【世代】

Last-modified: 2024-12-24 (火) 18:42:21

RS2

概要

本作では【年代ジャンプ】のシステムがあり、ゲーム内で年代が経過していく。
そして、一部のイベントについては年代の経過によって発生する場合もある。
そういったイベントの発生条件として攻略本においては「◯◯年ほど経過すると発生する」といった具合に書かれているが、これは正確な表現ではない。
その理由が、この世代という概念である。
ゲーム内における年代経過で発生するイベントの全ては世代を基準として管理されており、実際の経過年数とは必ずしも一致しない
もっとも、年代ジャンプと世代数はある程度の連動をしているため、ある時は何年程度経過したらイベントが発生したのに、次の時はその倍程度経過したのにイベントが発生しない、といった極端な事態には基本的にはならない。

なお、年代ジャンプ時に経過年数は表示されるものの、世代については直接表示されることはない。
ただ、後述する一部のNPCは世代数が表示されることから、プレイヤーが経過した世代数を把握する手段は一応用意されている。

年代ジャンプと世代経過

上記でやや難しいことを書いたものの、実際には世代については年代ジャンプ時の経過年数に応じて経過していき、例外はない。
年代ジャンプなしで字幕イベントを通過した場合の1年経過(【最終皇帝】時代は2年経過)については世代の経過はしない。
たとえ、それが累積したとしても、である。

具体的には

世代経過数=年代ジャンプによる経過年数÷32(小数点以下四捨五入)

となっている。

その為、仮に70年の年代ジャンプが起きた場合は2世代経過である。
なお、1回の年代ジャンプは最低48年、最高250年であることから、1回の年代ジャンプで必ず2世代~8世代経過することになる。

そして、この時、経過年数による差があったとしても、次回の世代経過数に影響を及ぼすことは一切ないため、たとえ48年ジャンプによる2世代経過であったとしても、79年ジャンプによる2世代経過であったとしても次回の世代経過数については、次の年代ジャンプによる経過年数によってのみ決まる。

その為、例えば48年ジャンプを5回繰り返すと240年、79年ジャンプを5回繰り返すと395年経過することになるが、どちらも世代経過数としては10世代経過ということになり、年数経過によるイベントの発生条件としての世代ということでいえば、どちらの場合であっても同じ進行度ということになる。

年数経過(世代経過)をトリガーとするイベントの場合は基準となる世代を0として、何世代経過したかによって発生する。

世代経過する登場人物

作中で明確に世代経過が分かる登場人物は2名いる。
1人が【ソーモン】にいる【ヒラガ】であり、こちらは【クジンシー】撃破後から話しかけることが出来る。

ヒラガは初期が3世であり、ゲーム開始時に必ず3世であることからゲーム開始後からの世代数の確認には打って付けである。

もう1人は【トーマ】である。こちらは、【カンバーランド】【王位継承問題】において、滅亡させずにクリアした場合に、【ダグラス】の王城で確認出来る。
ヒラガと異なり、トーマの世代数の基準は王位継承問題をクリアした時点であり、この時点を0世(1世ではない)としてカウントが開始する。
その為、ヒラガの世代数は必ずゲーム開始後の世代数と連動するが、トーマの世代数はプレイスタイルによって異なる。
また、経過世代数を調べるだけなら近場のソーモンのヒラガで十分といえる。

他の人物については世代経過について特に明言されていない。
敢えて世代を感じさせる人物がいるとしたら王位継承問題でカンバーランドが滅亡した際に、レジスタンス「ホーリーオーダー」のリーダーは代々(初代のリーダーであり、滅亡時の王女である)【ソフィア】の名を名乗っている、程度だろうか。

後は、ミラマーの「わがや」の主人はまさに年代経過を感じさせてはくれるが、わがや完成以後どのような世代関係になっているかは全く不明。

世代経過によるイベント

romasaga2apli Wikiを参照。

RS2R

世代のシステムは続投しているが、計算方法が若干変更されている。

今回は帝国歴の年数側をベースとして世代数が計算されるようになっており、便宜的には1000年~1031年が0世代、1032年~1063年が1世代…といった具合に32年刻みで決められている。
特定の年が何世代かは(年数-1000)÷32、小数点以下は切り捨てで定められる。ゲーム中で言えば「(その年におけるヒラガの世代数)-3」で簡単に求められる。
そして年代ジャンプした際は、飛んだ先の年の世代数と飛ぶ前の年の世代数の差がそのまま世代経過数となる。

例えば帝国暦1001年から1061年へ60年ジャンプした場合、オリジナル版では55/32=1.87で、小数点第一桁を四捨五入して2世代経過する。
帝国暦1061年から1131年へ70年ジャンプした場合、オリジナル版では75/32=2.18で、小数点第一桁を四捨五入して同じく2世代経過する。
それに対して本作では1031年までが0世代目、1063年目までが1世代目、1095年までが2世代目、1127年までが3世代目、1160年までが4世代目とである。
そのため前者は1世代しか経過せず、後者では3世代経過するのである。

また、年代ジャンプが確定で発生する戦闘回数が240回から80回に大幅緩和されて年代ジャンプしやすくなっている上にジャンプ年数も基本的に「その年代の戦闘回数+50年」と増加している。
そのため、原作と同じ感覚でいると、凄まじい速度で世代が経過していく事になる。

上記の仕様のほか、一部のイベントは発生に必要な世代経過数が原作から変更されている。

  • 運河要塞解放後に武装商船団問題を放置したままギャロンの反乱が起こるまでの世代数が10世代→15世代
  • ギャロンの反乱クリア後から南ロンギットで嵐が起こるまでの世代数が5世代→6世代
  • ルドン制圧と同時に年代ジャンプした場合、鉱夫急死事件が起こるのがルドン制圧した世代からではなく、ジャンプ直後の世代から数えて8世代になった

SEB

【短命種】専用システムの【継承】?にて、世代数がカウントされる。
RS2の【伝承法】を本人単独だけで行うようなもの。
【LP】が尽きると技や術を引き継いだうえで、新たに【継承技】を習得して生まれ変わる。
世代を重ねるほど多くの継承技を受け継ぐことが出来る。