ヤミー・ピンク

Last-modified: 2023-09-21 (木) 03:34:32
 

「おまえつおいか!?ヤミーつおいぞ!!」

Yummy・Pink

プロフィール
シンボル(本人曰く)ヤミー!! RWBYOC:Y(PM).png
種族ファウナス
武器無反動砲内蔵ハンマー『ぱっしょんぴんく』?
性別女性
年齢17歳(精神年齢7歳程度)
外見
服の色パッションピンク等のサイケデリックカラー主体
アクセサリー正体不明のキャラハット『ヤミーのともだち』
肌の色健康的な白肌
身長142cm
髪の色パステルピンク
瞳の色血肉色(眼球は後述の理由から漆黒)
モチーフライオン+グリズリー+????
センブランス『捕食』
ステータス
所属ビーコンアカデミー一年生
元所属ぐりむはんたー(自称、各地を放浪していた物と思われる)
職業学生
チームEVNY
-エリュテイア・スィー デーン
-ヴィオレッタ・シュヴァルツ
-那須野・葵
パートナー那須野・葵
関連人物那須野・葵(ヤミーを打ち負かした上で捕獲し、様々な事柄や一般常識を教えた事からかなり懐いている)
作者:シユウ?

外見

RWBYOC『EVNY』:Y ヤミー補足(小).png
手入れのされていないボサボサのピンク色の髪に異様な眼(墨を落とした様に眼球が黒く、瞳も血肉色に発光する)と鮫の様に鋭い歯並びをした小柄な少女。
少女、とは云う物のおよそ142cmの身長に不釣り合いな豊満な胸(105cm)とヒップ(96cm)を持つ所謂『ショートスタック』と呼ばれる我儘ボディの持ち主。
常に猫背のガニ股歩きでよたよたと不安定に歩き、隙あらば手を地面に付けて四つ足歩きをしようとする、実際に四つ足歩きの状態の方が運動能力が格段に高く、まだ二足歩行を嫌がる傾向が強い。
服にも一切頓着が無く、破けようとも穴が開こうともお構いなしと、まるで獣か野生児の様な風体で居る事が殆どだが、『ヤミーのともだち』と名付けた正体不明のキャラ帽子だけは綺麗に手入れし、大切にしている。
眼に関しても正体不明の病原菌に冒された為に変質してしまったという事位しか判明しておらず、感情の昂り、特に怒りの感情によって肌が黒ずみ、眼も紅く発光する等不可解な症状が多く、詳細は一切解っていない。

人物

手綱をしっかりと握らなければ、周囲を文字通り『引っ掻き回してしまう』無法と破壊の権化。
葵が教えるまでは世間一般の常識すら全く理解しておらず、無銭飲食や窃盗を平然と行い、駆け付けた警察官に対して動物の様に唸り声を上げて威嚇、
それでも近付いた警官(筋骨隆々の男性、身長もヤミーの凡そ2.5倍はある巨漢)を片手で振り回して投げ飛ばす等、法律所か一切の文化的生活とその一般常識を弁えていなかった。
肉体年齢は身長を除けば17歳相応である事が判明しており、一応はEVNYの面々と同年代なのだが、その精神年齢は非常に幼く精々7歳程の幼児相当の知能と理解力でしかない。
後述の能力の通り、ファウナスという種族からしても常識を遥かに超越した凄まじいまでの膂力と耐久力、治癒力を有するも、その恐ろしさも容易に齎すであろう結果も理解出来ていない。
幸い、これらの超常の能力は危険な物であると葵に教え込まれた為、滅多な事では振るう事をしないが、彼女が何らかの切っ掛けで怒りに任せてこの力を行使した際、その被害は甚大な物になる事が容易に予想出来る。

性格

天真爛漫で破天荒、常識という概念が抜け落ち、純真で底抜けに明るく、生物の三大欲求(喰う、寝る、遊ぶ)に非常に忠実に生き、葵の教育によって漸く人間らしい常識を身に着け始めた程度の幼児のソレである。
社交的な部分も獣じみており、命令権限を持つのは『ヤミーよりつおいやつ』でなくてはならず、技と相性で完封した葵(おやぶん)には無条件で従う一方、初見でパワー負けし、敗北を喫したエリュとヴィオは格下(こぶん)に見ている。
小難しい話や複雑な話題、殊更アカデミーの授業等はその幼児性と低い知能から全く理解出来ず、余り理解出来ない話が続くと癇癪を起して暴れ出すといった事も日常茶飯事である。
また食べ物、特に肉料理で釣られてしまう傾向が非常に強く、重要参考人の追跡中にレストランの肉料理の匂いに釣られて重要参考人を見失う、ステーキ肉を好きなだけ御馳走するという(ヤミーにとっての)甘言に騙されて機密情報を喋る等、
その特性を理解していれば良くも悪くも非常に扱い易くチョロい性格であり、その純真さ故に相手のタブーを平然と口にしてしまったり、思った事が即座に口から出てしまう等、良くも悪くも裏表が皆無で真っ直ぐな『よいこ』である。

能力

・センブランス『捕食』
オーラで生成された巨大なイヌ科動物(恐らく熊)の『口』で相手のオーラを文字通り捕食、自分のオーラに転換して補充出来るセンブランス。
変換、吸収したオーラは『口』の巨大化や複製に使う、自身の身体能力の更なる強化に回す等自己完結型の解り易い摂食強化タイプ。
オーラから生成されたモノならば実体、非実体を問わず問答無用で捕食可能だが、オーラを持たないグリムや機械系の存在には全く歯が立たないのが弱点。

・怪力
見た目の筋力量やファウナスという種族特性を遥かに凌駕する超常的な怪力であり、ヤミーのメインアームと言っても過言ではない。
本人のやる気の有無や感情の昂り(特に怒りや嫌悪等のマイナス感情)によってその出力は変動し、安定して一定の出力を維持する事こそ難しいが、瞬間的ならば
・中型ダスト車両(我々の世界で言う所の4tトラック相当)を軽々と持ち上げて投擲する
・丘陵地帯に生えている7~10mクラスの自然木を易々と引き抜いて、ベオウルフ十数体ごと振り回す
・かなりの大きさの岩石傀を山肌から引き抜き百数十m先のヘリ目掛けて投げ付け、届かせる
・一般個体でも大型且つ怪力を誇るグリムであるアーサー・メジャーの突進を真っ向から受け止めて持ち上げ、放り投げる
など、常識の範疇を超えた圧倒的なパワーで相手をねじ伏せる事を得意とする。
此処に彼女の武器である『ぱっしょんぴんく』の重量と打撃性能が乗れば、その破壊力と惨状は推して知るべきである。

・超耐久力
一般的な小口径の拳銃やサブマシンガンから発射された銃弾程度ならば掠り傷程度で済み、その傷すら数秒も経たずに治癒してしまう恐ろしいまでの耐久性能と治癒力を誇る。
ヤミーの戦法と呼べる物は前述の怪力とこの超耐久力に物を言わせて敵陣に吶喊、蹂躙し、動く物が無くなるまで暴れ続け、文字通りその場を『真っ平』にする事だけである。
然し頑丈なだけであって決して無敵と言う訳では無く、拳銃弾の直撃に耐えられるとは言え高火力弾(.500S&W弾や.454カスール弾の様な大火薬拳銃弾やライフル弾等貫通力の高い弾丸に相当する弾薬)
に対しては矢張り致命傷を負う危険性は高く、当然ロケット弾やミサイル等の爆発兵器類の爆発でも致命傷に至る可能性は非常に高く、その際の出血やショックによる気絶等で容易に無力化出来てしまう。
また、動物並みの感覚が災いしてか、フラッシュバンやスタングレネードに対する耐性が著しく低く、マトモに喰らうと鼠等の小動物が行う擬死に近い全身硬直を起こしてしまう弱点がある。

正体

以降ヤミーの正体に関わる部分の為、取り扱いには注意されたし。

その正体は或る研究機関がセイラムに頼らず人工的に『命令を聞くグリム』を生み出し使役、安価且つ大量に投入可能な使い捨ての生物兵器を造り出そうと、非人道的な研究実験から生まれた『人工グリム』の試作品であり、失敗作である。
怒りや恐怖と云ったマイナス感情によって体内のグリム因子を活性化、体表の色素がグリム因子によってメラニズムを引き起こし黒色化、マイナス感情が高まれば高まる程容姿がグリム化し、知能も低下が顕著になり、遂には敵味方問わず襲い掛かるバーサーカーと化す。
ヤミーが失敗作とされたのは『バーサーカーと化した後に蒸発しなかったから』であり、本来なら狂化、暴走して目標地域を蹂躙破壊した後に自壊、グリムと同様蒸発し跡形もなくなる筈がヤミーは生存、著しい知能低下を伴うもコアとしたファウナスの少女の姿に戻った為。
情報漏洩や真実を知ってファウナス達に報復される事を恐れた研究者達は処分を決定、殺害しようとするも自ら造り出したグリム由来の怪力と超耐久力を前に殲滅させられ、ヤミーも残った少ない知性と理性を頼りに放浪生活を余儀なくされた。
現状はEVNYとの行動と学習によって安定化しているものの、EVNY、特に敬愛の念を抱く葵の負傷や最悪死によって引き起こされるマイナス感情は想像を絶する物であり、完全なグリム化と暴走の果てに『仕様通り蒸発し消滅する』危険性を孕んでいる。