SF2
| 年代 | 1269年 |
|---|---|
| テキスト | ギュスターヴ運命の日 |
| 発生条件 | アニマ教の噂クリアー済み |
| 所在地 | 概要 |
|---|---|
| 【グラン・タイユ】 | ヨハンが戦闘不能になるまで戦闘を続ける |
「主人公の死、そこから本当の物語が始まる」という宣伝文句の通り、主人公のひとりギュスターヴ13世の最期と思われる場面が描かれ、物語の転機となるシナリオ。
ある日ギュスターヴ13世は少数の兵士を連れて、グラン・ヴァレ近くにある【ギュスターヴ領南方の砦】へ巡察に来ていた*1。
夜明けとともに【ダイク】率いる兵団と合流する、つもりだったのだが…
その兵団が合流することはなかった。夜、無数のモンスターに包囲され、砦が放火されたのである。
多勢に無勢で全滅の危機に陥る中、ギュスターヴは狙いが自身であることを悟り、【フリン】に【ヴァンアーブル】を連れて逃げることを命令。
そしてヨハンはサソリの毒による不治の病で衰弱しながらも、最期までギュスターヴの時間を稼ぐため、城門前で一人モンスターへ立ち向かうことを選ぶ。
フリンは【ダイク】にヴァンアーブルを引き渡した後、ギュスターヴの元へ戻るべく砦に引き返す。
そして、夜明けにヴァンアーブル達もフリンを追ってたどり着いた頃には、砦は焼け跡と化しており、ギュスターヴの剣を残して何も残っていなかった。
ギュスターヴとヨハン、そしてフリンがどのような結末を迎えたかは、敢えて明示されない。
ダイクが遅れたのは偽情報に引っかかったため。何者かの陰謀であることは明らかだった。
ギュスターヴの政敵は少なくなかったが、誰がモンスターを呼び込んだのかは明かされず、そもそもモンスターの発生が人為的なものであったかどうかすら不明である*2。
歴史上はここで彼は死んだことになっており、詳細不明かつ正式な子孫を遺していなかったことから、のちに彼の後継者を名乗る大量の偽者が現れることになるのだった。
………というのが、原作でプレイヤーが目の当たりにする、南の砦における出来事の全容である。
ところが、リマスター版では『その後南の砦で何が起こったのか?』という事に焦点が当てられたシナリオが追加されており…?
メインキャラクター
| 人物 | 年齢 | HP | LP | WP | JP | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最大 | 回復 | 最大 | 回復 | ||||
| 【ギュスターヴ13世】 | 49 | バトルには参加しない | |||||
| 【ヨハン】 | 26 | 298 | 7 | 75 | 2 | 63 | 1 |
攻略
攻略面では、ヨハンが倒れるまでモンスターと【デュエル】で連戦するだけのシナリオとなっている。
現れる敵は【レイバーアント】【デビルスパイダー】(緑)【エンプーサ】【フォリナー】【ドレッドナイト】【ディーテ】の6種類から抽選される。
ただし、無傷で敵を倒したとしても病身のヨハンは戦闘終了の度にLPを1失うため、彼に勝利は存在しない。
彼が倒れた時点でシナリオクリアになる上、生存ターン数による報酬なども存在せず、はっきり言ってしまうと粘ろうとしても自己満足にしかならない。
よって、時短のために初戦からわざと負けていくのも、できる限り粘ってヨハン最期の雄姿を演じるのもプレイヤーの自由である。
一方でヨハンは優れた剣と樹術の素質を持っている。
剣術技最高峰の【疾風剣】を習得できるまたとないチャンスなので、狙ってみてもいいだろう。
なお、設定上はここで死亡する13世やヨハンだが、例によってなぜか【装備回収屋】で装備を回収することは可能なため、遺品が失われる心配はしなくてよい。
リマスター版の「暗殺者の矜持」獲得などで粘りたい場合は、【暗殺者ヨハン】のクリア直前などに連戦デュエルへ向けたヨハンの準備をしておきたい。
戦闘中はサソリの毒が影響しないため、防御や回復を交えて地道に戦ってもよい。
RSU
ギュスターヴのSSスタイル[運命の刻が来た]のキャラ詳細にて、
ギュスターヴという名の為に、多くのアニマを犠牲にしてきた。その報いが今訪れた。誰の仕業かなど関係ない。こうなる運命だったんだから。これ以上、俺の運命に他人を巻き込みたくない。
と、本編では描かれなかった彼の最期の独白が綴られている。