は不可。
- 「 」スペース、「-」ハイフンなどの記号は使用しない。
- 他の曲と重複させない。
重複してしまった場合、試聴段階で別の曲が流れたり、プレイ開始時にゲームが止まります。
曲名だけだと重複しがちです。(アーティスト名)(曲名)のように独自の名前にしましょう。 - あまり長い名前にしない。
文字数制限があるようで、長い場合プレイ回数が保存されなかったりするようです。
Song Title
- 日本語も可能
Song Title Sort
曲名順にソートした場合の順位決めに使用されます。
- アルファベットで記入
- スペースはあってもOK
Album
アルバム名
- 日本語も可
Artist
表示されるアーティスト名
- 日本語も可
Artist Sort
アーティスト名順にソートする場合の順位決めに使用されます。
よくあるのが、「The Beatles」と「Beatles the」とか、「Hotei Tomoyasu」と「Tomoyasu Hotei」など、同じアーティストでも分散して並んでしまいます。
自分でルールを決めて登録してください。
- アルファベットで
Year
楽曲の発表年
- 半角数字
Avg Tempo
難易度に影響するのかも。よくわかりません。
- この後の、Arrangementsでパート譜面を登録すると、勝手に入ります。
Version
できあがるCDLCのファイル名に影響します。
- 1.0とか半角数字
Arrangements
ここに、各パートの譜面(PART REAL_GUITAR_22_RS2.xmlとか)を登録します。
登録するには、横の「Add」ボタンを押します。
すると、このような画面が開きます。
「Browse」ボタンから読み込むと、ある程度自動でリードやリズムの設定が行われます。
ベースは、ピック弾きかの選択も行います。
正しいか確認したら「OK」ボタンを押してください。
この時に、Song Informationの項目に文字を入れていないと、譜面データから自動で文字が入力されてしまいます。どこに日本語が使用可能だとかわかりづらくなるので注意してください。
- Bonus Arrangements - ボーナスアレンジメントの方に登録されます。
- Create Metronome Bonus Arrangement - カチカチ音を加えられたボーナスアレンジメントが作成されます。
Files
Album Art
512x512サイズの画像を登録してください。
Convert compatible audio to Wwise 2013(.wem .ogg .wav)
プレビュー音声ファイルは、ここで登録した「(ファイル名)_preview」のファイルが、自動的に使用されます。
パッケージ内容の保存
「Generate」でCDLCを作成する前に、入力した内容を保存しましょう。
「Save Package」から保存します。
CDLCの作成
「Generate」ボタンを押し、ファイル名を決めた後、「保存」ボタンを押すと完成です。
RocksmithのDLCフォルダに入れて遊びましょう。