グリューン・フォイルニス

「せいぜい前に立たないように気をつけなァ」

Grun=Faulnis

外見

常に眉間にシワを寄せている長身痩躯の男。アゴヒゲがまばらに生えている。緑色のコートを身に纏っており、背中には弓をかけている

人物

彼もまた、ほかのメンバーと同じ町の出身であった。グリムに家族を殺されており、その時の経験がトラウマになっている。彼の心を動かすものは復讐心であり、かつてはたった一人でグリムを殺しまわっていたが、ある時敗北を経験し、そこに通りがかったヴィオに命を救われることとなる。己の無力を思い知った彼であったが、直後ヴィオに「私たちと共にハンターになりませんか」という言葉を掛けられ、ハンターになることを決意することとなった。現在は命を助けてもらった恩があるヴィオと共に行動をすることが多く、また、相思相愛の仲である。
長らく一人で生きてきた為かサバイバル技術に長けており、料理が上手。また、センブランスを応用し食品を発酵させたりすることも出来る。これらの特徴もあってか、長い任務中は料理担当になることが多い

性格

子供の頃に家族が殺されてから長らく一人で生きてきたためにいろいろと達観している。
精神的に疲れ切っているため感情の起伏が少なく不愛想だが割と面倒見は良い。

能力

弓矢を用いた遠距離戦を好む。弓矢は双剣にも変形可能なため一応近距離戦も可能ではある。
身に纏う緑色のローブの下に着込んだパワードスーツ「ロビンフッド」は遠距離戦特化型。狙いを定めるためのスコープに加えいくつもの補助機能がついており、ただでさえ命中率の高い射撃を百発百中へと変える。自律形態は蝙蝠。
センブランスは「腐食」。攻撃が命中した部分から段々と腐らせていく能力。人間相手の場合は肉体の代わりにオーラを削り取る。削られた相手はしばらくオーラ生成不可能になる。強力ではあるが、万が一味方を巻き込んだ場合のリスクが大きく、集団戦闘には向いていない。
余談だが、この能力はヴィオのセンブランスにとっては「毒物」と判定されるらしく、ヴィオは微弱な腐食能力が付加された物質を体内に吸収し解析することでこの能力に対する耐性を例外的に手に入れている。流石に再現までは出来なかったようだが...