Soldier Summit

Last-modified: 2020-09-14 (月) 05:26:23

米国の路線アドオン。西部ユタ州の岩山そびえ立つ山岳地帯を走る大陸横断路線。

基本情報

アドオン名Soldier Summit Route Add-On
アメリカ
開発元Dovetail Games
軌間1,435mm
電化方式非電化
価格3,980円
発売日2015年5月22日
販売先Steam

路線解説

実物紹介

ユタ州のワサッチ高原、ソルジャーサミットはデンバー&リオ・グランデ・ウェスタン鉄道(D&RGW、リオグランデ鉄道)の最高標高地点ともなっており、岩山のそびえ立つ山岳地帯を行き交う。

リオグランデ鉄道はサザン・パシフィック鉄道と合併、後にユニオン・パシフィック鉄道の一部となった。

アムトラックの旅客列車「カリフォルニア・ゼファー」号もこの峠を越えるルートで運行されている。

収録内容

再現区間はプロポ - ヘルパー間69マイル。

2015年5月にTS本体の新エディション「Epic Journeys?」として初登場。同月中に単品版も登場した。Epic Journeysには単品と同じ価格でドイツ、イギリスの既存各1路線が付くので、合わせて安く揃えることも可能。

2016年12月以降は、TS2017本体を含むUS First Class Editionの方が単品よりも安く入手可能である。

基本収録車両

SD40T-2

EMD製の本線用ディーゼル機関車。サザン・パシフィック鉄道とその子会社の特別仕様で、冷却空気取り入れ口を車体下部に置いている。これは勾配が連続するトンネルや雪覆いでオーバーヒートの原因となる天井付近の熱気を取り入れないようにする工夫である。このタイプの機関車を「トンネルモーター」と呼ぶ。

リオグランデ鉄道はサザン・パシフィックの子会社であり、一定数のSD40T-2が導入された。

運転操作もSD40-2と特段の差異はない。

F40PH

アムトラックや通勤鉄道各社が導入した旅客用ディーゼル機。

シカゴとカリフォルニア州を結ぶ大陸横断列車「カリフォルニア・ゼファー」の牽引機として登場する。

GP9

EMD製の本線用ディーゼル機関車。SD40-2の1世代前、同世代のGP9の強化版で、北米最多の4000両以上が製造された当時の代表車種。

後継機の投入で第一線からは退いたが、中小鉄道会社に多くが残る。元の事業者の塗装で残る機体もある。

客車

アムトラックの2階建て客車、スーパーライナーを収録。

貨車

リオグランデ鉄道のホッパ車、有蓋車、車掌車等多数収録。

シナリオ

7件を収録。

  • [F40PH] Eastbound Zephyr: Part 1
  • [F40PH] Eastbound Zephyr: Part 2
  • [GP9] Provo Yard Duties
  • [GP9] Supply and Demand
  • [SD40T-2] Part 1 - Provo to Detour
  • [SD40T-2] Part 2 - Detour to Helper
  • [SD40T-2] Price River Run

[F40PH] Eastbound Zephyr: Part 1

アムトラックの東行き旅客列車「カリフォルニア・ゼファー」をプロボからヘルパーまで運転、2本分割の1本目。プロボ駅で客扱いを行い東へ向けて進むが、先行の貨物列車に追いついたためギルリーで信号待ちで一旦停車。ここでシナリオが終わりPart2へ続く。

  • 難易度:簡単
  • 所要時間:60分
  • 運転車両:EMD F40PH

[F40PH] Eastbound Zephyr: Part 2

Part1に続き、ギルリーより開始。進路は開通したが引き続き先行の貨物列車がいるため、黄色信号が続くので注意深く運転すべし。ヘルパー駅に到着して客扱いをしたら完了。

  • 難易度:簡単
  • 所要時間:50分
  • 運転車両:EMD F40PH

[GP9] Provo Yard Duties

ある冬の日の午後、プロボの操車場で貨車の入換を行い混載貨物列車を仕立てる。

  • 難易度:簡単
  • 所要時間:40分
  • 運転車両:EMD GP9

[GP9] Supply and Demand

プロボの操車場で混載貨物列車を仕立て上げ、近隣の企業へ配送する。金属のスクラップを積んだ無蓋車をパイプ工場へ、粉体を積んだホッパ車を生鮮食品工場へ輸送し、各所で入換と切り離しを行う。

  • 難易度:簡単
  • 所要時間:25分
  • 運転車両:EMD GP9

[SD40T-2] Part 1 - Provo to Detour

プロボからヘルパーへ向けて、混載貨物列車を運転。予備の機関車不足のため、通常より少ない4重連で山岳区間に挑むことになる。

登板中に機関車の1両がオーバーヒートするため、途中のデトワーでのクールダウン停車が指示され、到着でシナリオが終わる。Part2へ続く。

  • 難易度:難
  • 所要時間:70分
  • 運転車両:EMD SD40T-2

[SD40T-2] Part 2 - Detour to Helper

Part2はデトワーから再開。峠を越えたらヘルパーへ向けて下り坂に入る。機関車が足りない中での下り坂、ブレーキをうまく使って速度超過しないように注意。

  • 難易度:超難
  • 所要時間:90分
  • 運転車両:EMD SD40T-2

[SD40T-2] Price River Run

ヘルパーの操車場から西へ向けて、石炭輸送列車を運転する。補助機関車を連結してプライス川に沿う勾配を登り、補助機関車を切り離すサミットの操車場までの運転となる。

吹雪で視界が真っ白になる中、上り勾配で予期しない非常ブレーキが掛かって緊急停車する。車掌による調査でブレーキホースのトラブルと分かり、対処の上で運転を再開する。

  • 難易度:超難
  • 所要時間:65分
  • 運転車両:EMD SD40T-2

実績

別売アドオン