連結と解放

Last-modified: 2017-10-19 (木) 02:52:20

鉄道車両には連結器と呼ばれる装置が付いており、これを繋げて車両を連ねることが出来る。

主な操作

繋がっている列車から車両を切り離す際は、3D画面で車両間の連結器をクリックするか、HUDの連結器画面から切り離したい車両間の連結器をクリックすることで、車両同士が切り離される。停車中に切り離した場合、その場で再び連結することも可能。

車両を連結する際は、連結したい車両にゆっくりした速度で近づき、ゆっくりと繋げる。速度は早くても時速5キロ、時速3マイルくらいが望ましい。速度が早すぎると正常に連結されないか、衝突して車両が脱線してしまう。

アメリカなどの自動連結器の場合はそのまま連結が完了するが、イギリスやドイツのネジ式の場合はクリックするかキー操作での連結操作が必要。

連結器の種類

Train Simulatorのシステム上、連結器は以下の3種類が存在している。

ネジ式連結器

鉄道発祥以来の原始的な連結器。車両間に鎖を引っ掛け、ネジで締める。正面左右に衝撃吸収用のバッファがある。

イギリスやヨーロッパ大陸の鉄道の大部分で現在も使われている。機関車や客車貨車、古い世代の電車気動車で広く見られる。日本でもイギリス伝来のネジ式が使われたが、1925年に一斉にアメリカ式の自動連結器に交換された。

TSではイギリス・ドイツの車両で広く使われる。車両同士がぶつかってもすぐには連結とならず、Ctrl+Shift+Cで作業が完了する。

自動連結器

列車と列車を近づけた時点で自動的に繋がる連結器。電車・気動車向けには密着自動連結器、密着連結器もある。

アメリカの鉄道で広く普及し、ヨーロッパでも新型の電車・気動車で普及が進む。日本でもネジ式からの交換以来の主流である。

TSではアメリカの車両で標準採用。英国やドイツでも新型の電車気動車でこのシステムの連結器が採用される。車両と車両を近づけてコッツンしただけで連結が完了する。

システム上は実物の自動連結器と密着連結器の区別はされないため、連結器の見た目が異なろうと機能としての連結は可能である。

棒連結器

車両と車両の間を完全に繋ぎ、車庫等での整備以外では切り離せない連結器。固定編成の列車で多用される。

TSでは固定編成列車の中間部、蒸気機関車と炭水車の間にこれを使う。HUDの車両操作画面では連結器が灰色になり、切り離せない。

連結器の動き

連結器により連結された車両同士の間は、前後に伸び縮みする機能を持っている。これにより重い列車を軽く引っ張れたり、押す時の衝撃を吸収できる。

自動連結器の場合は、連結器間にも隙間がある。なので発車時にガシャンガシャンと音を立てて動き出す。

なお、TS内で列車が脱線した場合、どんなに非現実的な無理な力がかかろうと絶対に切り離されない仕様になっている模様。