この小説は?
名前の通りでs(ry
このお話の設定は、X編です。ではどうぞ。(もう?!
小説
~カービィ視点~
ふぅわぁあ…
やっぱし早く起きれなかったか、ボク…。
今は朝の10時。なのに、今日はリン君(リンク)が起こしに来なかった。
…あれぇ?おっかしいなぁ~…。いつもなら起こしに来るはずなのになぁ…。
…まっ、いいや。とにかく、朝ごはんを食べよう♪
そして、ボクは、いつもご飯を食べる場所…会議室に行ったんだ。
―会議室―
「おっはよう!みんな!」
ボクは、いつも通り会議室に入った。
でも、なんだか、みんないつもと様子が違う。
なんというか…慌ただしい…とか、ざわめいている…とか…そんなカンジ。
「あっれえ~?みんな、どうしたんですかぁ~?何か慌ただしいね~?」
やっぱりボクは、いつもの調子でみんなに聞く。
すると…
「い、いや、なんでもないんですよ。」
リン君がそう答えてくれたよ。でも、なんかおかしいカンジ。
だからボクも、こう言い返したんだ。
「嘘でしょ~?なんでもなくないんでしょ~?…あっ!もしかしたら…ボクに内緒でお菓子買いに行こうと思ってたんでしょ?!」
すると、ボクのすぐ隣に座っていたマリマリ(マリオ)も、発言する。
「くっ…お前、一日中お菓子のことばっかり考えてるのかよ?!」
「うん!」
ボクがいい返事で質問を返すと、みんな笑いだした。なんでだろう?
…まっ、いいか。みんなが笑顔でいてくれれば、それで。
じゃあ、朝ごはんを食べよう。そうしよう。
…しばらくして、朝ごはんを食べ終わった。
今日は、ご飯125杯、味噌汁133杯食べた。胃の調子は快調快調♪
じゃあ、腹ごなしに、ネッ君(ネス)達と遊ぼっかな☆
「ねえ、ネッ君!!今日も野球しよ!!」
すると、そのあと、予想していなかった台詞が返ってきた。
「あ、ごっめーん、今日は用事があって遊べないんだ。また今度ね!」
…え?用事?いつもはそんなのなかったのに?
…ま、仕方ないよね。今日たまたまあっただけだよね。
ネッ君と遊ぶのを、ボクは潔く諦めた。次はピカを誘おう。
えっとピカは…。あ!居たぁ☆
「ねえ、ピカ~。遊ぼ~よ~☆」
すると、またもや、
「ごめん、カービィ。今日は用事があるのピカ。また今度遊ぼピカ!」
と言われて、断られてしまった。
…つまんないな~。仕方ないから、プリとか、リュリュ(リュカ)とかも誘ってみよう。
そうして、ボクは、みんなを誘いに行ったんだ。
それから、2,3時間はたったかな?
どういうわけか、み~んな「用事があって遊べない。」と言って、ボクの誘いを断った。
ここまで来ると、さすがにおかしい。少し考えてみた。
…もしかしたら、本当はみんなボクのことが………
『嫌い』なのかなぁ?
…そうなのかな?…でも、もしそうだったら…いやだ!!!!!
…そんなわけないよね?違うよね?
そうは思ってみたけれど、ボクの心は晴れない。
ずうっと、曇り空。
ちなみに、今ボクは午後5:30の原っぱにいる。
夕焼けがきれい。でも、ボクの心は…そうもいかない。
…そろそろ合宿所へ戻ったほうが…いいのかな?
そうは思うけど、でも…もし、みんながボクのことを『嫌い』だったら…。
…ううん!そういうこと考えちゃ、だめなんだ!
きっと、きっと…大丈夫!
そう、心の中では思っていたはずなのに、なぜかすっきりしないなぁ…。
心がすっきりしないまま、ボクは合宿所のドアの前にきてしまった。
…どうしよう…。
また、この心配が心の中をよぎる。
…もう後戻りはできない。
そうわかっていたはずなのに、体が動かないよ…。
…もうっ!いらいらするなぁ!!動けよ!
なのに、動かない。
そして、気づいた。
…あれ?ボク、みんなのことを…信じ切れてない?!
そんなこと…ないよ、ね?
それで、もう一つ気づいた。
…あ、そうか…。さっきからある心のモヤモヤは、これだったのか…。
…わかったところで、どうすれば…?
…悩むまでもなかった。
答えは簡単。
みんなを……
信じれるようになればいいんだ!!
この結論が出てしまったら、もう迷えない。迷わない!
すぐにボクはドアノブに手をかけて、ドアを開けた。
ガチャッ
すると、次の瞬間!
パアアアァァン!!
そういう、大きな音がボクの耳に入った。
「うわぁあ!!」
ボクはびっくりして、尻もちをついてしまった。
これはおそらく、クラッカーの音。
あわててボクが顔をあげると、こっちを見ながら微笑んでいる、みんなの姿が眼に入った。
「ふふふっ!!お待ちしておりましたよ、カービィさん。」
そういったのはリン君だった。ボクにはわけがわからない。
「ど、どういうこと?!」
あわててボクが聞き返すと、マリマリが、こう答えた。
「まっさかぁ~!自分で忘れたとかいうなよ?カービィ…お前の…
大切な、大切な…
誕生日。」
「…えぇ?!」
…今日だったんだ、ボクの誕生日…。
…そもそも、今日は一体何日なんだろう?
ボクは日めくりカレンダーに目をやった。
その日めくりカレンダーは…
4月27日だった。
ボクがぽかーんとしていると…
「あっ!!!あの反応だと、絶対に忘れていたね?!」
というネッ君の声が聞こえてきた。
それに対してボクは…
「…あー!ネッ君、ボクをだましたなぁー!!??」
と言った。すると、周りがいい笑顔で包まれた。
それで、ついついボクも嬉しくなって、一緒に笑った。
そして、そのあと、ボクのお誕生日会が開かれた。
…お誕生日会も終わり、みーんな眠りについた午前1時、ボクは、合宿所の屋上にいた。
え?なんでかって?…さぁね。教えなーい。
…まあ、しいて言えば、今日ボクが思ったことについての反省…かな?
あ~ぁ…何で今日はみんなを信じ切れなかったんだろう。バッカみたい。
だってね、この素敵な仲間達が、ボクを『嫌い』になるなんて…
ありえないじゃん。
ボクはそう言い切れるよ。
…え?何故かって?決まってるでしょ?
…ボクが『大好き』なみんなが、ボクのことを嫌いになるわけないじゃん。
ボクは…みんなのこと…信じてるもん。きっと…いや、絶対に、みんなも信じてくれている。
…そのあと…ボクは夜中の零時の時から数えて27番目の流れ星に願いました。
みんなと…ずっと、仲良くいられますようにってね。
カービィの憂鬱?! ―END―
~あとがき~
…ハイ!というわけで、カービィの誕生日ネタでした!
いや~カービィも17周年だそうで…。
ほんとは、マルス&アイクとかの誕生日(4/20…だったかな?)も祝いたかったけど、やっぱり私が幼稚園のころから好きで、愛着のあるカービィを祝ってやりたい!と思ったので、この小説を書きました。
…実は、カービィの誕生日…今日知ったんですよね…。だから一日遅れ。
一日遅れてしまってごめんよ、カービィ。
でも、カービィが大好き!っていう気持ちは変わりません。
では…
カービィ!!!お誕生日、おめでとう!!!
生まれてきてくれて、ありがとう!!!
そして、これからもよろしくね!!!