ホワイトホッパー

第四章『甲殻種・節足種』
節足種　書肺類　小型毒蜘蛛系統　『　跳ねる白毒蜘蛛（ホワイトホッパー）　』

生態

　真っ白な毛に覆われた毒蜘蛛。体長20cm～30cm。
　巣を張らない徘徊性の蜘蛛で、主な食料は小動物。
　普段はそれほど獰猛ではないのだが、繁殖期はかなり気性が荒くなる。
　最大の特徴は巨大な牙と、大型モンスターも一撃で殺す猛毒。
　跳躍力もかなりあり、最大で3mほど跳ねることが出来る。
　鉄製の鎧程度なら軽々と突き通すので、襲われて犠牲になる冒険者も多い。
　テイムして飼いならすことが出来れば、毒を採取して売ることも出来る。
　この毒は用途が広く、気化させれば相手を死なない程度に昏倒させるガスになり、剣や矢に塗れば一撃必殺、また砂糖のような甘みがあり飲食物に混ぜることもできる。
　お守りとしてこの蜘蛛の毛を装飾として武器に付けている暗殺者も多い。

関連事項

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