金雲アウクトリタス

概要

　雲で出来た龍の姿をした「権威」の事象龍。
　秩序の龍（暁のトランギドール）への偶像崇拝や、独善的な解釈により歪められた信仰で集まった力に、混沌の龍（黄昏のレギナブラーフ）の呪詛が入り混じったことで生まれた存在。
　体は金色に輝いており、秩序の龍に勝るとも劣らぬ威厳を持つ。
　龍の放つ言葉は雷鳴のごとく重々しく、それを聞いたものは強大なるものへの畏怖に支配されるが、内容自体は使い古された警句ばかりであり、深い意味は存在していない。
　また、相手が信仰する存在の姿に変化し、信仰心を利用して人の心を操ることもでき、この力によって過去に数多の戦禍を生み出してきたといわれている。
　一方、信仰を持たぬものや、信仰する対象の本当の姿を知っているものに対しては、この龍の力は無意味である。

関連事項

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