記述迷宮グラフィオン

[添付]

概要

　またの名をグリナテッレ国立図書館特別閉架書庫。と言うか、一応こっちが正式名称である。
　危険な魔術書や所蔵してるのがバレるだけでヤバい禁書などがとりあえず放り込まれたその図書館棟は、無秩序な増改築や所狭しと仕掛けられたあらゆるトラップにより、そこらのダンジョンが裸足で逃げ出す魔境と化している。
　罠もヤバいが何より脅威なのは所蔵されている文献自体だとも言われる他、呼び出されてそのままになった魔物が普通に徘徊している、謎のヌシがいる等その全貌は館長リッビドールでさえ把握しきれてはいない。
　地上階部分はまだ良いが地下書庫はまさにカオスのるつぼで、深部まで入って生きて帰って来た者は狂王以外ではアルフリードと聖騎士レナード、そして我らが珍獣ぐらいしかいないという。
　書庫探索がクエストとして発注されることもあるが、難易度及び危険度は悪魔城アドルファスを差し置いて暗黒帝国No.1に設定されているというまことしやかな噂もある。

関連事項

#related: relatedプラグインは廃止されました。