ヴィクター・ウパシル

「チームに誇れる俺でいたいんだ」

Victor Upashiru

外見

[添付]
青いシャツと薄い灰色のパーカーの上に、緑みの青を差し色にした黒いコートを着用している。私服は襟付きのシャツとチノパンなど爽やかなイメージの服装を好む。首筋にホクロがある。

人物

土着の部族を由来とするミストラル北部の出身。部族自体は文明化が進み、集落が都市になってから長い年月が経っている。今では伝承や年間行事、郷土料理などにその面影を残すのみだが、ヴィクターの家系はかつての族長の子孫であり、現在は地元の名士として敬われている。
味噌汁や漬け物など和食が好物。アカデミー卒業後、自炊をするようになった後は煮込み料理が得意になる。将棋囲碁チェスを嗜んでいる。

性格

一人称は俺。二人称はあなた、君。物腰の柔らかい話し方で、相手によっては敬語で話す。一見ハンターの資質を疑うほどに無害で頼りなさそうな青年だが、過度な期待や警戒心を抱かれたくないあまり能力を隠すような振る舞いをしているに過ぎない。
本来の彼は視野の広さと冷静さを失わない精神力、提示された情報から幾通りもの未来を同時に予測する”先を見通す目”に優れている。学年が上がるごとに「チームに恥じないリーダーでいたい」という意識が強まりそれらしく努めているものの、長年の癖はまだ抜けそうにない。

能力

武器はオートマチックの二丁拳銃。センブランスは「サイコキネシス」自分のオーラを物質に纏わせ遠隔で操作する能力。耐荷重は両手で持てる程度、有効範囲は約10m。金属の鎖を操ることで敵の足止め牽制なぎ払いと様々な役割をこなす。銃から手を離して自分の手でも操作することで、初見でセンブランスがわからないようにする意図もある。
火力を出す味方の手の届かない部分をフォローしながら、常に戦況を把握し指示を出す。常人の十手先を読み布石を配置する彼の戦闘スタイルは、連携することでその真価を発揮する