スマブラ個人小説/アイリスの小説/-仲間-スマブラの生活 番外編 カービィの憂鬱?!

Last-modified: 2009-04-28 (火) 19:46:48

この小説は?

名前の通りでs(ry
このお話の設定は、X編です。ではどうぞ。(もう?!

小説

~カービィ視点~

ふぅわぁあ…


やっぱし早く起きれなかったか、ボク…。


今は朝の10時。なのに、今日はリン君(リンク)が起こしに来なかった。




…あれぇ?おっかしいなぁ~…。いつもなら起こしに来るはずなのになぁ…。




…まっ、いいや。とにかく、朝ごはんを食べよう♪


そして、ボクは、いつもご飯を食べる場所…会議室に行ったんだ。

―会議室―

「おっはよう!みんな!」


ボクは、いつも通り会議室に入った。


でも、なんだか、みんないつもと様子が違う。


なんというか…慌ただしい…とか、ざわめいている…とか…そんなカンジ。


「あっれえ~?みんな、どうしたんですかぁ~?何か慌ただしいね~?」


やっぱりボクは、いつもの調子でみんなに聞く。


すると…


「い、いや、なんでもないんですよ。」


リン君がそう答えてくれたよ。でも、なんかおかしいカンジ。


だからボクも、こう言い返したんだ。


「嘘でしょ~?なんでもなくないんでしょ~?…あっ!もしかしたら…ボクに内緒でお菓子買いに行こうと思ってたんでしょ?!」


すると、ボクのすぐ隣に座っていたマリマリ(マリオ)も、発言する。


「くっ…お前、一日中お菓子のことばっかり考えてるのかよ?!」


「うん!」


ボクがいい返事で質問を返すと、みんな笑いだした。なんでだろう?


…まっ、いいか。みんなが笑顔でいてくれれば、それで。


じゃあ、朝ごはんを食べよう。そうしよう。










…しばらくして、朝ごはんを食べ終わった。


今日は、ご飯125杯、味噌汁133杯食べた。胃の調子は快調快調♪


じゃあ、腹ごなしに、ネッ君(ネス)達と遊ぼっかな☆


「ねえ、ネッ君!!今日も野球しよ!!」


すると、そのあと、予想していなかった台詞が返ってきた。


「あ、ごっめーん、今日は用事があって遊べないんだ。また今度ね!」




…え?用事?いつもはそんなのなかったのに?




…ま、仕方ないよね。今日たまたまあっただけだよね。


ネッ君と遊ぶのを、ボクは潔く諦めた。次はピカを誘おう。


えっとピカは…。あ!居たぁ☆


「ねえ、ピカ~。遊ぼ~よ~☆」


すると、またもや、


「ごめん、カービィ。今日は用事があるのピカ。また今度遊ぼピカ!」


と言われて、断られてしまった。




…つまんないな~。仕方ないから、プリとか、リュリュ(リュカ)とかも誘ってみよう。


そうして、ボクは、みんなを誘いに行ったんだ。













それから、2,3時間はたったかな?


どういうわけか、み~んな「用事があって遊べない。」と言って、ボクの誘いを断った。




ここまで来ると、さすがにおかしい。少し考えてみた。




…もしかしたら、本当はみんなボクのことが………
















『嫌い』なのかなぁ?
















…そうなのかな?…でも、もしそうだったら…いやだ!!!!!


…そんなわけないよね?違うよね?


そうは思ってみたけれど、ボクの心は晴れない。


ずうっと、曇り空。


ちなみに、今ボクは午後5:30の原っぱにいる。


夕焼けがきれい。でも、ボクの心は…そうもいかない。




…そろそろ合宿所へ戻ったほうが…いいのかな?




そうは思うけど、でも…もし、みんながボクのことを『嫌い』だったら…。


…ううん!そういうこと考えちゃ、だめなんだ!


きっと、きっと…大丈夫!




そう、心の中では思っていたはずなのに、なぜかすっきりしないなぁ…。
















心がすっきりしないまま、ボクは合宿所のドアの前にきてしまった。




…どうしよう…。




また、この心配が心の中をよぎる。


…もう後戻りはできない。


そうわかっていたはずなのに、体が動かないよ…。


…もうっ!いらいらするなぁ!!動けよ!




なのに、動かない。




そして、気づいた。








…あれ?ボク、みんなのことを…信じ切れてない?!








そんなこと…ないよ、ね?


それで、もう一つ気づいた。


…あ、そうか…。さっきからある心のモヤモヤは、これだったのか…。




…わかったところで、どうすれば…?




…悩むまでもなかった。




答えは簡単。




みんなを……




信じれるようになればいいんだ!!




この結論が出てしまったら、もう迷えない。迷わない!


すぐにボクはドアノブに手をかけて、ドアを開けた。




ガチャッ




すると、次の瞬間!








パアアアァァン!!




そういう、大きな音がボクの耳に入った。




「うわぁあ!!」




ボクはびっくりして、尻もちをついてしまった。




これはおそらく、クラッカーの音。




あわててボクが顔をあげると、こっちを見ながら微笑んでいる、みんなの姿が眼に入った。


「ふふふっ!!お待ちしておりましたよ、カービィさん。」


そういったのはリン君だった。ボクにはわけがわからない。


「ど、どういうこと?!」


あわててボクが聞き返すと、マリマリが、こう答えた。


「まっさかぁ~!自分で忘れたとかいうなよ?カービィ…お前の…










大切な、大切な…










誕生日。」




「…えぇ?!」




…今日だったんだ、ボクの誕生日…。


…そもそも、今日は一体何日なんだろう?


ボクは日めくりカレンダーに目をやった。


その日めくりカレンダーは…








4月27日だった。








ボクがぽかーんとしていると…




「あっ!!!あの反応だと、絶対に忘れていたね?!」




というネッ君の声が聞こえてきた。


それに対してボクは…


「…あー!ネッ君、ボクをだましたなぁー!!??」


と言った。すると、周りがいい笑顔で包まれた。


それで、ついついボクも嬉しくなって、一緒に笑った。






そして、そのあと、ボクのお誕生日会が開かれた。

























…お誕生日会も終わり、みーんな眠りについた午前1時、ボクは、合宿所の屋上にいた。




え?なんでかって?…さぁね。教えなーい。




…まあ、しいて言えば、今日ボクが思ったことについての反省…かな?




あ~ぁ…何で今日はみんなを信じ切れなかったんだろう。バッカみたい。




だってね、この素敵な仲間達が、ボクを『嫌い』になるなんて…




ありえないじゃん。




ボクはそう言い切れるよ。




…え?何故かって?決まってるでしょ?








…ボクが『大好き』なみんなが、ボクのことを嫌いになるわけないじゃん。








ボクは…みんなのこと…信じてるもん。きっと…いや、絶対に、みんなも信じてくれている。




























…そのあと…ボクは夜中の零時の時から数えて27番目の流れ星に願いました。
































みんなと…ずっと、仲良くいられますようにってね。

































カービィの憂鬱?! ―END―


~あとがき~
…ハイ!というわけで、カービィの誕生日ネタでした!
いや~カービィも17周年だそうで…。
ほんとは、マルス&アイクとかの誕生日(4/20…だったかな?)も祝いたかったけど、やっぱり私が幼稚園のころから好きで、愛着のあるカービィを祝ってやりたい!と思ったので、この小説を書きました。
…実は、カービィの誕生日…今日知ったんですよね…。だから一日遅れ。
一日遅れてしまってごめんよ、カービィ。
でも、カービィが大好き!っていう気持ちは変わりません。
では…
カービィ!!!お誕生日、おめでとう!!!
生まれてきてくれて、ありがとう!!!
そして、これからもよろしくね!!!