フリースマブラリレー小説

Last-modified: 2015-04-11 (土) 15:20:45
目次

お知らせ

過去6回完結しました。倉庫からご覧ください。

はじめに

  • ここは、小説を執筆して繋げていくページです。メンバー登録や順番はありません。

リレー小説

  • みなさん、がんばって繋いでください。
  • 2話連続投稿は禁止です(特に重要なことです。これを守らないと個人小説のようになってしまいます)。
  • スマブラキャラとその関連キャラ以外は参加してはいけません。
  • 脱落キャラクターを登場させられます。台詞も付けられます。
  • 下ネタ・暴言・キャラへの侮辱の話は禁止です。

キャラクターの状況・注意

チームファイター(状態)状況
炎の間リンク・ヨッシー・ワリオ・ルイージ・フォックス・カービィ・C.ファルコン・デデデメガスマッシュボールを持つ。敵の拠点のそれぞれの部屋で対決。海賊船と戦艦ハルバードは氷山の外に置いてある。
水の間ゼルダ・リュカ・スネーク・マルス・ドクターマリオ・トゥーンリンク・ポケモントレーナー・サムス
風の間ロボット・ミュウツー・メタナイト・プリン・ディディー・オリマー・ネス・ファルコ
土の間ピカチュウ・ソニック・アイク・ドンキーコング・ウルフ・ルカリオ・アイスクライマー
Mr.ゲーム&ウォッチネオ亜空軍に捕らわれている。
フィギュア化マスターハンド・クレイジーハンドタブーに吸収されている。
ネオ亜空軍シャドーマリオ(タブーを吸収)・こどもリンク拠点で刺客を仕向ける。最後の作戦を始める。
製造班マリオR・ピットR・ピーチR拠点の地下でボーリングガレオムを製造中。
四天王ガノンドロフ・クッパ・ロイ・ピチュー特殊な空間でスマブラと対決。

レッドデビルについて

  • レッドデビルは、ネオ亜空軍が無数に所持している赤い玉のこと。
  • フィギュア化したファイターに当てると、操ることが出来る。
    • 操られたファイターは、特殊な能力を使える。
  • 再びフィギュア化されると、そのファイターは元に戻る。
    • 解除されたレッドデビルは、一度だけ亜空の敵に再形成される。

第1話 今回の敵は、マリオ!?

ここは空中スタジアム。毎日のように乱闘が開かれている。今回のファイターは、ルイージ・ロボット・アイク・ドンキーだ。戦いの合間、ルイージがこんなことを言った。「ところで、最近兄さんを見ないね。」「そう言えばそうだな。」
そこに突如、黒い雲が現れ、その中から一人の戦士が降り立った。
「兄さん!?」「一体どうしたんだ!?」現れたのはマリオだ。「行け、プリムよ!」
スタジアムに無数のプリムが現れた。4人は臨戦態勢をとる。するとマリオは、透明な球体に身を包み、黒い雲の中に消えてしまった。
「明らかに、普段のマリオじゃない…」「今はそれよりも、プリムを!」
4人は疑問を持ちながらも、プリムと戦い始めた。
by金魚
後書き:今回は、今までのパターン(スマブラVS敵軍)で進めようと思います。ただし、新しい試みとして、「敵にマリオがいる」という始まり方にしました。また、最初のメンバーも、今まで選ばれ難かったファイターをチョイスしました。

第2話 空中スタジアムの会議室

4人は順調に敵を倒していく。更にリンクが救援に駆け付け、プリムは全滅した。
「4人とも、話がある。ついて来てくれ。」リンクがそう言うと、空中スタジアムの内部の部屋に案内された。
「今、このスタジアムにいたファイター達に集まってもらっている。会議を開くんだ。」中には、ゼルダ、ヨッシー、ネスがいた。「今はこの8人で全員か。では、早速会議を始めよう。」
話し合うことは、

  • 今日スタジアムに現れた敵は何者なのか。
  • マリオは何故敵になっていたのか。

の2点だ。みんなは話し合いを始めた。この会議の結果によって、彼らの動きが決まるのだ。
byエドセドラ

第3話 2人のマリオ

ルイージ達は、あのマリオについてこう結論付けた。

「あの『マリオ』は本物の『マリオ』ではなく、『Dr.マリオ』であると。」

Dr.マリオ「って俺じゃねえよ!!」

そこへひょっこり顔を出したDr.マリオ。
どうやら先程の推理は外れていたようだ。

Dr.マリオ「ああそうだ。大大大大大大大大大大大大大大大大間違いだ。」
リンク「1、2、3・・・16個も『大』をつけてるし… 字数の無駄だからやめろ。」

と、そこへ…

タッタッタッ…

8人「!!」

そこへ現れたのは、あのマリオだった…

by BlackCrow

第4話 9人ファイター 友情の大決意

「スマブラの諸君、私はネオ亜空軍の使者。シャドーマリオだ。」
スマブラ達は、意外な人物の登場に驚いた。「シャドーマリオだと!?」「そうだ。マリオの姿と能力を、完全にコピーしたのだ。」
「一体何の用だ!」リンクが訊ねる。「提案をしに来た。我々ネオ亜空軍は、これよりこの世界全体を制圧する。」「何だって!?」
シャドーマリオによると、全てのファイターをフィギュア化し、この世界をネオ亜空軍の世界にするという計画を立てているらしい。しかし、もしファイター達がネオ亜空軍に従うと約束すれば、フィギュア化せずに済むと言うのだ。
「ちなみに、マリオ・マスターハンド・クレイジーハンドは、我々の拠点でフィギュアになっている。我々の計画に感付き止めようとしたので、ネオ亜空軍の攻撃で倒しておいた。」「……」「どうする?」
だが、リンク達の答えは決まっていた。「お前達に従うなんて御免だ。俺達は、ネオ亜空軍と戦う。」「ふん…。」
「後悔するがいい、スマブラ共。これより総攻撃を開始する。全てのファイターをフィギュア化。そして我々が支配者だ。」そう言い残して、シャドーマリオはテレポートでどこかに消えた。
「ネオ亜空軍…」「早くファイター達を探そう。敵に襲われるはずだ。」「ああ。そして、ネオ亜空軍の拠点を探すんだ。」スマブラ達は、この世界を広く回る為、2つのチームに分かれて行動することに決めた。
1つ目のチームは、リンク・ゼルダ・ヨッシー・ネス・Dr.マリオ。もう一つのチームはルイージ・ロボット・アイク・ドンキーコングだ。
by金魚

第5話 たいけつボスパックン

こちらは、リンク・ゼルダ・ヨッシー・ネス・Dr.マリオのチーム。「まずはデデデ城にでも行ってみるか。そこにいるデデデは、復活ブローチを持っているはずだ。ネオ亜空軍との戦いで、役立つだろう。」そう言うリンクの提案に、みんなは賛成した。すると、城までの道のりにある森を歩いていると、誰かが逃げて来た。リュカだ。「リュカ!」「ネス!それにみんな!」
リュカを追い掛けていたのは、ボスパックンだった。「あれは・・・ネオ亜空軍の刺客か!」6人は、ボスパックンと戦うことを決意した。
byエドセドラ

第6話 新たな仲間

リンクたちはネオ亜空軍の刺客、ボスパックンと戦っている。
リンクはすぐに異変に気がついた。
「こいつ、前より強くなってないか?」
そう、ボスパックンはネオ亜空軍のもとで大幅なパワーアップをされていたのだ。
「確かに効いてるはずなんだけどなあ・・・」
他の人も気付いたようだ。ボスパックンはHPも大幅に増えているのである。
「これでは勝負がつきませんね・・・」
ゼルダも魔法で攻撃しているが、パワーアップされたボスパックンにはほとんど効いていないようだ。
6人が苦戦を強いられていたその時、
「待たせたな!」
という声と共に、ミサイルと人が飛んできた。
ミサイルがボスパックンに当たると、ボスパックンはひるんだ。
「こいつ、弱点は火だったのか!」
リンクは気がついた。
そう、ボスパックンはもともと草。火には弱いのだ。
「みんな、火炎属性の技で攻撃だ!」
リンクの声で、みんなが一斉にボスパックンに攻撃を始めた。
もちろん、さっき降りてきた謎の人も。
そして・・・。
ドーン!
ボスパックンは倒れた。
「やった!」
みんな喜んでいる。そこへ、
「大佐。ボスパックンを倒したぞ。帰還するか?」
「いや、まだだ。これからその人たちと行動しなさい。追って、連絡する。」
「了解だ。任務を続行する。」
という声が聞こえた。そして、
「これからお前たちと一緒に行動するスネークだ。よろしく頼む。」
といきなり言われたみんなは、少しうろたえながらも仲間に入れることにした。
by Drマリオ

第7話 新たな戦力

ルイージ・ロボット・アイク・ドンキーコングの行動チーム。一行は海岸に着いた。「ここには何かあるか…」アイクはそう言うと、景色を見渡した。「あれは…」何と海から、ガレオムが現れたのだ。「ネオ亜空軍の刺客か!」「スマブラ…倒す…」ガレオムはファイター達を睨んでいる。そして、大量のミサイルを発射した!
・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
一方こちらは、ネオ亜空軍の拠点である建物。そこで、シャドーマリオがあるものと話していた。「・・・様。スマブラは我々の要求を拒否しました。」『そうか。まぁ予想はしていたがな。』「既にいくつもの部下を放っております。スマブラは敗れるでしょう。」
『…いや、侮ってはいけない。私ですら一度負けたのだ。そのせいで、今は動けない身となっている。』「では、・・・様、どうすれば。」するとシャドーマリオの傍に、沢山の赤い玉が出現した。『これはレッドデビルという道具だ。これをフィギュア化したファイターにぶつければ、その者を操ることが出来るのだ。レッドデビルを部下に持たせ、スマブラを操るように仕向けろ。』「了解しました、・・・様。」
するとシャドーマリオは、プリム軍団に1個ずつレッドデビルを持たせた。「行け、プリム達。スマブラを操るのだ!」プリム軍団は、ファイターを探しに動き出した。
by金魚

第8話 赤い目のアイク

ルイージ・ロボット・アイク・ドンキーコングは、ガレオムのミサイルを回避した。そのまま何とかダメージを与える。だがその最中、ロボットが何かに気付いた。「・・・!!プリムが近づいています!」みんなが振り向くと、10匹ほどにプリムが立っていた。「ネオ亜空軍か・・・」するとアイクがプリム達に切りかかった。「みんな、こっちは任せろ。」アイクはどんどんプリムを倒していく。「よし、俺達はガレオムを!」しかし、もう少しでプリムを全滅出来そうになったそのとき、ガレオムのミサイルが背後から襲い、アイクはフィギュア化してしまった。そして最後の1匹になったプリムが、レッドデビルをアイクに投げ命中させた。
「アイク!?」そこには、目が赤く染まったアイクが立っていた。「スマブラドモ、キエロ!」「まさか、操られたのか!?」アイクは、剣を持って3人に向かって行った。
byエドセドラ

第9話レッドデビルの解き方

「くっアイク、僕達の事がわからないの!?」
ガレオムとレッドデビルによって操られたアイクと戦う
ルイージ達。ルイージはアイクに声をかけてみたが
アイクは全く答えなかった。ただ無表情で攻撃を続けていた。
「アイク・・・。!?ぐわっ!」
アイクを気にしていたルイージはガレオムの攻撃が見えなかった。
そして攻撃を受け、倒れたルイージをアイクは噴火でとどめを刺そうとしていた。
「ここまでか・・・」その時!
「フォックスイリュージョン!」突然アイクは攻撃を受け、噴火は中止された。
「ふぅ、間に合った。大丈夫かルイージ。」「うん、助かったよ・・・って君はフォックス!?」
アイクに攻撃をしたのはフォックスだった。「俺だけじゃないぞ。」
「ブラスター!」「ウルフシュート!」
フォックスに続いて2人のファイターはガレオムとアイクに攻撃をした!
「ファルコ!それにウルフまで!」
「よう。」「ったく、早速くたばりそうになってるじゃねぇか。」
「3人ともありがとう。本当に助かったよ。」
ルイージは3人に礼を言った。
「とりあえず、一旦戦局を立て直そう!ファルコ!ウルフ!」
「おうよ!ブラスター!」「クローブラスター!」
ファルコとウルフはブラスターを地面に向かって連射した。辺りに砂煙が漂った。
「・・・どこだあいつら・・・」「・・・・・・」
ガレオムとアイクはルイージ達を見失った。

ルイージ達は一旦、近くの岩に隠れた。
「それよりルイージ、なんでアイクはお前達に襲いかかってきたんだ?」
「うん。僕もよくわからないけど・・・」
ルイージはアイクが自分達に襲いかかるまでの経緯をフォックス達に話した。
「なるほど、つまりアイクは操られた、という事だな?」
「うん。そうだと思う。」「絶対そうです!アイクさんは正気でそんな事しません!」
ルイージに続けてロボットはそう言った。
「フォックス、どうやったらアイクを正気にもどせるんだ?」
ドンキーコングはフォックスにそう聞いた。
「うーん・・・少し手荒だが今は倒してフィギュアにする方法しかないかな。」
「なんで、フィギュアにするの?」
「ああ。アイクはフィギュアにされて、その赤い物を入れられたら、操られて復活したんだろ?」
「うん、そうだけど?」
「もしかしたらだが、その赤い物はアイクにとりついて身体の一部になっていると思うんだ。だから
アイクを倒せば、赤い物もそれに連動して倒すことができる・・・かもしれない。」
「なるほど。」「だが、ガレオムもいるからな・・・2組に別れて戦う方がよさそうだな。」
「それじゃ、僕とフォックスとロボットはアイクを倒そうよ。」
ルイージはそう言った。
「わかった。ドンキーとファルコとウルフはガレオムを頼む。」
「わかった。」「俺に任せとけ!」「2人とも、俺の足を引っ張るなよ!」
3人とも承諾した。
「それじゃあみんな、行くぞ!」「おう!」
ルイージ、フォックス、ロボットはアイクに、ドンキーコング、ファルコ、ウルフはガレオムに向かった。
byk

第10話 吹きすさぶ怒りのつむじ風

ドンキーコング・ファルコ・ウルフはガレオムと戦う。ファルコとウルフが銃で怯ませ、その隙にドンキーが強力な一撃を命中させた。「いいぞ、この調子だ。」すると、ウルフがプリムに襲われた。「ちっ、さっきの生き残りか…」ガレオムはパンチを使い、ドンキーとファルコは吹っ飛ばされてしまった。そして再びミサイルの準備をしている。「この…自分の武器でやられろ!」ウルフはプリムを投げ、ガレオムにぶつけた。ミサイルでプリムは倒され、更に至近距離で爆発した為ガレオムも大ダメージを受けた。「グ…ガァ…」ガレオムはタンクモードに変形し、海の中に入った。「逃がすか!」ファルコ達は追いかけようとするが、煙幕で視界をくらまされ、逃がしてしまった。

アイクと戦うルイージ・フォックス・ロボット。「フィギュア化すれば元に戻せるかもしれない。行くぞ!!」フォックスが先に向かう。ダッシュのままキック。だがアイクはかわし、火炎を決めた。ルイージとロボットの飛び道具も、カウンターで防がれた。「クラエ!!」その時、アイクのラグネルが紫の光を放ち始めた。そのまま、衝撃波が放たれる。「くっ、あの道具で操られると、いつも以上の能力を持てるのか…このままでは…」「いや、あれを利用するんだ!」フォックスは、衝撃波をリフレクターで跳ね返し、アイクにダメージを与えた。アイクは居合い切りを放つが、3人は避け、ルイージサイクロンとロボビームで止めを刺した。


「やったぞ!」アイクはフィギュアになった。6人が見守る中、フィギュアから赤い砂が落ちるのが確認できた。「頼むぞ…」フォックスがフィギュアを元に戻すと、アイクは正常になっていた。「みんな…」「アイク…良かった!」

しかし、砂となったレッドデビルが、ソードプリムとなって再形成された。普段と違う、赤い姿だ。「俺に任せろ!」アイクは、ソードプリムの攻撃を天空でかわし、そのままダメージを与えた。「止めだ、大天空!!!」アイクの必殺技で、ソードプリムは消え去った。

こうして、危機を脱した7人は、再び歩き始めた。「あの道具の対処法が分かって良かった。」「ああ。だがガレオムはどこへ…」

by金魚
レッドデビルについてですが、操られたファイターから追い出された後、亜空の敵に再形成すると言う「第2戦」の仕組みを取りました。ただし、この「第2戦」であまり苦戦することはないようにしたいと思います。

第11話 栄光の7人ファイター

リンク・ゼルダ・ヨッシー・ネス・Dr.マリオ・リュカ・スネークのチームは、森でボスパックンを倒した後、再びデデデ城を目指していた。森を抜け、町が見えた。「もうすぐデデデ城だ。」その時、ファイター達の目の前に、"あの"ガレオムが現れた。
「ガレオム!」「ネオ亜空軍の刺客か… だがかなりダメージを受けているようだな。」先の戦闘でダメージを受けたガレオムだが、闘志は尽きていなかった。7人はガレオムとの勝負に向かった。
「いくぞ!」ネスとリュカのダブルPKファイア。ガレオムの動きが止まった。ゼルダはそこにスマッシュ攻撃を当てた。だがガレオムはジャンプで地面を揺らし、回転攻撃でダメージを与える。更に腕からロープを出現させ振り回す。「くっ、負けるか!」Dr.マリオがロープを掴んだ。その隙にゼルダがシークになり、光の弓矢でダメージを与えた。「このまま決めるぞ!」スネークは大量の武器で攻撃、ヨッシーは頭上から降下しながら連続空中攻撃。「止めだ!」リンクのトライフォースラッシュ。それもネスのPKサンダーを利用し、電気のパワーを合わせた技だ。
「ガァァ…」さすがのガレオムも、行動不能に陥っていた。しかしガレオムは最後の手段である、体内の巨大爆弾を使用した!


爆発が起こり、近くにいたネスとリュカがフィギュア化した。そこに、シャドーマリオが現れた。「お前は!」「よくやってくれた、ガレオム。これでレッドデビルが使える。」そう言って赤い玉をフィギュアに投げると、シャドーマリオは透明な球体に身を包んで拠点に戻って行った。「待て!」だが5人は追い駆けることが出来なかった。操られたネスとリュカが、5人に攻撃を始めたのだ。「2人とも、どうしたんだ!?」5人のファイターと、赤い目の2人が、戦闘を始めた。
by金魚(※理由があり、2話連続で執筆しました。)

第12話 レッドデビルの解除法

リンク・ゼルダ・ヨッシー・Dr.マリオ・スネーク。7人でガレオムを倒した後、フィギュア化したネスとリュカがレッドデビルを受けた。そして、5人に襲いかかった来た!
「どうしたんだ、ネス、リュカ!」リンクが必死に呼びかけるが、2人は攻撃を続ける。ネスのPKファイア。ヨッシーの動きが止まり、リュカがPKサンダー体当たりを決めた。更にPKフリーズがゼルダを狙う。「ネールの愛!」ゼルダはPKフリーズを跳ね返し、リュカを凍らせた。
「一度下がるぞ!」スネークが手榴弾を投げ、2人を吹っ飛ばした。その隙に、建物の陰に全員で隠れた。
「・・・一体何なんだ・・・」「あの赤い玉が関係しているのは間違いないよ。ねえ、Dr.マリオ。」「ああ・・・」「ん?どうした。」
「・・・もしかすると、あれは俺が作ったものかもしれない。」「ええ!?」その一言に、4人は驚いた。「実はネオ亜空軍が現れる前、俺は色々な薬品を作る実験の為に、研究室に一人でいたんだ。そのとき偶然、"フィギュア化したファイターを操る赤い薬品"が生まれた。だが悪用されるわけにはいかないから、焼却処分しようとした。そして研究所の外で火を用意してから、薬品を持ってこようとした。しかしその時には、なぜか薬品が消えていたんだ。」「それは、盗まれたのか?」「分からない。そうだとすれば、あの短時間に、すぐ近くの俺に見つからないように盗んだ奴がいるということ。そんなこと出来る奴がいるのか・・・」
するとリンクが言った。「こうしていても仕方ない。今は2人を助けるんだ。Dr.マリオ、その薬品を解除する方法はあるのか。」「ああ。もう一度フィギュア化すれば、元に戻るはずだ。だが気を付けろ、改良されているかも・・・」

5人はネスとリュカを助けるため、戦うことを決めた。
byエドセドラ

第13話 五人の勇気は夢のため

リンク・ゼルダ・ヨッシー・Dr.マリオ・スネークは、ネスとリュカに立ち向かった。
「行くぞ!」まずはリンクの爆弾。2人はよけたが、その隙をつきゼルダがディンの炎で2人を弾き飛ばした。元々連携の強い2人を分離させることで、戦いを有利に進めようとしたのだ。そして、リンクとヨッシーはネスに、ゼルダ、Dr.マリオ、スネークはリュカに向かって行った。
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ネスのPKスパークをヨッシーのたまご投げで阻止した後、リンクのダッシュ攻撃。更にごろごろたまごで追撃。ネスは負けじとPKフラッシュを使うが、リンクの回転切りに打ち負け、大ダメージを受けた。
リュカはPKフリーズを放った。ゼルダがそれをネールの愛で弾き返すと、Dr.マリオとスネークがスマッシュ攻撃を使い、リュカを吹っ飛ばした。
「負ケテタマルカ。行クヨ、ネス!」「ウン。PKビッグバン!!」そういうと、2人は黒いオーラに包まれた。するとそこには、巨大になった姿のネスシンカリュカシンカがいた。「何、そんなばかな!」「やっぱりあの薬品は改良されていたか… 操られる前よりも多くの能力が使えるんだ。」2人はその姿のまま、強力な攻撃を仕掛けてくる。「PKダイナマイト!」ネスシンカは炎の玉に変化し、突進した。「PKサンダー落とし!」リュカシンカはPKサンダーを稲妻のように地上に落とし始めた。「どうすればいいんだ…」
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その頃、ソニックとオリマーはドルフィン初号機に乗ってファイター達を探していた。彼らはネオ亜空軍がレッドデビルを使って侵攻を始めていることを知り、それに対抗しうる力を探し出したのだ。「ようやく見つけた、このメガスマッシュボール。ファイターが持つと体に吸収され、一時的にその体が強化されるんだ。その後、体から弾き出され、元の状態に戻る。」「1つしかない上に制限時間があるが、これがあればネオ亜空軍とも互角に戦えるはずだ。そいつらと戦っている仲間を探して、これを渡そう。」

by金魚

第14話 それぞれの道

一方、先程アイクを救ったチーム。ルイージ・ロボット・アイク・ドンキーコング・フォックス・ファルコ・ウルフ。彼らは海岸から、次はどこに行くか考えていた。すると・・・
「あれは!」海に、トゥーンリンクの乗った海賊船がやってきた。ファイター達は状況を説明した。「そうか。なら、この船で探してみる?」みんなは、『出来るだけ広い範囲を探した方がいい』、『もうひとつのチームと探し場所がかぶらずに済む』と考え、海に出ることに決めた。
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その頃、別の場所で、ネスシンカとリュカシンカに苦戦するファイター達。その上空を、ドルフィン初号機が通った。「みんな!今助ける!」二人はドルフィンから飛び出し、その機体を敵にぶつけた。「大丈夫か、お前たち。」「ソニックに、オリマー。」「ありがとう。あれは操られたネスとリュカだ。」リンクが説明すると、オリマーはあの道具を取り出した。 メガスマッシュボールだ。
byエドセドラ

第15話 風にその名を呼んだなら

オリマーから受け取ったメガスマッシュボール。「何だ、これは…」リンクは、虹色の珠を不思議そうに見る。手の平に収まるほどの大きさだが、何か強い力を感じる。「それはメガスマッシュボール。深い森の奥にあった物を、俺達が見つけたんだ。」「よし…頼むぞ、メガスマッシュボール!」
リンクはそう言って、自分の胸の前にかざした。するとリンクは、メガスマッシュボールと一体化した。メガリンクの誕生だ。
リンクには翼が生え、マスターソードからは虹色の光が放たれている。「何ダ、ソノ姿ハ…」ネスシンカはPKフラッシュを繰り出すが、メガリンクはソードで切り落とした。翼で空へ羽ばたく。「喰らえ!」そのまま空中で連続攻撃。流れるような技に、ネスシンカ・リュカシンカも反撃できない。「コウナッタラ…行クヨ、ネス。」「ウン。」2人は巨大な炎の玉になる技・"PKスーパーダイナマイト"を使う。「負けるか、熱い正義の魂を受けてみろ! バードニックスマッシュ!!」滑空しながら切り裂く、メガリンクの必殺技とのぶつかり合い。それに負けた2体は、体内からレッドデビルが排出された。
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レッドデビルは、2体の赤いフロウスに再形成された。「みんな、そいつを頼む!」「任せろ!」スネーク・ゼルダ・Dr.マリオ・ソニック・オリマーは、ダッシュでフロウスに向かい、連続で必殺技を使う。止めにスーパードラゴンになったヨッシーが火の鳥のように貫いた。遂にレッドデビルに勝利したのだった。
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メガスマッシュボールはリンクの体内から出て元の姿に戻った。ネスとリュカを元に戻し、ファイター達は歩き始めた。「凄いな、このメガスマッシュボール。」「だがかなり疲労感がある。乱用は出来ないだろう。」するとネス達が、超能力で何かを感じ取った。「これは…マスターハンド達の力の結晶だ!」「そうか、フィギュア化してもなお、僕達に力を貸そうとこの世界に出現させたんだ。」彼らはマスターハンド達の思いを噛みしめ、旅を再開した。
by金魚

第16話 2つの力

リンク達がネスとリュカに取り付いたレッドデビルを解除したころ、ネオ亜空軍の拠点の建物では再びシャドーマリオとある者が会話をしていた。
「・・・様。レッドデビルによって操ったネスとリュカも敗れました。どうやらリンクがある物体から特別な力を得て倒したようです。」「・・・あの光る物体がそれ程の力を持っていたとはな。」「見たことがあるのですか?」「ああ。」
ある者はマリオ達のフィギュアを見ていたら、マスターハンドから光る物体ことメガスマッシュボールが出てくるのを見た。そして建物から出て、何処かへ消えたのだ。
「本題に移ろう。シャドーマリオ、マスターハンドとクレイジーハンドのフィギュアをこちらに転送しろ。」ようやく吸収の準備が整ったのですか。」「ああ。2人のフィギュアをここに持ってこい。」「承知しました・・・タブー様!」
ある者の正体はかつての亜空軍のリーダーであるタブーだった!タブーは一度ファイター達に敗れたものの復活し、そしてシャドーマリオを作り、ネオ亜空軍を組織したのだ。レッドデビルも、Drマリオが作った薬品をプリムを使って入手し、そこから作った物である。
「タブー様、持ってきました。今からそちらに転送します。」
シャドーマリオにより2人のフィギュアは転送され、タブーは吸収を始めた。「・・・成功だ。おお、力が漲ってくる・・・!」タブーは以前敗れた時のダメージもあり、正常な形を保ってなかったが、ようやく本来の姿に戻った。
「おめでとうございます。2人を吸収したとなると、かなりの力が手に入りましたね。」「それだけではない。2人の能力も使えるようになった。」「能力?」「ああ。マスターハンドからはこれだ・・・ハァ!」その瞬間、シャドーマリオの目の前に4人の黒いファイターが現れた。「シャドーリンク、シャドースネーク、シャドールイージ、シャドーフォックスだ。私が元の4人から力を分析し、ファイターを生み出す能力を使って作った。」ちなみにシャドーマリオはタブーが長い時間を掛けて能力無しで作られたものである。
「では、クレイジーハンドの力は?」「クレイジーハンドからはこれだ。ハァ!」その瞬間、シャドーマリオ達はもの凄い力を感じた。「これは・・・?」「自分や他の誰かの潜在能力を高める事ができる。」「なる程、どちらも凄い力ですね・・・。!?これは!?」その時、後ろの部屋から影虫が出てきた。シャドーマリオがその部屋を見てみると機械から大量の影虫がでていた。「機械の中に入っているMr.ゲーム&ウォッチの影虫を生み出すところにこの力を掛け、影虫を増殖させたのだ。」Mr.ゲーム&ウォッチはネオ亜空軍に捕まり、影虫を生産する物にさせられていた。
「しかし、こんなに生産してどうするのですか?プリムを量産するには少し多すぎかと・・・」「量産するのはプリムではない。」タブーがそう言うと影虫は形を整えていった。そして、車輪の上に青色の体と桃色の体を持つ形になった。
「これは・・・。」「オリジナルより戦闘力、特に耐久力は劣るが、これが数で襲い掛かるとなると、かなりの力になるだろう。」「なる程・・・」「では、作戦を言う。シャドーリンクとシャドースネークはリンク達。シャドールイージとシャドーフォックスはフォックス達の所に行き、奴らを倒すのだ。シャドーマリオは一旦ここに待機しており、影虫が多くできた時に二つの場所にばらまき、これを形成するのだ。あの光る物体は確かに厄介だが、レッドデビルで操られた2人を倒すほどの力を与えるとなるとかなり負担がかかるはずだ。連続して使えるものではない。発動したら効果が切れたその時を狙うのだ。では、行くのだ!」「はっ!」
タブーによって作られた黒い戦士達は拠点を出て、それぞれの場所にむかった。

by k

第17話 シャドーファイター

リンク達はデデデ城を目指して、湿地を歩いていた。「みんな、デデデ城はもうすぐだ。急ごう。」一行は走り始めた。するとその時。
黒いファイターが上空から現れた。
「俺!?」「私はシャドーリンク。」「私はシャドースネーク。お前達を倒すという命令でここにきた。」
リンクとスネークは自分を元に作られた黒いファイターを見て驚愕した。
「俺たちはここで止まる訳にはいかない!いくぞ!」戦闘が始まった。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
「喰らえ!勇者の弓!」「PKファイヤー!」「PKフリーズ!」リンク、ネス、リュカはシャドーリンクに攻撃した。しかし全て紙一重でかわされ、回転切りで反撃を喰らった。「ぐぁっ!くそ、もう少しで当たっていたのに!」「違うリュカ。あれは出来るだけ最小限の動きでかわしたんだ。そしてそこからの攻撃も素早く、重みを感じる。こいつらは一筋縄ではいかないぞ…!」
「お前達はここで終わる。私達に倒されてな。」「そうはいくか!」
先に進むため、リンク達は黒い戦士に挑む。

byガンマ

第18話 愛を失くした黒い戦士に十字架を

「頼む、ヨッシー!」リンクはヨッシーに、メガスマッシュボールを投げ渡した。すると、黄金の翼を生やし虹色の模様がある、メガヨッシーになった。リンクとメガヨッシーはシャドーリンクに、ゼルダ・Dr.マリオ・スネーク・ソニック・オリマー・ネス・リュカはシャドースネークに立ち向かった。
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メガヨッシーは炎の弾を飛ばす。盾で防がれるが、そのまま上空へ羽ばたき、地面を力強く踏み付けると、振動が起きた。それに怯んだ隙に、リンクが斬りにかかる。「ふん!」即座に反応したシャドーリンクとの鍔迫り合い。「力では私には勝てない…!」「そうかもな。だが…」リンクは後ろに跳躍しながら斬り付けた。「何!?」リンクはメガヨッシーの上に飛び乗った。「ドラゴンファイアー!」「スクリューアタック!」炎とブーメランの同時攻撃で、シャドーリンクは致命的なダメージを受けた。「トライフォースラッシュ!!」リンクの必殺技を受け、シャドーリンクは敗れた。
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シャドースネークと戦うファイター達。しかし様々な武器と体術で、確実に仕留められてしまう。「ドクタートルネード!」Dr.マリオの技も、素手で受け止められる。「全く、お前は私をさばく権利があるのかね?」「あるさ! この世界を守りたい… その思いを持っているんだから! …一部の存在があらゆるものの生き死にを自由にしようなんて、おこがましいとは思わないのか!」「ほざけ。それでも私はお前達を倒すんだっ、自分が生きるために!!」シャドースネークのスマッシュ攻撃で、Dr.マリオは吹っ飛んだ。
「はあぁ!!」そこにスネークが殴りかかった。「俺のオリジナルか。…いや、オリジナルは他にいるかな。」シャドースネークも殴る。2人の激闘が始まった。「ぐっ、馬鹿な、パワーは絶対に私が上だ…」その差を埋めていたのはスネークの分析力、そしてプライドだった。「どんな相手でも戦い方にパターンはある。それさえ見きれば…」「負けるか…」シャドースネークの手榴弾を、スネークが投げ返した。命中し、かなりのダメージを追わせることに成功した。「おのれ…」
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「スネーク、これを!」そこに戦いを終えたリンクが駆け付け、メガスマッシュボールを渡した。「よし!」左腕と両足の脛にアーマーを付け、改造RGB6を装備した、メガスネークになった。飛びかかるシャドースネークにパンチを放つと、大きく吹っ飛んだ。「ぐわぁ!」「ファイナルモード!」改造RGB6のリミッターを解除し、専用の銃弾を詰めた。「スーパーファイナルスマッシュ!!」銃弾がシャドースネークに直撃。ついに倒したのだ。
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「何とか助かったな。ん、これは…」「メガスマッシュボールから光が消えている。」「メガスマッシュボールにもエネルギーの限界があるんだな。回復するまでしばらくは使えないだろう。」
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その頃、ルイージ達のチームは、ある島に上陸していた。

by金魚

第19話 チーム名はオーシャン

ルイージ達が着いた島は、火山島だった。マグマが川のように流れ、遠くでは噴火活動も起こっている。「さすがにこんな危険なところには、拠点はないか・・・」「でも、エネルギーを集めやすい離島だ。兵器を量産したりする施設があってもおかしくない。」そう言って、彼らは歩き出した。
ふとルイージが言った。「そうだ、僕達のチーム名を決めない?」「いいかもな。」この提案で話し合い、チーム名はオーシャンに決めた。海を移動しながら戦うチームだからだ。
その直後。「いた・・・あいつらだ。」シャドールイージとシャドーフォックスが現れた!
byエドセドラ

第20話 悪をさえぎる壁になれ

チーム・オーシャンの前に現れたのは、ネオ亜空軍の刺客・シャドールイージシャドーフォックスだ。
「スマブラ粒子反応あり!」「破壊!破壊!!破壊!!!」シャドーフォックスのブラスターがファイター達に次々と命中する。「ぐっ、何だ、この威力は…」シャドールイージはファイアボールで攻撃。続けてルイージサイクロン。そこにドンキーがスピニングコングで真っ向からぶつかる。「無駄だ!」威力は桁違い。ドンキーは吹っ飛ばされ、倒れ込んでしまった。「ドンキー!」
全員が恐怖を感じたその時、1人のファイターが走ってきた。ディディーだ。「みんな、しっかり! ここの地形を見るんだ!」「…そうか!」ディディーの考えに気付いたファルコは、仲間に教えた。「何を話している!」シャドーフォックスのフォックスイリュージョン。しかしチーム・オーシャンはそれをかわし、反対方向に走り出した。「逃げる気か!」シャドーフォックスはそれを追い掛ける。ファイター達は谷を飛び越えた。「待て!」シャドーフォックスもジャンプ、谷を越えようとする。「今だ!」アイクの合図で、全員の飛び道具が放たれた! 「何!? ぐあぁぁ…」ここは火山島。谷底にはマグマが流れていた。「おのれ…アーウィンさえあれば!」シャドーフォックスはそのままマグマに落ち、消滅した。
「シャドーフォックス!」残ったのはシャドールイージだけだ。
by金魚

第21話 戦艦大空中戦

「残ったのは僕だけか・・・!」シャドールイージは、ルイージロケットでチーム・オーシャンに狙いを定めた。「俺を忘れるな!」「何!?ぐわぁ!!」後ろから、ドンキーの最大溜めジャイアントパンチが命中した。シャドーファイターとは言え、強力な技が命中し、倒された。
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その頃、海の上空に、怪しげな戦艦が浮かんでいた。ネオ亜空砲戦艦だ。その中で、シャドーマリオが待機していた。「シャドーファイターは所詮ただの囮。本命の影虫の用意は出来た。これを地上に落とせば我々の勝利だ・・・!」だが、ネオ亜空砲戦艦が攻撃を受けた!「何だ!?」シャドーマリオが外を見ると、戦艦ハルバードが飛んでいた。
「ネオ亜空軍!お前達の企みを阻止する!」ハルバードに乗っていたのは、ネオ亜空軍の存在を知り独自に動いていたチーム。メタナイト・カービィ・デデデ・ピット・プリン・ピーチ・ポケモントレーナー・C.ファルコンの8人だ。
「このチーム・スカイが!!」「くっ・・・!」
byエドセドラ

第22話 真の計画

「・・・予定を早めるか。」シャドーマリオはネオ亜空砲戦艦に入り、そこから亜空間へ移動した。
「此処まで来て何の用だ?」亜空間に入ったシャドーマリオはタブーと対談していた。「二つ用件があります。一つはカービィとメタナイトを含む8人、チームスカイが攻撃を仕掛けてきました。戦力の増加を願います。」「ならばこれを使え。」タブーはそう言い、レックウザとリドリーを生み出した。どちらもオリジナルより強化されている。「有り難う御座います・・・。」「もう一つは?」「それは・・・。」シャドーマリオはそう言った瞬間、タブーの後ろに回り込み・・・タブーの胸を貫いた。「!?何を・・・」「貴方がマスターハンド達を吸収したのと同じように、私が貴方を吸収します。」シャドーマリオは吸収を始めた。急所を突かれ致命傷を負ったタブーは反撃出来ない。「貴様、いつからこの様な事を・・・」「貴方がマスターハンド達を吸収すると言った時からです。貴方の力とマスターハンド達の力、それが合わさった物を吸収すれば最強の力を手に入れる事が出来、瞬く間にこの世界を手に入れる事が出来る。貴方は私の計画のほんの一部に過ぎなかったのですよ。」「ち、畜生ぉぉぉぉ・・・・・・」タブーは意識を失い、そのまま吸収された。
「さて・・・お手並み拝見といこうか。」シャドーマリオは大量のアロアロスとスパーを生み出し、レックウザと共に戦艦ハルバードに送った。
by k

第23話 襲いかかる空の刺客

メタナイト達は戦艦ハルバードのブリッジでネオ亜空砲戦艦の動きを見ていた。「!あれは・・・」そして、大量のアロアロスとスパー達が襲いかかってきた。奥にはレックウザもいる。
「敵の数が多いな・・・」ポケモントレーナーが呟く。「うん。だけどここで負けたら、一気にネオ亜空軍が有利になってしまう。みんな、行こう!」カービィの掛け声と共に、チーム・スカイは敵と戦い始めた。

レックウザは以前に比べ全てにおいてパワーアップしていた。大量の敵もいることもあり、チーム・スカイは苦戦していた。
「敵が多すぎる!キリがないぞ!」C.ファルコンは敵を倒し続けていた。
「こうなったら!」ピットはレックウザの前を横切り、敵が多くいるところに飛んだ。レックウザがピットにブレスを放つ。「今だ!」ピットはギリギリでかわしブレスは敵に当たった。多くのアロアロス達に当たり、敵の数は激減した。「今だ!ギャラクシアダークネス!」メタナイトが必殺技をレックウザに放つ。さらにカービィとデデデがハンマーで攻撃した。レックウザは力尽き、海へ落ちていった。「やった!」「っ!皆、喜ぶのはまだ早いぞ・・・」メタナイトが見た物、それはリドリーを始めとする、更なる敵の増援であった。

byゲルマニウム

第24話 決意

「増援か・・・。」Cファルコンとその仲間、チームスカイはネオ亜空砲戦艦から出てきたリドリー達を見ていた。「さっき使った作戦は使えないかもしれない。どうする?」デデデが仲間達に聞いた。「分担すればいいんじゃない?」ピーチが提案した。「そうだな。私とデデデ陛下、Cファルコンはリドリーと戦う。他の者はその他の敵と戦ってくれ。」メタナイトがそう言った。「了解!」チームスカイは再び敵と対峙し始めた。
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一方その頃リンク達は湿地から洞窟を経由して、遂にデデデ城に辿り着いた。「見て!戦艦ハルバードと何かの戦艦が戦っている!」リュカがネオ亜空砲戦艦と対峙している戦艦ハルバードを見つけた。「あの戦艦はネオ亜空軍の物と見て間違いないな。ルイージ達や戦艦ハルバードに乗っている奴らだって戦っているんだ。俺達も復活ブローチを手に入れたら、再びネオ亜空軍と戦い始める。みんな、いいな?」「勿論!」リンクが言った言葉にヨッシーが返答。当然他の者達も意見は同じだ。そして一行はデデデ城に入った。すると・・・「ん、ピカチュウ?それにマルス、どうしてここに?」城の中にはピカチュウとマルスがいた。「リンク達こそどうしてここに来たの?」「ああ、デデデから復活ブローチを貰おうと思ってな。あれ?そう言えばデデデは?」「リンク、実は・・・」
マルス曰わく、2人はデデデを含むチームスカイと行動していた。そしてネオ亜空砲戦艦に攻撃する祭に、城を空けてはいけないという事で、2人は城の見張りを引き受けたのだ。「ということはデデデは戦艦ハルバードに?」「ああ。それとリンク、お探しの物はこれかな?」マルスは奥から箱を取り出した。その中には復活ブローチが入っていた。「これは・・・でもいいのか?」「うん。デデデから誰かファイターが来た時には渡しといてくれと言われていたんだ。」「そうか。では・・・。」リンク達は復活ブローチを付けた。「それとリンク、実はこの近くでネオ亜空軍の拠点と思われる建物を発見したんだ。」「何!?それは本当か!?」「うん。しかも戦艦ハルバードからのデデデの通信によると、ネオ亜空砲戦艦には幹部のシャドーマリオが乗っている。つまり今、奴らの拠点には敵が少ない。拠点を叩くには絶好の機会だと思わない?」ピカチュウがそう言った。「しかも確か奴らの拠点にはマリオ達が捕らわれているよね?」「えっ!?マリオが!?」ネスが言った言葉に2人は驚いた。「ああ、マリオ達を助ける意味でも、今がいいな。よし、マルス、拠点の場所を案内してくれ。」「いいけどここの見張りは?」「そうか。ではどうしょうか・・・。」「見張りなら俺とソニックが引き受けよう。」Drマリオがそう言った。「ちょ、なんで俺まで・・・まあいいか。」ソニックも承諾した。「よし、みんな行こう!」一行は2人と共にネオ亜空軍の拠点へ向かった。

by k

第25話 愛を知らない哀しい悪魔

前編

メタナイト達はリドリーの火炎弾をかわす。デデデの投げたゴルドーがリドリーの羽にダメージを与え、ファルコンのキックが体勢を崩した。「マッハトルネイド!」メタナイトがコアを狙い、リドリーを破壊した。だが…「くっ、まだ来るか…」ネオ亜空砲戦艦から、ファウロンに乗ったプリムや、サイマルが飛んでくる。そのあまりに多い攻撃で、ピットピーチはフィギュア化され、戦艦に運ばれてしまった。「これではきりがない。みんな、しばらくここを任せる。」メタナイトはそこから離れ、ハルバードの操縦席に入った。砲撃の準備を始めたのだ。「発射!」大砲や二連主砲からの攻撃で、次々に亜空の敵を撃破した。「このまま亜空砲戦艦を攻撃する。何とか持ち堪えてくれ。」一度撃つと次の攻撃まで時間がかかる。メタナイトは再び砲撃の準備を始めた。このまま進み、2機の戦艦がすれ違う瞬間が狙い目だ。「目標、ネオ亜空軍。セーフティ・ロック、解除。エネルギー充填120%。」そして、その瞬間が訪れた。ハルバードの真横に亜空砲戦艦が並ぶ。「今だ、発射!!」側面の大量の砲台から、連続で亜空砲戦艦を爆撃する。亜空砲戦艦はこのダメージで墜落し始めた。
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こちらは亜空砲戦艦。「おのれ、この戦艦が墜とされるとは…」シャドーマリオはピットとピーチのフィギュアを抱え、自らの拠点にワープした。亜空砲戦艦が、海の底に消えた。静けさの方へ…。
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「くそっ、ピットとピーチが連れて行かれた…!」「ああ。だが、最悪の事態は阻止できたようだ。このままハルバードで拠点を探そう。」そう言って、チーム・スカイは再び動き出した。
by金魚

後編

ソニックとドクターマリオはデデデ城で見張りをしていた。マルスが見張りを必要としていたからだ。その時、ソニックがあることに気付いた。「…何か、変じゃないか? 復活ブローチがある時ならまだしも、それを渡してからも見張りを置くなんて…」「そういえば、確かに違和感があるような…」
2人は色々なことに気づく。自分が戦艦で戦いに行くなら、ブローチをここに置かず持ち出せばいいのではないか。城の見張りをしていたマルス達が、何故拠点を探し出せたのか。何を根拠に、シャドーマリオを幹部と言ったのか。そして必要性の感じられない"見張り"。「これは…まずいぞ…」「俺達を置いたのは、戦力を削ぐためか…!」2人は確信した。ピカチュウとマルスはネオ亜空軍だ。最初からデデデたちと共闘などしていなかったのだ。誰もいない城に乗り込み、ブローチを求めてファイターが来るのを待っていたのだろう。すぐに城を飛び出し、仲間を追った。「しかし、どこへ行ったんだ…」「あれだけの人数で動けば足跡が残るはずだ。それを探そう。」
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「ここだ。」リンク達はマルスに連れられ、洞窟の前に着いた。「ここに、ネオ亜空軍の拠点が…」「ああ。準備は良いか?」そのまま全員が洞窟に入った。「今だ!」マルスがそう言うと、洞窟の入口が巨大な岩で塞がれた。「何!?」「馬鹿どもが…、ここまで気付かないとはな。ここは拠点などではない。」2人は正体を現した。レッドデビルに操られたファイターだった。「そんなはずは… 操られれば目が赤く光る。」そう言われると、2人は目からカラーコンタクトを取り外した。「今はポケモンにもカラーコンタクトの時代だからね。」「くっ…」
「まさか、このブローチは…」「本物のブローチは、かつての戦いの中で壊れた。もう存在しない。しかもそれは…」マルスは箱を取り出した。さっきブローチを入れてあった箱だ。それを開き、箱の中にあるスイッチを押した。「僕の作った爆弾だ!」リンクのブローチが爆発した。「うわぁっ!!」その衝撃で、多くのファイターがダメージを受けた。「ここで葬り去ってやる。」続けてピカチュウは、箱を分解し、筒状の武器を取り出した。「…あの箱、二重構造か…」「僕たちはキャンベル大佐の元へ行って、武器を貰ったんだ。彼も正体に気付かなかった。」「…大佐に!?」ファイターたちは身構えた。「キャンベル大佐が"破壊の杖"と呼ぶこの武器! これで終わらせる。やれ、ピカチュウ!」「うっ…!」
すると、ピカチュウの動きが止まった。「…? どうした、早く撃て。」「えっと…、使い方が分からない…」「今だ!」その時、スネークが飛び出してその武器を強奪した。「しまった!」「お前たちには場違いだったようだな。これはグレネードランチャー・M79だ!!」そしてランチャーを発射し、2人に命中させた。「ぐあっ…、だが、使い方さえ分かれば…」「残念、もう弾切れだ。」スネークはそう言ってランチャーを捨てた。「くっ…」
「みんな、やるぞ!」リンクの声で全員が立ちあがった。スマブラの反撃開始だ。「ふん、仮に僕たちに勝ったとしても、あの大岩を壊し脱出するなど不可能だ。」「そんなことは後で考える。黙って負けるくらいなら、お前達の洗脳を解くまで戦う。」「ほざけ…!!」洞窟の中で、戦闘が始まった。
by金魚

後書き

すみません、長くなってしまいました。いくつかやっておきたい展開があり、それを盛り込みました。
まず、戦艦ハルバードについてですが、戦闘中に戦艦の装備を使わないことが気になっていました。この話では、砲撃に時間がかかり無闇に撃てない、ということにし、その砲撃で決着を付けました。まあそもそも、折角の「戦艦vs.戦艦」なのにずっと生身で戦っていて、戦闘に派手さが感じられなかったので、最後くらい豪快に空中戦を繰り広げたかった、というのもありますが。
次に、マルスとピカチュウの行動が不自然だったので、罠だったという展開にしました。また、拠点に関してはまだ本物まで辿り着くべきでないと考えました。多数のファイターが未登場の今、中途半端なメンバーだけが拠点に入ってもあまり良い展開に出来そうにありません。シャドーマリオがネオ亜空軍の首領になった状態でのストーリーも、しばらく続ける必要があると思いました。
今後の話ですが、シャドーマリオは戦闘の前線に出るべきではないと考えています。拠点にいて作戦を考えたり刺客を仕向ける、といった役割にしばらくは落ち着くのではないでしょうか。レッドデビルやメガスマッシュボールの活躍も、もっと見たいと思います。
by金魚

第26話 隠し通路

「一気に決着をつける!」リンクはメガスマッシュボールを取り出した。しかし、「!?発動しない・・・だと?」メガスマッシュボールにもエネルギーの限界がある。発動するために必要なエネルギーがこれまでの戦いで消費しておりエネルギーが足りずメガスマッシュボールは発動しなかったのだ。「まだ回復していなかったか・・・。」「隙あり!」「何!?ぐあっ!」マルスがリンクにシールドブレイカーを決める。「まずはリンク、君からだ。」マルスとピカチュウが攻撃しようしたその時!「ぐあぁぁぁぁ!な、なんだ!?」ピカチュウが突然爆発し、隣にいたマルスも巻き込まれた。「ふっ、お前達から武器を奪った時にC4爆弾を仕掛けておいたのだ。」爆発の原因はスネークにあった。「今だ!」リンクが2人に回転切りを当てた。「いけ!ピクミン!」オリマーが2人にピクミンを投げつける。「小癪な・・・。」2人はピクミンを振り払った。そしてマルスがマーベラスコンビネーションで、ピカチュウがロケットずづきでオリマーに攻撃する。だが・・・「PKフリーズ!」リュカがPKフリーズで2人を凍らせる。2人は動けない。「今だ、ネス!」そこにネスがPKサンダー体当たりを2人に決める。2人は吹っ飛んで壁にぶつかった。壁は崩れ、2人はフィギュア化した。「!2人から敵が!」2人から出てきたレッドデビルでバイタンが形成された。「任せて!」ヨッシーがごろごろたまごでバイタンを倒した。
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「すまないみんな。操られてたとはいえ、君達を騙してしまって・・・」2人は元に戻され、リンク達に謝罪した。「いいさ。それよりも今はここから出る方法を考えよう。」リンク達は2人を許し、出る方法を考え始めた。すると・・・「?あれは・・・。」オリマーが崩れた壁から何かを見つけた。それは、通路だった。「壁で隠されていたのか。ん?扉があるな。先程の衝撃で壊れているが・・・。」リンクは壊れた扉を見た。そしてその扉には、『デデデ城 地下室』と書いていた。「!?デデデ城に地下室があったのか・・・もしかしたらこの先に別の出口や何かがあるかもしれない。みんな、行ってみよう!」リンク達は通路を進んでいった。
数分後。入り口を塞いでいた岩が破壊された。破壊したのはシャドーマリオだった。そして砂と化したレッドデビルと通路を見つけた。「あの2人もやられたか・・・それにしてもここに通路があったとはな。やつらはこの先に・・・。少々状況は変わったが、始めるか。」シャドーマリオは黒い玉を取り出した。そしてその玉は形を変えデュオンとなった。それも1体ではない。その数・・・5体。「コピーデュオン、お前達の力を見せてもらうぞ。」コピーデュオンと名付けられたデュオン達は再び玉となり、通路を進んでいった。シャドーマリオは洞窟から出て拠点へワープした。その様子を見ていた者がいた。Drマリオとソニックだ。「あいつは・・・。」2人は洞窟に入り、レッドデビルと通路を見て状況を把握した。「やはり2人は操られていたか。俺のせいでこんな事に・・・。」Drマリオは砂と化したレッドデビルを拾ってポケットの中に入れた。「ソニック、俺はこれを元にレッドデビルを消す道具を作ろうと思う。」「!?そんな事・・・できるのか?」「まだこいつの成分を確かめてないからできるかはわからないが作ってみせる。それがこいつを作ってしまった俺ができる一番の罪滅ぼしだと俺は思う。」「そうか。頑張れよ。」「ああ。それより、あの黒い俺が何かを仕掛けたかもしれない。急ごう!」2人は通路を進み始めた。

by k

第27話 闇のデュオン部隊

リンク達は洞窟に隠されていた通路を進んでいた。すると、「ここは・・・」広間に辿り着いた。奥には扉がある。「皆、行ってみるぞ!」その時、リンク達の目の前に黒い玉が現れた。「何だこれは!?」「っ!形が変わっていく・・・?」黒い玉は形を変え、そして、デュオンとなった。「奴らの刺客か!」「倒すぞ!」
まずはリンクが下突きで攻撃した。するとデュオンが頭のブレードでスネーク、オリマー、マルスに攻撃。だが、「カウンター!」マルスはカウンターを取っていた。そしてマルスが反撃した後、「ディンの炎!」「PKフラッシュ!」「かみなり!」ゼルダとネスとピカチュウが攻撃。この攻撃でデュオンは倒された。「やったな。」「うん。でもこれだけで倒れるとはね。」ネスの一言で一行は不思議に思った。このデュオンは以前のと比べると耐久力が遥かに低い。また攻撃を喰らった2人も攻撃力が劣ると感じていた。すると・・・「っ!また同じ奴か!?」黒い玉が4個現れた。そしてデュオンに変形した。「奴ら、デュオンの量産に成功したのか!」同時に一行はデュオンの性能が低い事も納得した。「ここで負ける訳にはいかない!いくぞ!」リンク達は4体のデュオンと戦い始めた。

byゲルマニウム

第28話 愛しさを祈りに変えて

『コピーデュオン、我がネオ亜空軍の勇者よ、その命の灯が尽きるまで戦うのだ…!!』
シャドーマリオの声で、デュオン達は行動を開始した。2体のデュオンのレーザー攻撃で、ヨッシーとリンクにダメージ。「この…。マルス、メガスマッシュボールを使うんだ!」「メガスマッシュボール…? よし、やってみよう。」すると、銀色の鎧を身にまとい、白い翼を持つメガマルスになった。「エクスプロージョン!」剣先を突き出すと爆発が起き、デュオン達を怯ませた。「閃光剣!」素早い技で、1体の眼をつぶした。「流星剣!」そのまま胸を貫き撃破した。だが別の2体がミサイルと爆弾を使う。「彗星剣!」大量の剣の影がそれを切り裂き、2体の前で爆発させ、同時に破壊した。「よし、残りは1体だ。マルスをサポートするんだ。」リンクの掛け声で仲間達が飛び道具を使い、デュオンの動きを封じた。「行くぞ、バスターライフル!」剣が姿を変え、大型の銃に。「電光・グリッドシュート!!」強力なビームが発射され、遂に4体目のデュオンを倒した。

戦いを終えた仲間達の元に、ドクターマリオとソニックが駆け付けた。「2人とも、罠に気付いたんだな。」「ああ。」彼らは今戦った敵について話を聞いた。「量産型のデュオン、か。」「だが、メガスマッシュボールを使ったとはいえ大した力はないように感じた。最低でも1万体集めてから声をかけてほしいよ。」
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その様子を知り、拠点に戻ったシャドーマリオ。「コピーデュオンは失敗作と言いざるを得ないな。クレイジーハンドの力で影虫なしで生み出せるものの、あれだけ弱いとなると…」そう言ってレッドデビルを取り出した。「やはりこれと影虫が本命。覚悟しろ、スマブラよ。」
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リンク達は広間の奥にある扉を開いた。その中にはまだ通路があった。「このまま進もう。」「ああ。ところで、俺は罪滅びしにレッドデビルの解除剤を作ろうと考えているんだが。」「え?」
ドクターマリオはレッドデビルの砂を拾ったことを説明した。「俺が薬の開発をしていただろ、偶然この薬を作ってしまっただろ、」「それから恐らくネオ亜空軍に奪われてしまっただろ、」「その事件のあとは兵器利用だ、無制限に使うだろ、」「それが分かったころにはがっくりしながら戦うだろ、」「これじゃ、解除剤を作るのが俺の一番の罪滅ぼしになるのも、あたりまえだ。」「…いや、そのりくつはおかしい。」「…え、どうして…」
リンクは答えた。「そもそもお前に罪はない。この薬が出来たのも偶然だし、悪用されることを恐れて直ぐに処分しようとした。そうだろう?」「ああ、確かに…。」「悪気があって作ったわけじゃなく、更に最悪の場合を想定して最善の行動をとった。そんなお前に何も責任はない。"罪滅ぼし"という考え方はやめろ。」「でも、そんな薬があれば助かるのも事実じゃないのか?」今度はスネークが答えた。「それが完成するまでどれだけかかるか、全く見通しがつかない。今はネオ亜空軍の総攻撃が始まっていて、一刻を争う時だ。この状況で開発に集中するのは合理的でない。」ヨッシーやネス、リュカもそれに続ける。「それに薬品の開発をするなら、多くの精密な機材と、安全な部屋が必要のはず。いつ攻撃があるか分からないのに、安定して研究に取り組めるわけがない。」「こんな状況だ、1人で行動するのは一番危険だろう。となると護衛が必要だが、それよりも今は、前線に立って戦える仲間が欲しい。敵の拠点を探す為には、自分から動かなければだめだ。」「それに、僕達は一応対処法を知っている。とにかくフィギュア化すれば戻るんだ。」ここまで聞いて、ドクターマリオは考え込んだ。「そうか…、う~ん…」
by金魚

第29話 次なる島

その頃、チーム・オーシャンは、火山島を後にしていた。戦闘の後に島を調査したが、何もネオ亜空軍に関わるものは見当たらなかったのだ。そして彼らは、次の島に上陸した。
「ここは・・・ジャングルか。」その島は大量の自然で覆われていた。「よし、探索してみよう。」フォックスの提案で、全員が行動を始めた。
byエドセドラ

第30話 赤い燃えるあいつ

ここはネオ亜空軍の拠点。その一室に、シャドーマリオが立っていた。
「俺が吸収した、マスターハンド、クレイジーハンド、そしてタブー。その力を使いこなせるようにならなければ。特訓を始める。来い、お前達。」「「「ハッ!!」」」シャドーマリオの前に、5つの人影が姿を現した。彼らは…
「本家メカ○ャイガンならカニ○ンス推し! ザコレッドR!!」
「亜空からの使者! ザコブルーR!!」
「勇気凛々、腕はビンビン、亜空の音色はワンダフル! ザコイエローR・アズナンバー1!!」
「不自由の戦士! ザコグリーンR!!」
「いつもニコニコあなたの隣に這いよる亜空、ブーバスR!!」
「「「「「我ら、ザッコー電撃隊!!!」」」」」

「うん、一人だけ次元が違うというか、カオスな感じになっているが…。影虫で作ったお前達と戦い、力を付ける。命をかけて、かかってこい」その声で、4人が一斉に攻撃を始めた。
「シャドーキック! シャドーチョップ!」レッド、ブルーはあっけなく吹っ飛んだ。「シャドーフォール!」イエローとグリーンも同時に撃破された。残るはブーバスRだけだ。
ブーバスRは強風を使い、シャドーマリオの動きを封じた。「くっ、風をつん裂け、シャドーアロー!」実体化したエネルギーの槍が、標的を貫いた。「ぐわぁ! こうなれば、作戦変更、レッドデビル!!」ブーバスRはレッドデビルを飲む事で巨大化する。だがそれは、自らの命をも縮める、まさに最後の手段なのだ。「いい光景だ、巨大だな、だが無意味だ。シャドーナイフ!!」シャドーマリオはナイフを持って飛びかかり、見事に切り裂いた。
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「素晴らしい力だ…!! これなら、あの作戦を実行してもよさそうだ。」特訓を終えたシャドーマリオは満足そうだ。そして部下を呼び出した。「スマブラは予想以上にしぶとい。そこで究極の作戦を考えた。これが成功すれば、この世界は必ず我らの手に落ちる。」
その作戦は、この星の"核"を利用するというものだ。地表を掘り進め、核に到達し、そこにレッドデビルと影虫を大量投入する。「そうすれば、マグマは異常に活性化し、世界中に増幅した影虫が降り注ぐ。」
「だが、それにはあまりに膨大な時間を要する。スマブラに気付かれてはならない。行け、ワリオ、サムス、ルカリオ!! スマブラを食い止めろ。」
最後の作戦が、始まった。
by金魚

第31話 始まる計画

シャドーマリオは、マリオ、ピット、ピーチをレッドデビルで操り、指令を下した。「これからお前達には、地表を掘り進めるために改良したガレオム・ボーリングガレオムの製造の取りかかってもらう。プリムや影虫も、いくらでも使って構わない。3体完成したら知らせるのだ。」こうして拠点の地下で、大規模なボーリングガレオムの製造が始まった。

その頃リンク達は、隠し通路から抜け、デデデ城の裏口に着いた。「ここに繋がっていたのか。」「デデデが万一のことを考え、洞窟までの道を用意していたのだろう。」「ところでドクターマリオ、薬品の開発はどうする。」ネスの質問に、ドクターマリオは答えた。「・・・うん、やめておこう。今はネオ亜空軍との戦いに専念しないと。」そして城から歩きだそうとすると、操られたワリオが現れた。ポーキーを連れている。「いくぞ、みんな!」

ジャングルに上陸したチーム・オーシャン。そこに現れたのは、レックウザとルカリオだ。「勝負だ!」

そしてチーム・スカイのハルバードを襲ったのは、メタリドリーに乗ったサムスだった。「排除する・・・!」

byエドセドラ

第32話 誰にもきっとある不思議なパワー

リンク達に、ワリオとポーキーが戦いを挑んだ。「行くぞみんな、攻撃だ。」リンクの声で、ファイター達は走り出した。「おっと、いいのか? このポーキーの中には、8000ものプリムがいる。破壊すれば飛び出すぞ!!」「何!?」ワリオの発言を受け、ファイター達は止まってしまった。「今だ、ポーキー!」ポーキーのレーザーで、吹っ飛んでしまう。「くっ、どうすれば…。」ワリオは笑って言う。「諦めろ。お前らを幸せになんかしない。だって、あのお方はずっとこの世界を嫌いでいるから、永遠に!!」
その時だ。「お前の言ったウソは全てお見通しだ! プリムなんて入っていない!」ネスとリュカが超能力を使い、ポーキーの中を確認したのだ。「でかした。そうと分かれば…。ゼルダ姫!」ネオスマッシュボールをゼルダが受け取ると、シークに姿が変わり、炎を纏う大型の剣を持った、メガシークになった。「俺の言葉を信じないか…。やれ、ポーキー!」ポーキーはミサイルを発射するが、剣で焼き払われる。「ぐっ、突進だ!」「仕込針!!」突進しようとするポーキーの動きを、刹那の光が止めた。ワリオはバイクでぶつかりに行くが、メガシークはノーマルファントムを召喚して転倒させた。そして浮遊でポーキーの至近距離に着く。「烈火大鋸刀(れっかだいきょとう)・百花繚乱!!」その剣を使い、ポーキーを真っ二つに切り裂いた。「やっぱりウソだったんじゃないですか? 中に何もいませんよ?」「くそっ…!!」
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ゼルダは力を使い果たし、元の姿に戻った。スネークが言った。「残るはワリオ、お前だけだな。」「ふんっ…!」

by金魚

第33話 伝説のポケモン対決

「レックウザ、はかいこうせんだ!」ルカリオの指示で、はかいこうせんがチーム・オーシャンを襲う。何とか避けるが、ジャングルの木が倒れ、ダメージを受けてしまった。「くらえ!」そこにはどうだんが飛ばされた。
その時!「シャドーボール!」黒い玉が打ち消し、ファイター達を守った。「大丈夫か。」「お前は・・・」紫の体を持つ、長い尻尾の生えたポケモン。彼は・・・。「ミュウツー!」
byエドセドラ

第34話 男だけに隠された力があるのか

その頃、リンク達はワリオと対峙していた。しかし、ワリオはポーキーが敗れて一人だけになった上、レッドデビルによる能力も『磁石でコインなど金属製のものを引き寄せる』という、戦闘に特に役立たないものであった。こんな状態で11人のファイターを相手にまともに戦えるわけがない。
このままではワリオが一切の活躍もなく敗れることは必至なので、少しでも興味を引くために、ワリオの独白で物語を綴ってみよう。

気が付いたら同じ技でばかりトライ…
そしていつも同じ攻撃で飛ばされる…
諦めずに11人相手に挑戦するけど、すぐに希望を失っちまうよ
メガスマボがあれば、楽に最強の姿になれるはずだが
何回やっても、何回やっても、リンクが倒せねぇよ!!
あの爆弾、何回やっても避けれない!
後ろに回ってワリオっぺこいても、回転切りで追撃される
追加のレッドデビルも試してみたいけど、所持なしじゃ意味がない
だから次があれば勝つために、俺はレッドデビルは最後までとっておく…

ワリオは健闘したが、やはり倒され、レッドデビルは赤いローダに再形成された。「もう少しだ。みんな、やるぞ!」

気が付いたらチャンスももう少ししかない…
そして、いつもそこで再形成する…
諦めずにファイターのとこまでたどり着くが、突進以外やることなくなる
仲間の元にいけば、楽にファイターを倒せるだろうが
何回やっても、何回やっても、ゼルダから逃げられない!!
横移動の炎は何回やっても避けれない!
横に動いて撹乱を狙ってもいずれは動きを読まれる
ジャンプも試してみたけどアイツらの包囲網はくぐれない
だからいつかは絶対勝つために、俺はファイターには最後まで取り憑いておく…

こうしてローダは倒された。ワリオを仲間に加え、リンク達は旅を再開した。
by金魚

第35話 ついに確信

リンクが気付いた。「そう言えば、ローダは向こうに逃げようとしていたな。」その方角には氷山があった。今度はスネークが言った。「不利になった相手が逃げるとすれば仲間がいる場所。と言うことは……」みんなは確信した。拠点は氷山の方角だ。「行くぞ!」
byエドセドラ

第36話 誰でも一つの太陽

マリオは森の中で目を覚ました。「ん…夢か…。」
「マリオ!」「ピチュー! 無事で良かった。森の外の様子はどうだった?」「もう敵がうじゃうじゃいる。ここが見つかるのも時間の問題だよ。」「くそっ…!」ネオ亜空軍との戦いが始まって約1ヶ月。あまりに強すぎるネオ亜空軍の攻撃で、スマブラ達、いやこの世界は、滅亡の危機に瀕していた。世界中の建物が破壊され、自然が焼き払われ、空にも敵が飛んでいる。
「この世界に残っているファイターは、ここのみんなだけか…。」ここにいるのは、マリオ・ピチューの他に、ピット・ピーチ・アイスクライマー・ガノンドロフ・クッパ・こどもリンク・ロイ・Mr.ゲーム&ウォッチ・ルカリオ・サムス・ワリオ・ミュウツーだ。クッパが言った。「マリオ、お前さっき寝ていたな。お前は最前線で戦い続けているんだ。疲れが溜まっているんじゃないのか。」「いや大丈夫だ。それよりさっき良い夢を見たんだ。」「夢?」
「ああ。夢の世界だと、俺がネオ亜空軍に捕まってるんだ。それでネオ亜空軍は世界に総攻撃を始めたんだけど、スマブラのみんなが、力を合わせて次々敵を倒していく。敵にやられてフィギュア化することもあるんだけど、仲間が触れてくれれば元に戻るんだよ。それから、メガスマッシュボールっていうアイテムがあって、それを取るとスマブラはパワーアップして……」そこまでマリオが言うと、みんなは笑い始めた。「ハハッ、やっぱりマリオは疲れてるんだよ。そんな夢を見るなんて。」「そうさ。敵にフィギュアにされたファイターは、永遠に元に戻らない。分かっているだろ?」「そんなすごいアイテムがあれば、一度見てみたいよ。現実は、スマブラがネオ亜空軍より優位に立つことなんて、もはやあり得ない。」
マリオは小さな声で言った。「…俺達はもう、駄目なのか…。」沈黙が始まる。だがルカリオが言った。「…何言ってるんだ。お前が設計したボーリング何とか、あれさえあればこの世界を救えるかもしれないんだろ?」「そうだよ。マリオのおかげで、捕まっていたピットやピーチも、助け出すことができたんだ。」「…そうだな。」
その時だ。森の中にレックウザとメタリドリーとポーキーが現れた。「しまった。見つかった!」すると、ルカリオ・サムス・ワリオが立ちはだかった。「ここは私達に任せろ! 早く逃げるんだ!」「そんなこと出来るか!」一緒に戦おうとするマリオを、ガノンドロフが引っ張る。「逃げるぞマリオ。お前が唯一の希望なんだ。」ワリオが言う。「逃げてくれマリオ。お前と共に戦えたこと、誇りに思うぜ。」「ぐっ…!」
マリオ達は森から逃げた。「急げ、追手が来るぞ!」その瞬間、ワリオの悲鳴が轟いた。ワリオがフィギュアになったようだ。「そんな、ワリオ―――!!!」
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『はっ…夢か…。』マリオが意識を取り戻したのは、レッドデビルに操られている時だ。『きっとマスターハンド達の力だ。フィギュアから一度だけ元に戻る力だが、このタイミングで効くとはな。』マリオの体はボーリングガレオムの建造を続けていた。『あんな夢を見るなんて。…俺達はもう、駄目なのか…。』その時、遠くから声が聞こえた。「シャドーマリオ様、操っていたワリオがやられました。」「そうか、仕方ない。所詮足止めだ。」マリオはそれを聞いて、少し安心した。仲間達は懸命に戦っている。『頼むぞみんな。みんなが唯一の希望なんだ。』
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チーム・オーシャンの前に現れたミュウツーは、ルカリオに勝負を挑んだ。「貴様、何者だ?」「いでんしポケモン・ミュウツー。対ネオ亜空軍法第一条、ミュウツーは、いかなる場合でも令状なしに悪を攻撃することができる。第二条、ミュウツーは、相手がネオ亜空軍と認めた場合、自らの判断で相手を処罰することができる。」「…本当にそんな法律があるのか?」「第二条補則、場合によっては抹殺することも許される。」「無視かよ…。」

by金魚

第37話 オーシャンVSレックウザ

「お前達がチーム・オーシャンだな。手を貸そう。ルカリオは私が相手をする。」「ありがとう。僕達はレックウザを!」ルイージがそう言うと、ミュウツーはルカリオを引き離した。離れた場所で勝負を付ける気だ。
レックウザはドラゴンテールでオーシャンを吹き飛ばした。「くっ、いくぞ、スターフォックス!」ウルフ、フォックス、ファルコの3人がブラスターを使うと、レックウザの動きが止まった。その隙にロボットがトゥーンリンクを上空まで運び、下突きでダメージを与えた。しかしレックウザも一筋縄ではいかない。りゅうせいぐんを使い、隕石を落として来た。「ここは俺達が!」アイクとドンキーが立ち向かった。パワータイプの力強い攻撃で、隕石を破壊した。レックウザはドラゴンクローを使うが、ディディーがスマッシュ攻撃で反撃した。「今だ、ルイージ!」そして最大まで溜めたルイージロケットが発射され、レックウザにとどめを刺した。レックウザは崩れていく。影虫から出来ていたようだ。
その頃ミュウツーとルカリオは、ジャングルの奥で戦おうとしていた。ルカリオの姿が変わった。レッドデビルの力だ。「その姿は・・・!」「私の究極の姿だ・・・!!」ルカリオの体は色違いのものとなり、一回り大きくなった。手足には黒い模様が浮かび、頭の後ろの器官は波導の力で常に浮いている。「この姿になればスピードが上がり、更に攻撃、特に格闘と鋼の技の威力が強化される。行くぞ!!」
byエドセドラ

第38話 何度でも捨てては見つけ

前編

ルカリオは波導を溜め始めた。ミュウツーも精神を統一している。「はどうだん!」「シャドーボール!」はどうだんの方が強い。シャドーボールは打ち消され、ミュウツーはダメージを受けた。「くっ…!」「私に勝てると思っているのか?」
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一方こちらは、戦艦ハルバードで移動するチーム・スカイ。そこに、メタリドリーに乗ったサムスが現れた。「排除する…!」ファイター達はハルバードの中の操縦室にいる。モニターからサムスの姿を確認した。「あれは…! くっ、あいつも例の兵器に操られているようだな。」「ど、どうすれば…。」怯えを隠せないデデデを、メタナイトが落ち着かせる。「待て。ハルバードの装甲は丈夫だ。簡単には壊せない。このまま砲台を使って倒すんだ。」メタナイトは砲台を操り、攻撃を始めた。しかしサムスのチャージショットが、それを撃ち落とす。「なんて正確な射撃、パワーアップしているのか。」そして遂にメタリドリーは、側面の壁まで辿り着いた。メタリドリーは鋭い尻尾を何度も突き刺し、走行に亀裂を入れた。「まさか、壁が…!」最後にその怪力を使い、壁をこじ開けたのだ。内部にメタリドリーの顔が覗いているのを、モニターで確認したファイター達。「くそっ、みんな、急いで追い払うんだ。戦わなければ勝てない!」チーム・スカイは、すぐに侵入された場所に移動した。
「そこまでだ、サムス、メタリドリー!!」6人は敵の前に立ちはだかった。メタナイトはギャラクシアとマスターソードを手にした二刀流だ。「よくも私の船を。ここで駆逐する!」「ふん、決意したのか。お前達は弱いくせに、根性はあるからな。」真っ先にメタナイトが斬り付けた。メタリドリーも、狭い空間ではあまり大きく動けず、ダメージを受けた。「メタナイトに続け!」ポケモン3体のかえんほうしゃ、みずてっぽう、はっぱカッターが動きを封じる。さらにカービィとデデデのダブルハンマー攻撃。そしてプリンが転がるを、ファルコンがファルコンパンチを使い、壁の穴に押し戻した。「よし、このまま船の外へ!」「させるか!」サムスはメタリドリーに何かを命令した。「何だ…?」するとメタリドリーは、高速で突進し、ハルバードの内部を壊しながら一気に突き進んだ。「馬鹿な…。あんな無茶をすれば、メタリドリーも…。」ファイター達はサムスを追い掛けた。するとそこで見たのは、すでに息絶え、影虫に戻ったメタリドリーだった。「そんな…、仲間が傷付くことを覚悟して進んだと言うのか!?」ポケモントレーナーがそう言うと、サムスは答えた。「そうさ。ハルバードの内部まで来なければ勝機はない。そう踏んだからな。」サムスは笑みを浮かべ、こう続けた。「何かを変えることのできる者がいるとすれば、大事なものを捨てることができる者だ。必要にせまられたのなら、人間性をも捨て去ることができる者のことだ。何も捨てることができないお前達には、何も変えることはできない。」「いや、私達には、仲間を捨てない強さがある。お前とは異なる強さだ。」「ふん、言っていればいい。」
by金魚

後編

チーム・スカイ対サムス。決戦が始まった。だがファルコンは言う。「いくら強くても、メタリドリーもいなくなりお前は1人だけ。勝てると思うか。」「勝てるさ。排除してやる、一匹残らず。私が賭けたのはここからだから…。」サムスは奇妙な指輪を影虫にかざした。するとそれを吸収し、巨大な姿になった。「まさか、こんな手が…!」巨人化したサムスはもはや人語を話していない。暴走しているようだ。「この…、マッハトルネイド!」メタナイトの回転技も、サムスの蹴りで弾かれる。リザードンがいわくだきを使うが、腕を鋼鉄に変えて防がれた。更に爆弾を使って攻撃される。「こんな化け物相手に…。」その時、メタナイトがみんなに呼びかけた。「みんな、私に命運を委ねてくれないか。こっちへサムスを誘導するんだ。最後の手段が残っている。」「メタナイト…。」「信じよう。地球と宇宙の名誉を守る為にな。」ファルコンが答え、仲間達も頷いた。
全員がダッシュで駆け、サムスをあるポイントに導いた。「今だ!」メタナイトがスイッチを引くと、無数の弾丸が壁中から飛び、サムスに大ダメージを与えた。「万一のことを考えて用意していた武器だ。さあとどめだ、行くぞみんな!」「ああ!」5人の技がサムスの動きを封じているうちに、メタナイトのギャラクシアダークネスが決まった。
フィギュア化したサムスを元に戻すと、意識が戻った。「ここは…。」「操りが解けたようだな、サムス。」するとレッドデビルはブーバスに再形成し、風を放ってきた。「私に任せてくれ!」サムスはワイヤーを使い、壁を伝って接近した。そして後ろから回し蹴りを使って倒した。
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「さあ、ネオ亜空軍の拠点を探すぞ。」ハルバードの損傷は激しく、あまり長距離は移動できそうになかった。「メタナイト、スーツのコンピュータに今までの移動経路が残っているようだが…。」「本当か! すぐに解析しよう。」サムスのスーツの記録を見ると、氷山からこちらに向かったことが分かった。「氷山までなら持ちそうだ。行こう。きっとそこが敵の本拠地だ。」するとサムスが言った。「ねぇ…記録が残っていなかったらどうやって敵を見つけるつもりだったの?」メタナイトは少し考えた「私にはわからない。ずっとそうだ…。自分の力を信じても、信頼に足る仲間の選択を信じても、結果は誰にもわからなかった。だから…」「そうか、悔いが残らないほうを自分で選び続けているんだね。」「ああ…。」
リンク達に続き、チーム・スカイも氷山を本拠地だと確信した。スマブラの反撃はここからだ!

by金魚:すみません、長くなったので前後に分けました。

第39話 逆襲の勇者

ルカリオとミュウツーの死闘は続く。不思議な因縁で、ミュウツーは自分が倒すことに専念している。ルカリオのはどうだんを、ミュウツーがねんりきで弾く。だがその隙にルカリオは接近。はっけいを決められた。ミュウツーはテレポートで距離を取ろうとするが、しんそくで追い駆けられ、せいくうけんを当てられた。
その時、チーム・オーシャンのみんなが駆け付けた。フォックスが言う。「大丈夫か、今助ける!」「待ってくれ、こいつは私が決着を付ける!」そう言われ、仲間達は見守ることを決めた。
「ありがとう。必ず勝とう。」「勝てるものか!」ルカリオのはどうげきで、ミュウツーは木に叩きつけられた。「くっ、かなしばり!」「かげぶんしん!」一瞬のすきを突かれ、反撃を受けてしまったミュウツー。それをルカリオが掴む。つかみはどうがじわじわとダメージを与える。「負けない・・・私は・・・!」「・・・ん?」「負けない!!」その強い思いが、波導となってルカリオの頭に響いた。「ぐわっ!!」波導の力を高めているルカリオには、相手の感情がダメージとなったのだ。「今だ!」ミュウツーは至近距離からテイルウィップを当て、シャドーボールで追撃した。
「ま、まだだ。喰らえ、はどうのあらし!!」「・・・私の究極の力をお見せしよう。サイコストライク!!」2つのエネルギーの光線がぶつかった。そして、ミュウツーの波導に怯んだルカリオは押され、止めを受けフィギュアに戻った。フィギュアからは赤いバズーカプリムが再生したが、アイクとドンキーがバズーカを破壊し、全員の飛び道具で倒した。
元に戻ったルカリオは、みんなに礼を言った。すると、自分の飛んで来た後に波導が残っていることを感じ取った。「こっちの方向に、ネオ亜空軍の拠点がある筈だ。」「そっちには、たしか氷山があったな。よし、船を出して向かおう。」遂に3チームとも、拠点の位置を突き止めた。決戦の時は近い。
byエドセドラ

第40話 突入

「う…う~ん…。」「マリオ、目を覚ましたのか。」「ここは…、古い城か。俺はまた夢を見ていたようだな。」ネオ亜空軍との戦いが始まって約1ヶ月。信じられないほどのネオ亜空軍の攻撃で、スマブラ達、いやこの世界は、滅亡の危機に瀕していた。世界中の文明が破壊され、武器が焼き払われ、海にも敵が潜んでいる。「そうだ、ルカリオとサムスは! 無事なのか!?」「いや…、帰ってきていない。恐らく…。」「そうか、ワリオに続いて2人とも…。」また大切な仲間を失ってしまい、マリオは苦しい思いがした。「悔やんでばかりいてはだめだ。ここは敵に気付かれていない。しばらく休息を取ろう。」「ああ。」
安心して休みを取ろうとするファイター達。しかし、そこで予想外の攻撃を受けた。城中にプリムが大量発生したのだ。「何!?」「なぜこんなところに敵が!?」その時、ロイが気付いた。ミュウツーの眼が赤く光ったのだ。「まさかお前、既にレッドデビルにやられていて、ここまで潜伏していたのか!?」「フフ、そうさ、私はエスパーの能力で居場所をネオ亜空軍に伝えたのだ。」「くそっ、みんな、逃げるぞ!」スマブラ達は城から逃げた。信じていた仲間に裏切られたマリオ達の胸は、張り裂けそうだった。
残ったファイターは、マリオ・ピチュー・ピット・ピーチ・アイスクライマー・ガノンドロフ・クッパ・こどもリンク・ロイ・Mr.ゲーム&ウォッチ。「これ以上仲間を失う前に…。俺の兵器だけが頼りなんだ。必ず完成させてやる!!!」
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『はっ…また夢か…。あんな夢を見るなんて…。』マリオは意識を取り戻した。『この兵器が完成する前に…。みんなが頼りなんだ。必ず阻止してくれ!!!』
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3チームはほぼ同時に、氷山の前に辿り着き、合流した。リンクが言う。「みんな、ここからは一緒に行こう。…と、その前に、それぞれの情報を共有した方がいいな。」
スマブラチームについて、スネークが説明する。「俺達は元々、世界中を回る為に2つに分かれたチームの内の1つだ。主に陸路で拠点の捜索を続けて来た。まず復活ブローチを手に入れようとデデデ城へ向け出発した。ブローチは既に失われていたものの、その道中でメガスマッシュボールというものを手にした。」
チーム・オーシャンについてはルイージが話す。「僕達は、さっきの2チームの内のもう1つの方だ。途中でトゥーンリンクに合って、彼の海賊船に乗せてもらい、海を移動していたんだ。今は氷山に来るために、船から降りたけどね。」
そしてメタナイトは、チーム・スカイについて。「私達は独自にネオ亜空軍について調べ、戦艦ハルバードで拠点を探していた。シャドーマリオの計画を防ぐことには成功したが、仲間のピットとピーチをさらわれてしまった。ハルバードは氷山に入れる大きさではないから、外に置いてある。」
その他にも今までのことを伝え合い、氷山が拠点だと確信した。「そうか。よし、突入しよう。どこかに入口があるはずだ。」その時だ。彼らの前に敵が立ちはだかった。赤い眼をしたアイスクライマーだ! コピーデュオンも大量に連れている。「ここから先へは行かせない。」
by金魚

第41話 僕は弟だから

「今度はアイスクライマーか・・・分かった。私達チームスカイは、後ろのちょこまかしているデュオン共を片付ける。あの双子は頼んだぞ」そう言ったメタナイトは、自らのチームと共に奥の方に走って行った(正確には滑空しながら、だが)。
「待て、俺達も行こう。オーシャン達、すまないが頼む」あの人数だけでは時間がかかると踏んだスネークは、あちらに援護を向けるようだ。それを察したチームオーシャンは了解し、再びアイスクライマーの方へと向く。
と、覚悟を決めていたフォックスの前に、光る球体が浮かび寄る。
「それはメガスマッシュボール!そいつらとの戦いに使ってくれ!」遠くから言うスネークの説明を受け、オーシャン達は誰が使うか考える。
その時、前に出たのはルイージだった。
「・・・この戦いはさ、シャドーマリオが黒幕だし、兄さんだって捕らわれてるんだよね。・・・兄さんが、最もこの戦いに関わってるんだ。この戦いの中で一番重要なのは兄さんだとも、僕は考えてる。・・・お願いだ、このボール、僕に使わせてくれないかな」
マリオにそっくりだが、中身は明らかな黒。それに最も精神的ダメージを受けたのはルイージだ。それは、オーシャンの皆・・・いや、全てのファイター達が分かっている事だった。
「分かったよ、ルイージ。君に託した。援護は俺達がするから安心しな」フォックスはそう言い、今も自分の目の前で漂っているメガスマッシュボールをルイージに投げるように渡した。
「頑張れよ、ルイージ」
「ありがとう」
いつも弱々しく、頼りなかったルイージが、自信に満ちた表情でそのボールを受けとり、いつものような笑顔で礼を言った。


いつでも最大攻撃が放てる、と言わんばかりの体制を取っていたアイスクライマーの前に現れたのは、全身が淡い緑の炎に包まれた、メガルイージだった。
「僕だって・・・僕だって戦えるんだ!」

by(^ω^ 突然乱入してごぬんなさい←

第42話 マリオ兄さん、今どこに?

操られたアイスクライマーと戦うのは、元チーム・オーシャンのメンバーだ。
メガルイージは強化されたファイアボールでダメージを与えた。するとポポはアイスショットを、ナナはブリザードを使った。「オバキューム!」メガルイージの背中に掃除機のような装置が現れ、攻撃を吸い取った。「何、あんな技が!」「恐ろしい子!」更に吸い込んだ氷を塊にして反撃した。「くっ、まだだ、行けガルアイス!!」2人は手を合わせ、無数のガルアイスを産み出した。「こいつらは任せろ!」他のメンバーが次々と倒していく。「この…、ダブルハンマー攻撃!」「スーパージャンプパンチ!」メガルイージの攻撃が決まった。「とどめだ、スーパールイージロケット!!」必殺技が命中し、アイスクライマーはフィギュア化、レッドデビルは赤いアロアロスとしてよみがえった。

「みんな、アイスクライマーは倒した。もう一息だ。」「よし!」復活したアイスクライマーも加勢してくれた。
「回転切り!」「エクスプロージョン!」「天空!」「下突き!」「マッハトルネイド!」コピーデュオンを5人の剣が斬り裂く。
「ピカチュウ、でんげき! プリン、ころがる! みんなはさんみいったいだ!」「はどうだん!」「シャドーボール!」ポケモンたちの技が、ガルアイスを一掃。
「ルイージチョップ!」「ぐるぐるパンチ!」「スーパーシーツ!」メガルイージ、ワリオ、ドクターマリオはアロアロスを追い詰めて囲み、同時技で倒した。
「ピクミン投げ!」「同時に行くぞファルコ、ブラスター!」「ああ、ブラスター!」「クローブラスター!」「チャージショット!」「ファルコンキック!」「ファイナルカッター!」「ハンマースイング!」宇宙を渡った者たちが、残ったコピーデュオンを破壊した。

こうして仲間を加えたスマブラ一行は、今度こそ氷山に突入しようとした。だが…。「そういえば、どこから入るの?」「あ…。」「まずは、入口を探すのが先だな。」
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その頃、シャドーマリオの元に、こどもリンクが駆け付けた。「何、スマブラが地上でこの場所を見つけ出しただと?」「はい。しかも、警備のアイスクライマーが倒されました。」少し悩んだシャドーマリオだったが、このまま作業を続けることを決めた。「ボーリングガレオムは既に1体完成した。奴らは倒せばよいだけ。」そう言うと、ガノンドロフクッパロイピチューを呼んだ。「お前達、ネオ亜空軍四天王の力を使う時が来たようだ。俺の力を与えよう。必ずスマブラを倒してこい。」
by金魚

第43話 発見!

ロボットは周囲の分析を始めた。するとある一か所が空洞になっていることが分かった。それをみんなに知らせるが、どうみてもそんな隙間はないといった反応だ。しかしアイスクライマーがアイスショットを使うと、赤いサイマル3体が現れた。レッドでビルを取り込み強化されているのだ。「あいつらが氷に擬態していたのか!」「立体映像のようなものだったんだな。」それに気づいたスネークが手榴弾を投げるが回転ではじき返された。それを今度はフォックスがリフレクターで返すが、レーザーで破壊された。しかし、その煙がまき散り、サイマルの視界を遮った。その隙にメタナイトのマッハトルネイドが決まり、一度に倒された。
「よし、侵入しよう。今メガスマッシュボールを持っているのはルイージだな。」「気を付けろよ。」全員が空洞から下に降りると、丈夫な床があった。だが辺りは真っ暗だ。
byエドセドラ

第44話 出会いの数だけ変わる世界

前編

よくここまで来たな、スマブラの諸君!!」突然シャドーマリオの声が轟いた。「ネオ亜空軍、お前たちもこれで終わりだ!」「まあ待てスマブラよ。ずっと戦い続けて飽きただろう。ここからは、普段とは違う勝負で決着をつけようじゃないか。」「何!?」すると彼らの前方が照らされ、4人のファイターが現れた。「紹介しよう。彼らはレッドデビルで操り、更にクレイジーハンドの力を最大まで使い強化した戦士だ。その名もネオ亜空軍四天王!!」「まさかお前、クレイジーハンド達を吸収したのか!?」「あの薬レッドデビルっていうんや…。」
「最後の約束! ファイアクッパ!!」炎をまとい赤い体を持つクッパだ。
「神秘の水脈! ウォーターロイ!!」水を扱う青色のロイ。
「祈りの風! ウィンドピチュー!!」風を武器とする緑のピチューだ。
「地球の力! ランドガノンドロフ!!」土を自在に操る黄色のガノンドロフ。
シャドーマリオは再び話し始めた。「さて、勝負を始めようと思ったが…、お前たちは30人以上いる。あまりに数の差が大きい。ここはもう少し、平等に行こうではないか。」「何だと?うわぁぁ!」すると強い風が吹き、みんなはバラバラにはぐれてしまった。
・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
「…ん、ここは…。」リンクたちが飛ばされたのは少し明かりがあるが何もない部屋だ。一緒にいる仲間も目を覚ますと、またしてもシャドーマリオの声が聞こえた。「これでお前たちのチームもちょうど4等分だ。お前たちはそれぞれ、炎の間、水の間、風の間、土の間で勝負してもらう。」リンクたちの前にはクッパが現れた。
by金魚

後編

ここは炎の間。ファイターたちの前に、チーム割りが示された。

リンク・ヨッシー・ワリオ・ルイージ・フォックス・カービィ・C.ファルコン・デデデ
ゼルダ・リュカ・スネーク・マルス・ドクターマリオ・トゥーンリンク・ポケモントレーナー・サムス
ロボット・ミュウツー・メタナイト・プリン・ディディー・オリマー・ネス・ファルコ
ピカチュウ・ソニック・アイク・ドンキーコング・ウルフ・ルカリオ・アイスクライマー

「大体分かったかな?私がマスターハンドの力を使えば、スペシャルゾーンと呼ばれる特殊なバトル空間を作り出すことができる。それぞれ違うルールの対決がお前たちを待っているぞ。この空間での勝負に勝てばお前たちの仲間は元に戻り、拠点を進める。ただし負けた場合は、お前たちはフィギュア化してしまうからな!」「なるほど、空間の力で、勝負の結果がそのままフィギュア化に反映されるわけか。」「勝手にルールを決められるのは癪だが、まあ、勝てば良いんだから楽か。」その時、リンクは自分がメガスマッシュボールを持っていることに気付いた。少し小さくなっているが、風が吹いたときこれも4等分にされたのだろう。
「ではそろそろ行こうか。ロイ、ピチュー、ガノンドロフにクッパ。混ぜてスペシャルなショータイムだ!」
その一声で、炎の間は一気に開けた。「ここは…レース場?」
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 炎の間『スマブラ大戦GP(グランプリ)』

  • スマブラチーム8人vsクッパチーム8人によるレース対決。
  • クッパチームはファイアクッパ+プリム7体。
  • まず全員が控え室に行き、乗る自動車(一部例外あり)を決める。
    • ジャンプなどで一時的に空中に出ることは可能だが、長時間滞空できるホバーなどの機能は排除してある。
  • レース場にはトラップも仕掛けてあるが、一本道なので迷うことはない。
    • スタート地点とゴール地点は別。
    • コースから飛び出してしまった場合、スパーが元の場所に戻す。
    • 車が完全に操作不能になった場合はリタイア。
  • 攻撃による相手への妨害が認められる。ファイターの能力によるものでも、車の機能によるものでも可。
  • 最初にゴールしたものの所属するチームが勝者。

「最初のゴールだけで決まるのか…。」「敵のことだ、クッパ以外は妨害に徹するかもしれないな。」


~控え室~
ファイターたちは次々と乗り物を決めた。

エポナ中量級-cc『ゼルダの伝説 時のオカリナ』(1998)
クライズデール種の馬。他の馬より足が速いが、気性が荒く懐きにくい。
攻撃手段:なし

リンク「俺はエポナで行こう。車じゃないけど…。よろしくな。」
ちなみに日本では馬は軽車両扱いなので、乗って公道を走ることができます。

ワリオバイク重量級150cc『メイド イン ワリオ』(2003)
「ワリオカンパニー」の社員のDr.クライゴアが作った、ワリオ専用バイク。
攻撃手段:なし

ワリオ「俺はこれしかないだろ。最大時速は350kmだぜ!」

グリーンファイアー中量級100cc『マリオカート ダブルダッシュ!!』(2003)
重量・加速・安定性に欠けるが、中量級の中ではスピードは非常に速い。
攻撃手段:なし

ルイージ「うん、これにしよう。何となく僕と似たものを感じる…。」

ランドマスター重量級100cc『スターフォックス64』(1997)
スターフォックスチームが保有する、「超高性能回転式地対空戦車」。
攻撃手段:砲台、ローリング攻撃

フォックス「スピードは出ないが、敵への妨害としては優秀だな。」

ワープスター軽量級100cc『カービィのエアライド』(2003)
星型の乗り物。プッシュ→ダッシュという独特の走り方をする。
攻撃手段:星型弾

カービィ「やっぱりこれかな。空は飛べないようになってるんだね。」

ウィリーバイク
・デデデカスタム
中量級100cc『カービィのエアライド』(2003)
デデデ用にカスタムされたウィリーバイクで、全性能に変更が見られる。
攻撃手段:なし

デデデ「うわ、なつかしい…。これに決めた。」

ブルーファルコン中量級150cc『F-ZERO』(1990)
オーソドックスなF-ZEROマシン。青いボディが特徴。
攻撃手段:なし

C.ファルコン「お前とも長い付き合いだな。今回も頼むぜ。」

さて、問題は…。「う~ん、いつも僕は乗られる方だからなあ、選ぶのに慣れてないや。どれがいいんだろ。…あっ!」

レースカー軽量級80cc『ディディーコングレーシング』(1997)
動物たちの暮らすティンバーアイランドで、レースの際に使われる車。
攻撃手段:なし

ヨッシー「これとか使いやすそう。細かいこと分からないし、これでいっか。」

そしてこちらはクッパチーム。プリムたちは全員同じ車に乗るらしい。

ローダ軽量級-cc『大乱闘スマッシュブラザーズX』(2008)
亜空軍が影虫から生み出した、バイク型の生物。
攻撃手段:スピンジャンプ、トゲ

プリム達「コレニシヨウ…。」「全員デ妨害ニ回ルゾ…!」

ネオ・キングクッパ
(フレイムカスタム)
重量級180ccオリジナル
ファイアクッパ専用の、究極のレースカー。その性能は未知。
攻撃手段:火炎放射、火山弾、カッター、チェーンハンマー

ファイアクッパ「俺がチューンアップした最強の車だ。これで勝利は確実…!」


~スタート地点~
ついにレースが始まる。合計16両の車が一か所に集まった。走行距離は約10km。
「何だ、あの車は…。」「フフフ、俺専用の車だ。スピードの雨が止まらないぜ…!!」
3...2...1... スタート!!!
・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
「シャドーマリオ様、なぜこのような勝負を?」「こちらはボーリングガレオムが完成すれば勝ったも同然だからな。時間を稼ぐのに、ルールつきの勝負はちょうどよい。それに、戦力を分ければそれだけ向こうの勝率は下がるだろう。」
ネオ亜空軍の策略はなおも続いているのだった。

by金魚
後書き:今後は4つの部屋の勝負を、それぞれ3~5話ずつ使って、順番に描いていきたいと思います。

第45話 レースの幕開け

3...2...1... スタート!!!
合図とともに、マシンが一斉にスタートした。しばらくはごく普通のルートで、まっすぐ走る。
加速・スピードの両面で優秀なのはファルコンだ。まだあまり差はないが、そのファルコンを先頭に、ルイージ、デデデ、クッパ、プリム×2が続く。「よし、クッパの車はこの中で最速ではない。このまま優勝してやる!」ファルコンがやる気になっていると、クッパは笑った。「ばかめ。このレースは妨害ありだ!」クッパの指示で、プリム達がファルコンに突進した。すると、その衝撃でブルーファルコンはコースから外れた。「しまった!」「フハハ、スパーがコースに戻すまで、時間のロスになるぞ!」
クッパは続けて、ルイージに突進するようプリムに命じた。だが、
「グワァァ!」「何ごとだ!?」
一番後ろを走るランドマスターが砲撃し、プリムの1体を倒したのだ。「くっ、これだけ大きなダメージを受けては、このローダは走行不能だ。早くもリタイアか・・・!」のこったプリムは6体だ。
「みんな、ランドマスターのスピードでは優勝は難しい。俺は援護に徹するから、ゴールは頼んだぞ!」
byエドセドラ

第46話

第47話

第48話

第49話

第50話

コメント

ログ

  • はい。今後、同様の事が起こらないように、トップページに明記しておきます。 -- 金魚? 2013-12-08 (日) 13:26:12
  • kさん>第26話について質問があります。洞窟の中に通路があったのは何故ですか?シャドーマリオの実験とはなんですか?黒い玉は何ですか?ドクターマリオがレッドデビルをポケットに入れたのは、本当に何故ですか?
    少しくらいの謎なら、続きの話で解明とかできるのでいいのですが、ここまで謎が多いとちょっと・・・。後に書く人のこと、もう少し考えて下さい・・・。 最初の戦闘シーンも、なんだかあっけないと思います。 -- エドセドラ? 2014-02-12 (水) 09:34:09
  • すみません、書き方が悪かったですね。ではここで説明します。まずシャドーマリオの実験とはコピーデュオンの性能がどれほどの物か試すという事です。(今考えるとこの場合実験と書くのはちょっと合わないですね・・・修正しておきます。)またコピーデュオンは玉に変形させて簡単に持ち運ぶ事ができます。黒い玉とはこれの事です。通路の事とDrマリオがなぜレッドデビルを拾ったかについてはまた追加しておきます。また今回このような内容になってしまったのは、僕の話は他の方の話と比べると長くなってしまい、今回の話も書いている時にこれ以上長くしてはいけないと思い戦闘シーンも短くして、最後のDrマリオの事についても拾った理由を後の話で書けばいいと思って省略してしまったのです。ですが今回の書き方は本当に酷いですね・・・第24話も不自然があるように書いてしまいました。今後は話の内容もできるだけ短くし、話を読んだ方に多くの謎を生まないように心掛けていきます。本当にすみませんでした。 -- k? 2014-02-12 (水) 11:28:53
  • 連コメ失礼します。話の内容を修正し、またある程度戦闘シーンを追加しました。 -- k? 2014-02-12 (水) 12:01:28
  • ありがとうございます。 -- エドセドラ? 2014-02-12 (水) 12:36:30
  • 話に動きがないので書きました。余談なのです。 -- 2015-03-29 (日) 09:03:49
  • ↑トップページやここのコメント欄に書かれて居るように、原則としてforに基いた創作は禁止です(↑8参照)。唐突にクラウスが出るのも少し…
    また個人小説なら兎も角、この場で個人のオリジナルキャラを使用するのは若干微妙な所もありますし、客観的に見て解り難いです。(詳しい点は自分も解らないので判断は金魚氏に任せますが…) -- チャカラ? 2015-03-29 (日) 14:10:55
  • ↑了解、追記します -- 2015-03-29 (日) 16:12:15
  • チャカラさん>スイートさんについてですが、明らかにここの活動を妨害するのが目的の行為を続けていたので、投稿制限することにしました。ルールというのは秩序を保つためにあるわけで、何だかんだと言い訳してルールを掻い潜ろうとしても、その行為が秩序の維持を阻害するものであれば不適切と判断します。 -- 金魚? 2015-03-29 (日) 18:09:05
  • ↑はい、了解しました。 -- チャカラ? 2015-03-30 (月) 06:41:17