ルミナス・ラピス

Last-modified: 2016-12-05 (月) 00:43:10

「この光翼は、私の心の翼なんです」

ルミナス・ラピス

Luminous Lapis

プロフィール
シンボルしんぼる [添付]
種族鳥系ファウナス
武器ガバメントNCRSとコンバットナイフ
性別女性
年齢17
外見
服の色青と白
アクセサリー青のリボンタイ
肌の色白人
身長143.5cm
髪の色青みがかった銀色
瞳の色エメラルドグリーン
モチーフ姫君の青い鳩
センブランス光翼
ステータス
所属ビーコンアカデミー
元所属ハンター養成校では無い普通の一般校
職業学生
チームRULI
-レイチェル・トパーズ
-ユウヒ・アクアオーラ
-イルミネイト・アレキサンドラ
パートナー個人として:レイチェル・トパーズ
チーム制度として:ユウヒ・アクアオーラ
関連人物 
作者:SIERUSKY?

外見

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鳥系ファウナスであるが、背中に翼は無く、こめかみから、真っ白で小さな翼が兜飾りのように生えている。銀髪は腰まで届く長さで、ストレートに下ろしている。
服装はドレス風の青いスカートと、白いワイシャツに青いリボンタイをつけ、チーム共通のジャケットを身に着けている。身長は17歳としては小柄。
若干タレ目であり、童顔。場合によっては10代前半に見られることもあるのが悩み。

人物

ヴェイル郊外で育ったファウナスの少女。愛称は「ルミ」。
5歳の時に両親を失い、ルミナス自身も瀕死の重傷の中、レイチェルの父に拾われ、それ以降はトパーズ家で育った。
両親の記憶が薄く、トパーズ夫妻を実の親のように慕っている。
レイチェルとは姉妹同然に育ち、お互いをカバーしあう関係であり時として姉のようにも妹のようにもなる。
控えめな性格で、少々の引っ込み思案。そのためファウナスとしての身体能力を常に十全に活かしているとは言えない。
控えめな性格ゆえに、誰かと戦う事も苦手な彼女は、それでもハンターを目指すレイチェルの力になりたい、と日々を願っていた。
レイチェルが心配で共にビーコンアカデミー入学を目指し、見事に試験に合格している。
本人の気質として、剣術を扱うのは苦手であったが、その分だけ養父であるレイチェルの父から体術とナイフの扱いを習い、更に本人の努力の賜物として自動拳銃の扱いにも習熟している。
 
トパーズ家で幸せに暮らしてはいたが、同時に鳥の血が流れている身体にも関わらず、持った特徴は何の役にも立たない側頭部の翼だけである事に、引け目を感じていた。空を飛ぶことは出来ず、嘴や鉤爪すら持たない自らの身体に対して、たびたび嫌悪感すら感じていた。
鳥のファウナスでありながら、飛ぶどころか滑空すら出来ず、まさにコンプレックスの塊であった。ファウナスだ人間だ、などという抗争は全く興味が無く、むしろ争いごと自体が苦手なくらいであるが「鳥ならば、しがらみも無く自由に飛べるのに」という憧憬を抱いてた。
 
しかし、彼女に転機が訪れた。センブランスの発現である。ビーコン入学の1年半ほど前の事である。
彼女のセンブランスは高度な飛行能力を備え、展開される形状は「猛禽の翼」そのものであり、更に優秀な攻撃能力を備える事から、まさにレイチェルの力になることが出来るとルミナスは喜んだ。
しかし誰よりもルミナスのセンブランス発現を喜んだのはレイチェルである。ルミナスの悩みに気づいていながらも、ルミナス自身の問題であるためにレイチェルにはどうすることも出来なかったからであり、自分のことのように喜んだ。
ビーコン入学試験までの1年半、養父(センブランスの研究など専門外である)とともにセンブランスの特訓及び特性の研究に務めたため、ビーコン入学試験時にはセンブランスを完全に使いこなしている。
養母であるレイチェルの母が死去した後には、得意の裁縫と、目端が利く性格からトパーズ家の金銭管理を一任している。

性格

少しオドオドとして引っ込み思案であるが、誰に対しても優しく、困っている人間を放っておけない善人。
誰にでも敬語で話し、「さん付け」をして呼びかける。
ただしレイチェルに対してだけはタメ口になり、一切の容赦無くツッコミを入れ、若干ながら毒舌になる。
 
その性格から、平常時は周囲への注意力なども薄く、背後から驚かされたりした場合には驚きのあまりビックリしてセンブランス「光翼」を展開して周囲に被害を及ぼしてしまう事もある。
ただし基本的には、レイチェルとともに行動しており、剣士しての嗅覚で驚かそうとする人物にいち早く気づいたレイチェルが妨害するために、被害が発生することは稀である。
ビーコン入学後は、頭の翼を撫でにやってくるチームINDGノゾミ・シノノメを迎撃するレイチェルの姿がよく確認されている。
しかしコレは「後方への集中力が薄い」と言ったほうが正しく、洞察力などは高い。
また、悪意に対する嗅覚も鋭いため、たとえ背後からの襲撃であろうとすぐに気づく。ノゾミの襲撃をかわせないのは、彼女に一切の悪意が無いことが原因である。
ただし急に抱きつかれる事で驚くだけであり、ノゾミには懐いているので了承を得て頭を撫でられたり抱かれるのは、まったく嫌がって無い
ちなみにレイチェルがいきなり抱きついたりしたとしても、その場合においては驚かない。レイチェルだけは特別なのである。
 
趣味は裁縫と服飾で、常に裁縫セットを持ち歩いている。チームが身に着けているジャケットも、ルミナスが「絆の証」として縫い上げた物である。
ファウナスとして、人間より強い筋力を活かし、革など、本来ならば専用の道具を必要とするの素材も手縫いが出来る。
服飾が趣味だけあり、青のリボンタイは自作であり、自信作の自慢のおしゃれである。
 
戦闘時には、鳥ひいては猛禽としての血が目覚めるのか、普段のふんわりとした人柄から、人が変わったように集中力が高くなる。
目端の利く性格、そして高い洞察力からチームの戦術指揮を行う。またセンブランスによって飛行する事で、チームの制空権確保の一翼を担っている。
普段はセンブランスを全力で使用する事は無く、身体能力も十分に引き出して居るわけでは無いが、以前に街で暴漢にレイチェルが襲われた時には怒りの余り我を忘れ、センブランスによって丸焦げにしてしまった事があるほどで、レイチェルの身になにかあった場合には、まさに未知数の力を発揮する

能力

体術および、スカートの中に隠し持ったコンバットナイフと自動拳銃を使って戦うことが出来るが、彼女の真価はセンブランスによって発揮される。
センブランス「光翼」は、高度な飛行能力を備えた、オーラによって構築された光り輝く猛禽の翼である。
羽撃く事でも飛行でき、羽撃かなくてもオーラの噴射によっての飛行も可能である。
「光翼」からはオーラをレーザーのように照射することが出来る。これは曲射や集束、拡散も自由自在であり、ダストによって属性付与も可能。高度な誘導性を誇り、連射も可能。最大出力時は、拡散して森を焼き払うことも、集束させて城塞を貫通することも可能である。
 
まさに「空を飛びたい」「レイチェルの力になりたい」と願ったルミナスの心の在りようを顕したかのようなセンブランスである。
とはいえ、威力に応じて相応のオーラの消費は行われ、自身の控えめな性格も相まって全力で使用される事は無い。彼女が死力を尽くして戦うときは、レイチェルを始め、親しい誰かの身に何かが起きた時だけである。

また、使用している武器はビーコン入学以前は普通の拳銃とナイフであったが、チームINDGのノゾミ・シノノメに改造を施され「ガバメントNCRS(ガバメント・ノゾミカスタム・ルミナススペシャル)」へと改良されている