SF2
【ナルセス】の【初期習得術】。対象とその周囲の敵に熱ダメージを与える攻撃術である。
エフェクトは木の葉が落ちて円を描きながら踊り、発火して敵を包み込み火柱と化すというもの。少々冗長だが、この時代のスクウェアゲーとしては何ら珍しくない。
この術は本作における【合成術】のチュートリアル的存在であり、更にウィル編序盤において扱いやすいメイン火力や、多くの術の【学習】起点としても役立つ、序盤の優等生と言ってもいい存在である。
ブッシュファイア(森林火災)という術名、視覚的なエフェクト、樹+炎という構成アニマ、そして実際の効果の全てが分かりやすいものであり、何回か使ってみれば合成術がどういうものであるかをすぐ理解できるだろう。
2種類のアニマを必要とするが、その分【基本術】の【樹】や【炎】を単発で唱えるよりも威力・攻撃範囲ともに優れている。
また、本作では大半の技・術を登場する味方キャラ全員で共有できる(新規加入キャラの持ち技は一度【封印】すれば共有される)ため、ナルセスが加入したら速攻で一度封印しよう。
そしてこれを全員のスキル欄にセットして大合唱すれば、【生命の水】や【ニードルショット】に【マグマプロージョン】、【生命の息吹】といった術を徐々に学習していける。
それらの術に切り替えて育成を続行すれば、【マインドスケープ】や【デルタ・ペトラ】、【ウォーターハンマー】に【毒音波】、さらに【ソニックバーナー】に【スポイルウェイヴ】あたりまでなら【ハンの廃墟】の屋外エリアで戦っているだけで覚えてしまう。
更に合成術は【パーティバトル】で【ツール】の【耐久度】を消費しないため、合成術を積極利用しつつ学習で更に術のラインナップを増やすプレイを心掛けていれば、育成道中においても長丁場のシナリオにおいてもツールの損耗をあまり気にせずに進めることが可能。
これができるか否かでゲーム全体を通してアイテムや資金の消費が大きく違ってくることを覚えておきたい。
アニマの組み合わせ、パーティ内での術の共有、更なる術の学習、合成術によるツール節約など、この術の活用を通して序盤から学べるテクニックは非常に多い。
ちなみに、この術のエフェクトは見た目に華があるからか、スタート時のイベントや大ボス登場時の演出にも使われている。
体験版
消費JP6、攻撃性能20
IS
ISEC