【世代】

Last-modified: 2025-03-04 (火) 18:03:54

RS2

概要

本作では年代ジャンプが存在し、ゲーム内の年月が経過していき、年月の経過によって一部のイベントが発生する場合もある。

こういったイベントの発生条件について攻略本において「○○年ほど経過すると発生する」と記載されていることもあるのだが、実際にプレイしてみると記載された年数が経過しても発生しないことがある。
その理由は本作における年月経過をトリガーとするイベントの発生条件は年数ではなく、世代数によって管理されているためである。

もっとも、世代数は年代ジャンプの年数とある程度連動はしているため、攻略本などに記載された年数と実際にイベント発生に要した年数が大きく異なるということは(誤記載でない限り)起こらない。

年代ジャンプと世代経過

やや小難しい説明がされているものの、実際のところ年代ジャンプが起こった年数によって世代数の経過が発生するのはその通りであり例外は一切ない。
1年カウントや2年カウントによって暦年が経過した場合、たとえそれが累積したとしてもこれらは世代経過に影響することは一切ない。

具体的な世代の経過は「(世代経過数)=(年代ジャンプの年数)/32」(小数点以下は四捨五入)によって決まる。

仮に79年の年代ジャンプであれば2世代、80年の年代ジャンプが起きた場合は3世代経過する。
つまり、同じ160年の年代ジャンプであったとしても1回で160年経過した場合は5世代なのに対し、80年の年代ジャンプを2回繰り返した場合は6世代である。

直前までの年代ジャンプの年数などは一切無関係であるため、複数回年代ジャンプを繰り返した場合には合計数が同じ年数であったとしても世代数がズレてくるということが少なからず発生する。
極端な話最低年数の48年年代ジャンプを5回繰り返した場合と、79年の年代ジャンプを5回繰り返した場合では帝国暦では155年の違いが出るが経過世代数はどちらも10世代であり、世代経過が条件となるイベントとしてはどちらも全く同じ進行度ということになる。

世代経過をトリガーとするイベントはいずれも基準となる世代数を0としてそこからの経過世代数でカウントすることになる。

世代の確認方法

ゲーム内では現在の帝国暦はメニュー画面で確認可能であるが、世代については特段どこかに表示されることはない。
しかしながら、ゲーム内でキャラクターに世代数がつけられているキャラとして【ヒラガ】【トーマ】がおり、これらのキャラクターは世代の経過によって世代数が増えていくため、その世代数を見ることで現在の世代数を確認することができる。

ヒラガはゲーム初期、ソーモンのクジンシーを撃破した直後から確認可能で、初期の世代数が3であるため、ヒラガの世代数から3を減算すればゲーム内の世代経過数と完全に一致する。
なお、ヒラガそのものも11世(8世代経過)の時に人力風起こしを作り上げ、18世(15世代経過)の時にコッペリアを作り上げるという世代経過イベントが存在する。

もう一人のトーマはカンバーランドを滅亡させずに王位継承問題をクリアした場合に限りダグラスで確認できる。
こちらはスタートが何故か0世というおかしな表示であるため、カンバーランド制圧からの経過世代数と一致する。
もっとも、世代数の経過そのものは年代ジャンプの年数に完全に連動しているため、ヒラガの世代数とトーマの世代数の差はゲーム中では常に一定であり、どちらも世代経過数の確認に利用する上では全く問題ない。
とはいえ、基本的には近場でありいつでも使えるヒラガで確認した方が楽であろう。

他の人物については世代関係は不明。
基本的に作中で登場人物の世代数が明確になっているのはヒラガとトーマくらいであり、他の人物は年代経過したとしても基本的に同一キャラクターが配置されている事しか分からない。
王位継承問題でカンバーランドが滅亡した際には、レジスタンス「ホーリーオーダー」のリーダーが代々初代リーダーであり、滅亡時の王女である【ソフィア】の名を名乗っていることが分かる程度。

他にはミラマーの「わがや」の主人はまさに年代経過を感じさせてくれるものの、わがやが完成(運河要塞解放クリアから3世代経過)した後の世代関係は不明。


なお、年代ジャンプの最小年数が48年であるため、1回の年代ジャンプで最小2世代経過する。最大の250年の年代ジャンプの場合は8世代経過する為、1回の年代ジャンプで経過する世代数は最小2、最大8ということになる。

世代経過によるイベント

romasaga2apli Wikiか、こちらを参照。

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本作でも年代経過で発生するイベントのトリガーが世代に依存しているというのは同様だが、世代の計算方法は若干変更されている。

というのも、原作版では、年代ジャンプした年数で経過世代数が決定する方式だったが、本作では現在が帝国暦何年かによって世代数が決まる。
言い換えれば、直前までの年代ジャンプの年数が世代数と全く関係なかった原作版に対し、本作では累計年代ジャンプ年数が世代数に直結するようになった。

具体的には、ゲーム開始直後である帝国暦1000年を0世代と考え、そこから32年経過する毎に1世代ずつ加算されていく。
つまり、1000~1031年は0世代、1032~1063年は1世代、1064~1095年は2世代ということになり、計算式に直せば「(経過世代数)=(現在の帝国暦-1000)/32(小数点以下切り捨て)」ということになる。
もちろん、ヒラガの世代数は本作でも経過世代数と完全に連動しているのでヒラガの世代数を見れば経過世代数を確認することも可能。

イベントで経過世代数を算出する際にも、単純にイベントを起こした時の世代数と現在の世代数の差が重要となってくるため、例えば、【ギャロンの反乱】【武装商船団問題】をクリアして6世代後に発生するが、武装商船団問題をクリアしたのが1320年(経過世代数10)であれば、192年経過するまで発生しないが、1351年であれば、161年経過で発生することになる。

世代の計算そのものは本作の方が簡単だが、世代経過で発生するイベントを考える上では、原作版以上に細かい調整がしづらくなっている点に注意が必要である。

なお、原作版では年代ジャンプが発生すると確定で2世代~8世代経過したが、本作では年数を調整すれば1回の年代ジャンプで1世代しか経過させないようにすることは可能。一方でどう調整しても最大8世代までしか経過しないのは原作版と同様。


本作でも世代経過するキャラクターとしてヒラガとトーマがおり、ヒラガは上述のとおり経過世代数と完全に連動している。
しかしながら、原作版ではヒラガは最大で99世と地味にキリがいいところまで行けたのに対し、本作では最大98世と少し残念な上限となっている。

原作版:初期3世から250年ジャンプ(8世代経過)×12回で99世
本作:初期3世から到達上限4061年(95世代経過)で98世

一方で、トーマの世代経過数については計算が少し特殊で、カンバーランドを制圧した年を0年とした経過年数で世代交代していく。
つまり、カンバーランドを制圧してから32年で2世となり、64年で3世……となっていく。
そのため、本作ではトーマの世代経過数はヒラガの世代経過数及びゲームそのものの世代経過数とは必ずしも一致せず、ゲームの世代経過数の確認でトーマの世代数を確認すると実際の世代数と一致しないということになってしまう

ちなみに原作版では初期が0世だったが本作では1世スタートとなっている。
そんなトーマについては原作版では88世まで到達できたが、本作でも88世まで到達可能である(とはいえ、初期が0世から1世になっているため、結局のところ原作版から1世代減っているのはヒラガと一緒)。
原作版:初期0世から250年ジャンプ(8世代経過)×11回で88世
本作:1001年にカンバーランドを制圧して到達上限3806年(2805年経過)で87世代経過で88世


世代経過数の仕様変更とは無関係の話として、本作では年代ジャンプ確定発生のための戦闘回数が240回から80回に大幅緩和された上、ジャンプ年数が基本的に「その年代の戦闘勝利回数+50年」になっている。
そのため、原作以上の年代ジャンプが発生しやすく年代ジャンプによる世代経過が発生しやすくなっている。

原作版では2000年にたどり着く前にクリアするケースが多かったと思われるが、本作では普通に2000年代半ばまで到達することが多く、原作版の感覚でプレイすると主としてロンギット地方のイベントがどんどん発生してしまうので注意したい。
特に戦闘勝利回数はアビリティの極意化を目指しているとすぐ条件を満たしてしまう。


年代ジャンプしやすくなったことに対する変更点かは不明だがいくつかのイベントでは必要な世代経過数が変更されている。

  • 運河要塞解放後に武装商船団問題を放置したままギャロンの反乱が起こるまでの世代数が10世代→15世代
  • ギャロンの反乱クリア後から南ロンギットで嵐と沈没船が起こるまでの世代数が5世代→6世代
  • ルドン制圧と同時に年代ジャンプした場合、鉱夫急死事件が起こるのがルドン制圧した世代からではなく、ジャンプ直後の世代から数えて8世代になった

SEB

【短命種】専用システムの【継承】?にて、世代数がカウントされる。
RS2の【伝承法】を本人単独だけで行うようなもの。
【LP】が尽きると技や術を引き継いだうえで、新たに【継承技】を習得して生まれ変わる。
世代を重ねるほど多くの継承技を受け継ぐことが出来る。