人物像
「氷帝」と呼ばれる大魔道士の一人娘。
生気の無い蒼白の瞳に銀髪を持ち、いかなる所でも白のドレスを着ている。
父は相当な冷血漢にして容姿の衰えを恐れ妻を氷漬けしてしまった狂人。
娘はその氷漬けとなった母の腹を破り生まれてきたという。
生まれつき寒さの感覚が無く、彼女の肌は金属のように冷たい。
また言葉を理解はしているものの一切言葉を発しない。
積極的には全く何もしない性で、何も話しかけなければ一日中同じ場所に立っている。
あるとき父の背後につったっていたときに、父が読んでいた新聞の中で砂漠の隊商を題材にした小説を目にする。
主人公の青年の父が主人公に水と食料を託して死ぬシーンだったのだが、そのシーンが琴線に触れたらしく、「砂漠はわるいやつだ」という斜め上を行く発想をし、以後家を飛び出していって世界各地の砂漠に極寒の冬を振りまいている。
関連事項
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