ミリアド・グレイ

Last-modified: 2020-09-02 (水) 00:12:30
プロフィール
シンボル
種族リョコウバトのファウナス
武器[[]]
性別男性
年齢19歳
外見
服の色パステルグリーン
肌の色肌色
身長165cm
髪の色明るい灰色
瞳の色瑠璃色
センブランス『無数の残骸』
ステータス
所属ビーコンアカデミー
元所属なし
職業見習いハンター
チームREMX
-ロンディーネ・オルトレマーレ
-イラプト・バーナー
-エクサレイ・ブランシュ

能力資料ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
【物理強度】普通
【戦闘機動】優秀
【戦術立案】平凡
【戦闘技術】普通
【能力操作】優秀

個人資料ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
クルクルとした灰色の癖っ毛、人懐っこい表情、小さめの身長の青年
万人受けしそうな見た目ではあるがその実腹に抱えたものは重く冷たい、それほどまでにファウナスである彼と人間との隔たりは深い

心情資料ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
彼の心情の根底には人間に対する憎しみが存在する。
ただファウナスそのものが上等だと陶酔している訳ではなく、人間という種族に失望しているという表現こそが正しい
つまるところ優劣という話ではなく感覚的には忌避や嫌悪のそれに近しい。

では同族の、ファウナスに対してはどうだろうかとなると途端に気の良い青年としての在り方が見えてくる。
依頼ごとには快く頼まれ、悩みがあれば相談を受ける……そういった姿は果たして取り繕っただけなのか本来の姿なのか、その真偽は恐らく彼自身にも分からないだろう。

ファウナスだけで構成されたチームに組み込まれたのは或いはミリアドのそういった性質を判断してのことかもしれないが、それさえも真実は不明である
ただ一つ事実として、REMXというチームだからこそ結果として人間関係の衝突が少なくなったのは確かだろう。

第一資料(幼少期)ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
サーカスの花形団員の両親の元に生まれる、一人っ子
サーカスと聞くと根無草の渡り鳥で明日を確かにする資金もない、といった印象を与えがちだが彼の両親に関してはその卓越した技術を大いに買われており他の有象無象の団員と比べたならば相応以上の扱いを受けていた。
そんな両親がミリアドに見せた世界は煌びやかで、たとえサーカスでの演目が一度の英華だとしてもそれは美しい夢のようなものに映ったという。
それを作り出す両親に対して羨望と憧れを抱くのは幼い彼といえども仕方のないことだろう。

第二資料(少年期)ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
唐突な両親の死に直面する。厳密に云うならば彼らの稼いだ金目当ての強盗殺人であり、事件当初に突飛な訪問客を怪しんだ父親によってクローゼットに隠されたミリアドはその隙間から両親が命を奪われる一部始終を目撃してしまう。

彼は事件後完全に心を閉ざしてしまうが、叔父に保護されることになる。献身的な叔父の支えによりやがては元に戻り始めるが、しかし一度壊れた物は直らないことが道理であるようにミリアドの心にはどこまでも深い傷が纏わり付いている。

両親の命を奪った者は人間で、たかが金目的程度で自分達の幸福は踏みにじられた事実は、つまるところ心を苛む。
抱いた恐怖はやがては憎しみに醸造され果てには怒りとして発露する、ただ怒りを向けた先が圧倒的なモノだとしたら彼は幼い頃に抱いた恐怖と直面することとなるのだろう。

第三資料(青年期)ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
彼がハンツマンを目指す理由は強くなりたいからである。人間への侮蔑はあれど抵抗も出来ないまま命を奪われた両親のようにはなりたくない、そんな哀れで愚かな最期を迎えるのだけは我慢ならない。たとえそれが恐怖を根源とした行動理由だとしても、たとえそれにミリアド自身が気が付いていないとしても。

幸いにも叔父は元々兵士だったので戦闘技能の教官としてはこれ以上ない程の巡り合わせだったのは間違いない、そしてそれにより身に付けた教練によってミリアドは学園の扉を潜ったのだという。

能力資料ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤ ㅤㅤㅤ
『無数の残骸』
つまるところが分身のセンブランスである。
両親の死、その場にいながら何も出来なかった罪悪感によるストレスにより発現した。震えるだけで何もできない自分を呪ったミリアドは何も考えることがない自分自身を生み出すことで仮初の救いを得たのかもしれない。

単一的な行動を行う分身を複数生み出す能力であり、分身の姿は本来のミリアドの姿から少し色が抜けたような出で立ちになる。
単体の力は弱いが群れるからこそ強さを発揮するような在り方
なお分身の耐久力は本人の1/3程度である。