ラピス・アスター

Last-modified: 2015-11-10 (火) 12:41:28

「岩屋から一生出られなくなったサンショウウオの話、知っているか?」

ラピス・アスター

Lapis Aster

プロフィール
シンボル岩穴から覗く尻尾
種族ファウヌス(サンショウウオ)
武器グリモワール
性別
年齢17
外見
服の色白、深い青、ベージュ、茶色
アクセサリーなし
肌の色
身長169cm
髪の色瑠璃色
瞳の色
モチーフ井伏鱒二の「山椒魚」より山椒魚
センブランス言葉を操る
ステータス
所属ビーコンアカデミー
職業学生
チームECLS
-エーデル・シュタイン
-セレスト・ウォルヤーズ
-シエル・タリー
パートナーセレスト・ウォルヤーズ

外見

前髪はセンター分け、長さは肩くらい。
斑模様のある、トカゲのような尻尾がある。ひんやり、テカってる。
長袖の白シャツ、ベージュのジーンズ。
深い青のPコートを着用。
靴は茶色いブーティ。

人物

サンショウウオのファウヌス。
幼い頃は病弱で多くの病にかかったせいで、獣人でありながら体力と身体能力が人間並み。
今はどうにかマシになったが、未だ体調を崩しやすい傾向にある。
そのせいで昔は外に遊びに行けず友達もできず、部屋で寝ていてばかりだった。
次第に外への憧憬心と他人への嫉妬心からひねくれた性格に。
ある日、彼の家に父の友人であるハンターが、ハンター見習いの子供を引き連れてやって来た。
最初は冷たく当たるラピスだったが、いつも自分に気をかけてくれる彼に次第に絆され、やがて親友となる。
そしてしばしの別れの際に、自分は外に出歩けるくらいの体になること、親友はハンター養成校に入学することを互いに約束した。
しかし快調になった頃に、親友がグリムとの交戦中に死んでしまう。
健康だった親友は死に、病弱な自分は生きているという、皮肉な現実に涙するラピス。
しかし身勝手な自分のそばにいてくれた親友への感謝と、最後まで目指していた存在への興味で、彼の夢だったハンターになることを決意する。

性格

表面はクールでどことなく暗いが、内に熱いものを秘めている男前。
長い間引きこもっていたせいか、世間で起こっていたことをあまり知らず、特にホワイトファングや世間のファウヌスの扱いは、ビーコンに来るまでは思いもしなかった現実だった。
小さい頃から読書家で、ありとあらゆる本を読む。
「体の成長で岩屋から出られなくなったサンショウウオの話」を気に入っており、話中に出てくるサンショウウオを自分と重ねている。
昔の性格の名残か結構な毒舌家。
チームメイトとは概ね仲は良好だが、オチェアーノに恋をしているシエルをからかっている。

能力

あらゆるダストを用いた魔法の駆使が、彼の戦い方。
ファウヌスではあるが身体能力は人間と大差ない。
しかし夜目は健在なので、夜や暗い場所の索敵を任されている。
センブランスは言葉を操る、いわゆる言霊というやつ。
オーラを込めて特定の言葉を放つことで、その通りの効果が起こる。
ただし範囲は「自然的現象」に限り、それ以外の言葉(例えば「倒れろ」みたいな)は適用されない。