影奇(Stray=Strange/No.03)

人物像

　皇国の“ドクター”が作った、「奇妙な迷子の娘たち」と呼ばれる人造少女の一人。
　街中に出没する「影と不安の魔物」の体細胞を、宮廷のピエロから譲り受けて創り上げた。
「影と不安」を象徴する。
　その能力は、影の中に入り込むこと。影から影へと移動し、音もなく敵対したものを殺害することができる。
　その制約は、不安が付きまとうこと。常に自身の父であるドクターから捨てられるのではないか、という不安を拭えない。
　能力と性質のバランスの結果、非常に不安定な少女だと言える。
　外見は背の高い、地面に届くほど長い黒髪をした、十四歳程度の少女。
　感情は持っているが、感情を表現する機能が発達していないため、無表情かつ無口。
　ドクターに撫でられたときだけ、ほんのちょっとだけ嬉しそうな顔をする。
　闇色のドレスを着て、闇色の帽子を被り、影色の短刀を二つ持っている。

関連事項

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