アザリア

「俺も、愛されたいの」

Azalea

外見

髪にアザレアの花を模した髪飾りを差している。
髪型は左のもみ上げが一番長く、右のもみ上げが一番短い。
そして後ろ髪はその中間で、肩甲骨に届かないかくらい。
顔は中性的な美しさで少年のよう。
神秘的で儚い雰囲気漂う美少女だが、たまに顔が怖い。
ノースリーブのピンクのシャツと、フィッシュテールタイプの白ロングスカート。
更に下の灰色のスカートが見える。
羽織っている薄紫のベールの後ろには、シンボルの透かし。
靴はグラディエーターサンダル。
左腕にアザレアの造花の飾りを巻く。

人物

廃村の奥の教会にいたところを、さるハンターチームに保護された。
断片的に話したことによれば、どうもセンブランスのせいで幽閉されていた模様。
それ以上は涙を流すだけで言わないが、心に重々しい傷を負ったことは見て取れる。

性格

純粋で不思議な女の子。
寂しがり屋だが、あまり表に出さず遠回しに示す。
口調は女言葉な一方で一人称は「俺」。
見た目に反して図太いところがあり、マイペース。
一人になると時々、涙を流す。
「愛」に何かしらのこだわりがあり、とても神聖視している。
普段は物静かだが、何かしらのきっかけで感情を爆発させて周りを驚かせることが（時には口調も荒くなる）。
自分に優しく接してくれるチームメイトに戸惑いつつも、大切な仲間だと認識している。

能力

基本的な能力はどれも平均的。
しかし第六感と気配察知が優れており、特に殺気に気付きやすくどんな小さなものも感じ取る。
センブランスは邪視。
これは見ただけで相手の身動きを一切封じるというもの。
その気になれば死に至らしめてしまうことも可能だが、多用すると疲労する上に精神が壊れたり、最悪暴走して視界に入ったもの全てを「殺す」恐れがある。
本人は過去を最悪なものに変えたこのセンブランスを良く思っておらず、極力使おうとしない。
……のだが、制御しきれていないのか、激しい怒りを覚えると発動の兆し（白目が黒くなる）が表れる。
その時はオーラが黒くなり、目に見えるほど大量に漏れ出す。
幸い、現時点では人間相手には効果が及ばない。
また、オーラが黒い時限定で火力が瞬発的にだがすごく跳ね上がり、いわゆるバーサーカー状態と化す。
ただしほとんどのオーラが攻撃に回るので、防御はぐんと落ちる。