RS2
「鉱夫急死事件」名義。
無事、【宝石鉱山確保】が終わり、モンスターもいなくなって平和になった【宝石鉱山】に突然事件が舞い込んだ。
鉱夫たちが突然バタバタと倒れたというのである。
収入が途絶えたことに腹を立てた【皇帝】は急ぎ鉱山を再び訪れるのだが、あれから採掘が進んだことから道はさらに奥へと伸びていた。
ところが、そこにはどこから湧いて出たのか大量のモンスターの姿が。
原因はこのモンスターなのかと思いきや、以前平和だった頃の鉱夫たちによると、地下に行くと具合が悪くなっていくと報告があったはず。
真の原因が別にあると踏んだ皇帝は勇気を出して奥へと進む。
するとモンスターの首魁らしき相手がいるのでとりあえずはKOさせることに。
しかし残された現場にあったのは美しいが不気味な、見たこともない鉱石であった。
これが原因と断定した皇帝はこの鉱石⋯【魔石】を破壊。ついに鉱山に本当の平穏が訪れた。
魔石に魅了された皇帝を除いて。
破壊した魔石の破片は必ず回収すること。
放っておくと自己再生する特級呪物だからである。
宝石鉱山確保をクリアしてから8世代経過すると発生。
発生した時点で宝石鉱山確保によって増加した2,800分の収入が減少する。
このイベントが発生した時点で、宝石鉱山確保の際に進めたエリアよりも更に奥へ進めるようになっており、追加された部分ではモンスターが出現する。
最深部の扉を守っている【ゾンビ系】のモンスターを撃破し扉に入ると、いかにもといった外見の不気味な鉱石がポツンと置かれている。
この鉱石を調べると石の魔力が鉱夫の生命力を吸い取っていたと判断し、鉱石を破壊するかどうかの選択が出る。
破壊するを選択すると鉱石を破壊し、【勝利!】BGMが流れるため、一見すると問題が解決したように見えるがこれはとんでもない罠。
これで問題が解決したと勘違いして引き返してしまうと、鉱石は復活し、再度鉱石を破壊するために宝石鉱山深部まで赴かなければならない。
……では、どうすれば解決するか、というと、破壊した後の鉱石を再度調べると、破壊しても魔力が残っている旨皇帝が述べるので、そこで持って行くを選択すればいい。
持って行くことを選択すれば【魔石のかけら】を入手でき、その状態で宝石鉱山を脱出すればイベントはクリアとなり収入が元に戻る。
当該イベントについてはここまでであるが、ここで入手した魔石のかけらについては使い道があり、実は装飾品の素材となる。
もっとも、帝国の【鍛冶屋】に見せたところで知らん顔されるだけであり、どうやら加工には特別な技術が必要となる模様。
具体的には【サバンナ地方】のモール族の職人が加工することが可能である。
もっとも、サバンナ地方はサバンナ地方で大きな問題を抱えており、初期状態では魔石の加工など請け負っている余裕はない状況である。
サバンナ地方の……というよりもモール族にとっての脅威を排除し、その上で個体数が減ってしまったモールが増え、余裕ができた段階で再度魔石のかけらを持ち込めば魔石のかけらから【魔石の指輪】を作ってくれる。
魔石の指輪は精神耐性を持つ優秀なアクセサリ。
だが、忘れていないだろうか? このアクセサリの元となった魔石は鉱夫たちの生命力を奪っていた曰く付きのものであった事を……。
詳細は魔石の指輪のページを参照にしていただきたいが、本作でも随一といっていい取扱注意のアクセサリである。
宝石鉱山の深部ではゾンビ系や【霊体系】などが多数存在しているが……もしや……。
RS2R
イベント名が「鉱員急死事件」名義に変更。
名称が大きく変わったイベントも多い中で、ほとんど変化がないが、敢えて鉱夫を鉱員としたのは時代の流れと言えるのかもしれない。
イベントの発生条件が宝石鉱山確保クリアから8世代経過なのはほとんど変わらないのだが、細かな変化として宝石鉱山確保をクリアした時点で年代ジャンプが発生した場合は、年代ジャンプ後から改めて8世代経過させる必要がある。
言い換えれば「宝石鉱山が正常に稼働している状態でマップに表示されてから8世代経過」と言っていいのかもしれない。
宝石鉱山で異変があったことは【文官】から聞かされることになるが、実際に収入が減少になるのはこの話を聞いた後で【ティファール】に入った時点で、それまでは【帝国記】のイベント一覧に表示されることもない。
そのため原作版と異なり、イベントが発生した後もティファールに向かわなければ収入が下がらないので、イベントを後回しにしたい場合はティファールに立ち寄らなければデメリットを受けることもない。
とはいえ、原作版に比べて【魔石の指輪】が着脱可能だったり、【BP】回復の手段が増えていたりと利便性が上がっているので、他に急ぐ用がなければさっさと攻略してしまっても良いだろう。
原作版では、あくまで魔石へと続く道を遮るゾンビ系がいただけなのに対し、本作では魔石の元にたどり着くとボス戦(【腐竜】、【スケルトン】2体)となる。
このボス戦が終わった後で、魔石の元に近付き、足元に落ちているツルハシで魔石を砕く形となった。
破壊した直後に欠片を持って行くかどうかの選択肢が出るので取り忘れる心配もない。
なお、放置しても再生することはなくなったが、再度取りに来るのは結構面倒くさい。