RS2
【封印の地】から【アバロン】に帰還後、【ジェラール】単独行動時にフリーファイター男の【ヘクター】に話しかけると言われる言葉。
慇懃無礼な物言いではあるが、本作ではステータスがキャラクターごとに固定であり、得意苦手の差はどうやっても埋められない箇所があり、心象を別にすれば実に的確な助言。
そのうえステータス傾向や閃き適正と技能が噛み合っていないクラス(キャラ)が少なくないため、このゲームの本質を突いた言葉とも言える。
ただし、ジェラールはステータスそのものはむしろ優秀な方であり、術士寄りとは言え戦士もそれなりにこなせる水準である。
加えて術士(≒学問)としてはこの段階では非常に優秀で、いざいなくなると代替人材を探すのが大変なほど。言い方こそアレだが長所をちゃんと指摘している。
それをうまく活かせないのは向き不向きのせいというよりは「序盤で退場してしまうから」「初期レベル0なのでそこだけ見ると弱く見えがち」というのが大きい。
ヴィクトールも【弟は戦いよりも学問の方に才能があるようです。無理に戦闘に連れて行かずともよいではありませんか。】と言っているが、両者には少なからぬニュアンスの違いもある。
RS2(漫画版)
RS2R
台詞が「ジェラール様は学問でもしていればいいんですよ。」になった。
フリーファイターとの会話が必須イベントになったので、必ず聞くことになる。
しかも【アンドロマケー】の苦言・説教が追加されている。
それまでは、仲間になってくれるキャラ全員がジェラールをフォローしてくれる必須イベント会話が続いたところでコレなので、ジェラールも反論できずに深く落ち込んでしまう。
尚、ヘクター含むフリーファイター男が【帝国試験】に落ちた時には「俺の弱点がバレちまったぜ」と呟く。彼らは学問が苦手だったようだ。