【ヴァンアーブル】

SF2

【ギュスターヴ13世】に仕える術士。弱冠10代の少年の時分から【シルマール】の許で術の才能を磨き、ギュスターヴの従者として行動を供にする。
【メルツィヒの変】においては砦がモンスターに包囲される中、ギュスターヴの命令で【フリン】に連れられ脱出し、【ダイク】と合流。何者かの陰謀を察知するも時すでに遅く、翌朝彼らが目にしたのは焼け落ちた砦と鋼の剣だけであった。
　
その後はヤーデの客将として迎え入れられるとともに、遺された【ギュスターヴの剣】を相応しい人物に託すために密かに護り続けた。
一時は親交の深かった【フィリップ3世】に託すつもりであったが、彼が戦死してしまったため果たせず、その役目は彼の息子の【グスタフ】に引き継がれることになる。
なおグスタフ本人は知らなかったが、彼の【ファイアブランドの儀式】にも立ち会っている。従ってグスタフの素性に関しても把握していた。
　
【ミーティア・シーン】の師でもあるが、高名な術士の系譜にもかかわらず弟子がゴリゴリの脳筋キャラという点や、修行と称して世界の命運をかけた戦いにまで送り出した点が度々ネタにされる。
リマスター版の追加シナリオでは、偶然幼いミーティアを助けた縁で修業をつけることになった（ミーティアの戦い方に危うさを感じており、それを見透かしていたシルマールによる半ば無茶振り）ことや、指導を通じてヴァンアーブル自身も親友フィリップの死から立ち直ることができたことなどが語られている。
　
一方で偽ギュスターヴの勢力が台頭する裏に見え隠れする「卵」の存在にも感付いており、これによってギュスターヴ編とウィル編、そして過去と現在の2軸を繋ぐ役割を果たす重要なキャラクターのひとりともなっている。
書籍設定においては1315年に68歳で没しており、晩年に恩師シルマールの研究を纏めた『理論術学』、ギュスターヴ13世の生きざまを記した『鋼志伝』を書き遺している。
　
PS版ではバトルメンバーとして加入する機会が【暗殺者ヨハン】クリア後の街シナリオのみであり、シルマールに教わった術士としての実力を生かす機会がほぼ存在しなかった。
ただし、初期装備は【湖水のローブ】に【水鏡】と貴重かつ高性能なアイテムを所持している。プレイヤー視点では歩く宝箱扱いされていた。
彼をパーティ入りさせる（＝【装備回収屋】への登録も含めて装備を剥ぎ取る）機会もPS版ではこれきりであり、逃すと装備回収不可能となってしまっていた。
リマスター版では彼が参加するシナリオが増えたため、他でもその優秀な初期装備を剥ぎ取る機会ができた。
　
なお、名前はフランス語で風と樹(vent+arbre)を意味するが、由来に反して【風と樹のうた】は学習できない。
もうひとつ余談として、他所の某RPGにも「ヴァンせんせい」の愛称で呼ばれる人物がおり、検索をかけると両方がヒットするが、こちらの方が世に出たのは先である。

能力値

• ✗印のアーツはセットできない。

成長率

修得術

年表

IS

ISEC

RSU

スタイルはロマンシングショップで獲得できるSS1種のみだったが、SF2発売記念2025にてSS[大きな力を受け入れて]が限定ガチャで実装。