セブンが書いた長編小説です。
大まかな設定はニンテンドーの世界があり、その中にマリオ達の国(キノコ王国など)があるという感じです。
キャラ設定は全員初対面では無いと言う事にして置きます。
登場キャラクターはXにいるキャラクターの他には、
DXのキャラやキノピオなどの脇役のキャラクターが出ると思います。
プロローグ
ここはニンテンドーという世界。
この世界では毎日の様にお決まりの日常とパターンが繰り替えされて来た。
そして今日もその時が始まってきた。
だがその流れを変えようとする者がいた。
そしてその計画は今、実行されようとしていたのだった。
第1話 始まり
ここはキノコ王国と言う王国。
ここでは毎回クッパという悪者にピーチ姫がさらわれてしまい、
そしてマリオが助けに向かい倒されることが続いていたのだった。
そして今日もキノピオがマリオに助けを求めてくる・・・
キノピオ「マリオさん!ピーチ姫がクッパにさらわれてしまいました!」
マリオ「なにっ!今日はまだ月曜日なのにもうさらわれたのか!」
いつもは毎週日曜日にクッパが来るのでマリオは驚きを隠せない様子だった。
キノピオ「はいそれでクッパ城へ来いと手紙が届いてきました。」
マリオ「勘弁してくれよ・・昨日助けたばっかりなのにまた行くのかよ・・・」
マリオはがっくり肩を落として呆れていた。
キノピオ「そうですね・・昨日あれだけやられてもまた来るなんて普通は無理ですよね・・」
マリオ「いくら亀の大王と言っても早すぎだろ・・まあ良い今すぐ行くからお前は城に戻ってくれ」
そう言ってマリオはキノピオを帰らせた。そしてマリオは家で出発の準備をしていた。
ルイージ「兄さん昨日も言ったのにまた行くなんて大変だね・・」
マリオ「本当だよ全くクッパの奴何を考えているんだ・・」
ルイージ「そうだね・・クッパはどうしても兄さんを倒したいみたいだね・・」
マリオ「いっその事もう殺してやるか・・」
ルイージ「に、兄さんそれはやり過ぎだよ!」
マリオ「ははジョークだよ!さてそろそろ行ってくるかじゃあなルイージ帰ったらごちそうを作ってくれよ」
そう言ってマリオはクッパを倒しに向かったこれから起こる事も知らずに・・・
第2話 友との再会
1-1のステージにて・・・
クリボー「マリオめーこの体当たりを受けてみろー」
だがあっさりと避けられてマリオに踏みつけられる・・・
クリボー「ぎゃぁぁぁー」
マリオ「ふぅーいくら雑魚敵と言ってもこれだけ相手に出来るかよ・・」
マリオは一面に広がるクリボー達を見て呟いた。
マリオ「仕方が無い別の道を通るか・・」
そう言ってマリオは別の道から向かう事にしたのだった。
そして数時間後・・・
マリオ「さてここ当たりで少し休むか・・」
そう言ってマリオは近くの木陰で休み始めた。
そして少し休んで再出発しようとした時、何者かがマリオの近づいていた。
マリオ「だ、誰だ」
マリオはとっさに身構えたが近づいていた者が何者かが分かった瞬間マリオは腕を下ろした。
マリオ「お、リンク久しぶりだな!」
リンク「ああマリオさんじゃないですか!」
マリオはリンクと言う青年と握手をした。
リンク「本当に久しぶりですね」
リンクは持っていた剣を背中にしまいながら言った。
マリオ「そうだな確か最後に会った日は二年前にハイラルに行った時以来だな」
マリオはその時を思い出す様に答えた。
リンク「ところでマリオさんは今からクッパ城に行かれるのですか?」
マリオ「ああ今からクッパを倒しに行くんだ。あいつ昨日もやられたのにまだ懲りないんだ」
マリオが苛々しながら答えた。
リンク「そうですか・・・こっちもガノンドロフが復活してゼルダ姫がさらわれてしまったので今から助けに行く所です。」
リンクが罰の悪そうな表情で答えた。
マリオ「お互い大変だなー」
リンク「そうですね懲りない魔王を何度も倒すと言うのは大変ですよねー」
マリオ「そうだよなー向こうも一度はこっちの身にもなって欲しい位だよ」
二人は余程ストレスが溜まっていたのだろう、
この会話はずっと続き三時間後にようやく話が終わったのだった・・・
マリオ「おっともうこんな時間かじゃあそろそろ行くか」
リンク「そうですねそれではお互い頑張りましょう」
二人はここで別れるはずだった。
だがその時地面に大きな穴が空き、二人はその中に落ちていってしまったのだった。
第3話 :暗闇の世界
???「・・・さん、マリオさん!」
・・・・・誰かが俺を呼んでいる。
だがさっき俺は確かにあの大きな穴に落ちたはずだ・・・・・
ならばこの声の主は誰だ?俺は・・・死んだのか?・・・・ここは黄泉の世界なのか・・・俺は・・・
だが次の瞬間この声の主が分かった・・・
マリオ「・・・・リンクか・・・・・・」
リンク「マリオさん!よかった・・・なかなか目を覚まさないので私はてっきり・・・・ってそんな場合では
ありませんね・・・・・」
二人は周りを見渡したが、周りには何も無く、ただ宇宙の様な景色が見えるだけだった・・・・・
マリオ「何も無いな・・・・・」
リンク「はい・・・私も近くを回って来たのですが、何も見つかりませんでした・・・・・」
リンクはこの幻想的な世界の中でも冷静に答えた。
マリオ「それにしても一体ここはどこなんだ?足場は一つしか無いわりにはすごく広くてわけがわからないな」
マリオは冷静さを忘れて途惑っていた。
リンク「恐らくは誰かが私達をここに呼び出したのでしょう。それにしても誰が一体?・・・・」
???「ほう、なかなか勘が良い様だな」
マリオ&リンク「だ、だれだ!」
二人はとっさに身構えた。
???「安心しろ危害を加えるつもりは無い、ただ君達と話がしたいだけだ」
そう言って声の主が現れた。その姿はなんと右手の様な形をした生物だった。
第4話:
二人は声の主の姿を見て驚いていた。
この世界に来てたくさんの不思議な物は見たが、手の姿をした奇怪生物までは考えもしなかったからだ。
???「これは失礼した。いきなり現れて名前も名乗らないとは実にすまないな。私はマスターハンドこの世界の創造者とでも言っておこうか」
そしてマスターハンドは指を鳴らした。するとだんだん宇宙が消えていき夕日の景色に変わった。
マリオ「う、嘘だろ・・・まさか本当にこの世界の主なのか?・・・・・」
リンク「そう信じるしかなさそうですね・・・・・」
二人は驚きを隠せなかった。
マスター「まあそろそろ本題に入るとしよう。お前達は毎回悪の大王を相手にしているが、それを辞めてみようと思った事はないのか?抜け出したいと思った事はないのか?」
マスターが質問をしてきた。
マリオ「それはまあ無いと言う事は無いけど、でも俺達が辞めたらあいつらは俺達の国や全てを奪ってしまう、だから
こうして毎日頑張っているんだ」
リンク「私も同じです。辞めてみたいと思う事はありますよ。それでもやっぱり大事な物を守るためにやらないといけないのです」
マスター「ほう、それは実に立派なものだな。だが私は君達がいつまでも戦っているのは余りにも荷が重過ぎると思った。そこで私は君達にプレゼントをしよう。さあ手を出すがいい」
二人は途惑ったがおとなしく手を出した。
すると二人の手には虹色に光る玉があった。
マスター「それは'’スマッシュボール'’それさえあれば自分の最大限の力を得てどんな敵も倒せるほどの威力と破壊力を持てる。ただしその力はとても膨大で使いこなすには自分の心の器が大きい者に限られている」
マリオ「それで俺達にこんな物が使えるのかよ!?」
休みます・・・