創作シリーズ/創作キャラクター/GUILTY GEAR X

Last-modified: 2021-09-28 (火) 19:16:15

GUILTY GEAR X

闇慈

GUILTY GEARシリーズから御津 闇慈(みと あんじ)が参戦。
生物兵器ギアによって国を滅ぼされたジャパニーズと呼ばれる一族の末裔。曲がったことが嫌いな熱血漢で、考えたら直ぐに行動を起こすタイプの人間。ギアの生みの親とされている『あの男』に会い、真実を確かめるべく世界中を放浪している。
CV:五十嵐亭

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

まさに舞のような優雅な戦闘スタイルに独自のシステムを併せ持ち、それらを強みとするテクニカルなオールラウンダー。
基本性能は中々バランスが取れている。体重は平均を若干だが上回り、幾分打たれ強い。空中制動力に至っては極めて優秀で、ジャンプ力こそ並程度だがその長所から空中戦もお手の物で復帰力も悪くない。歩きやダッシュといった地上での移動速度は平均を多少下回っているが、どちらもあくまで多少のレベルで大きな弱点になるほどではない。一方、通常ワザは"絶扇"という名の扇子を武器として使用した攻撃が主軸になるが、全体的にリーチが不足気味で性能や挙動も若干特殊性の強い攻撃が多い。そのクセダメージとふっ飛ばし力などは並の域を出ないのが辛いところ。必殺ワザも技バランスは良好だが、やはり普通のキャラとは一味違った性能の技がほとんどを占める。それらの技を使いこなすにはそれなりの腕前が必要になるだろう。
また、このキャラだけの特徴として一部の通常ワザに『ガードポイント』と呼ばれる独自の性質が存在する。ガードポイントとは文字通り動作中の特定のタイミングで自動でシールドガードと同じ効果が発生する瞬間のことを指し、このガードポイントを持った技は上手くやれば敵の攻撃を防ぎつつの攻撃が可能。スタンダード故に目立った強みのないこのキャラの大きな武器になるので、是非ガードポイントに対応している各種通常ワザの性質を熟知して使いこなしたいところだ。
・B:疾
扇子を構え、そこから青白い蝶の形をした飛び道具を撃ち出す。
発生と弾速が遅いうえに射程距離が若干短く、そのうえダメージも低い。後隙は比較的小さいものの、普通に使うとあまりぱっとしない技。だが、この技はいずれかのキャラやステージの地形などに着弾すると飛び道具の形状が蝶から鳥の形に変化、その場で上方向へ跳ね返りつつ落下していくという軌道を持つ技に変化する。この鳥の部分は単発ダメージがそれなりに優秀なうえ、ガード不能という驚異的な性質を持つ。また、その攻撃の軌道からジャンプを抑制しやすく、空間制圧力にも優れる。使い方次第で非常に強力な技に化けるので、その性能を最も活用できる場面を選んで使っていこう。
・B(空中):針・弐式
両腕を交差させるように振り抜いて斜め下へ光球を発生させる。
発生は速いものの、その場で攻撃するためにリーチが極端に短い。そのうえ動作時間が長く空振りするとかなり大きめの隙を晒してしまう。その分ダメージとふっ飛ばし力は強力で、メテオスマッシュになっているのも利点。攻撃判定が異様に強いのも特徴で、地上からこちらを迎撃しようとしている相手にぶちかますのも面白い。ただ、技後はしりもち落下になるので多用し過ぎるのは危険。また、この性質のため空中の高い位置で使用すると着地するまでの長時間に渡って行動不能に陥ってしまうので使用の位置には細心の注意を。
・横B:風神
両手の扇子を構え、青い風をまとって突進する突進技。追加入力で派生技に移行可能。空中では使用不可。
発生と突進速度に優れるほか、ダメージとふっ飛ばし力もそこそこ優秀。ただし、突進距離が短く空振りには注意したい。加えて技後の隙も若干大きく、下手に使うと反撃の的になりやすい。できるだけ下記の派生技でフォローしたい。
スマッシュ入力を行うと技の性能が若干変化、突進距離が伸びると同時に技の出初めに長い無敵時間が付属するようになる。これにより防戦時の切り替えしや乱戦からの脱出手段などにも活用していけるようになるが、攻撃後の隙は通常版よりもさらに増すので多用は厳禁。
・(風神中)A:凪刃
扇子で足元を薙ぎ払う。
発生が速く、上記の横必殺ワザ"風神"の攻撃後の隙を狙って攻撃してこようとする相手に対して使うとヒットさせやすい。ただ、この技も後隙は少々大きめなので何も考えずに振り回すのは危険。その辺は相手との読み合いになるだろう。また、ダメージとふっ飛ばし力はまずまずと言ったところだが、どうにもリーチが短いので間合いには細心の注意を払いたい。
・(風神中)B:臨
前方へ大きく踏み込みつつ絶扇を振り下ろす。
発生こそやや遅いものの、動作の出初めにガードポイントが発生する時間帯が存在するのが大きな特徴。上手くタイミングを合わせれば敵の攻撃を防ぎつつ一方的に攻撃していくことも可能で、やはり上記の"風神"のフォローに使いやすい。ダメージとふっ飛ばし力も豪快な見た目通り強烈で、そのうえメテオスマッシュ判定を持つ。攻撃前に踏み込む距離が長いおかげでリーチにも優れ、さらに攻撃範囲も広いという特徴もあるため乱戦では多数の敵を巻き込みやすいのも利点。何かと強力な技だが、技後の隙はきっちり大きめ。先述したように発生が遅いのでつかみ技に負けやすい点にも注意がいる。
・上B:陰
両手を掲げて前方へジャンプ、掴みかかる。つかみ技のためガード不能。
技が成立すると巨大化させた扇子で包むように電撃を浴びせてダメージを与えつつふっ飛ばす。ダメージとふっ飛ばし力がこのキャラの技の中では最高クラスに大きく、ヒット時のリターンも随一。発生が速いのも頼もしいが、地上にいる相手にはヒットさせられないのが難点。また、ヒットさせた場合も攻撃時間が若干長く、乱戦だとその隙に横槍を受けないように注意。このほか縦方向への上昇力が大きい反面、横方向に対する移動距離が短いので復帰に使う際はその点にも気をつけよう。因みにヒット時のみ技後もある程度の行動が可能。空振りした場合は無条件でしりもち落下になる。
・下B:戒
前方へ小さくジャンプしつつ両足で踏みつけ蹴りを放つ。
発生はやや遅いものの、攻撃後の隙は少ない。ダメージとふっ飛ばし力もそこそこ優秀で、ジャンプしながら攻撃を行うという性質上、打点の低い攻撃に対しては一方的に避けながら攻撃をヒットさせやすい。近距離戦でアクセント的に使っていくといい。
空中で使用した場合はその場から真下に向けて落下、地上版と同様に踏みつけ蹴りを放つ。技の出初めに一瞬その場で停滞するので発生は遅い。が、落下速度が抜群に速いうえにダメージとふっ飛ばし力も地上版より増しているので、当たれば強い。攻撃判定が比較的強いので敵の対空攻撃を潰しやすいのも嬉しい。ただ、着地した際の隙もデカいので乱用は危険。また、言うまでもないが下に足場のない場所で使用すると自滅して終わってしまう。
・最後の切りふだ:一誠奥義「彩」
巨大化させた扇子を横向きに回転させ、最後に扇子を閉じて挟み込んで〆。
攻撃範囲は若干狭いが、発生が速いうえに総合的なダメージも優秀。〆の挟み込みはヒットさせた相手を真上に打ち上げる性質があり、ふっ飛ばし力が高い。このことから高い威力を持つ最後のきりふだとなっているが、攻撃後の隙が大きいという思わぬ弱点もあるので使用の際はその辺りも意識しておきたい。
・登場演出
定位置に巨大な扇子が出現、その裏側から闇慈が現れ扇子を仕舞い込みつつ構える。「始めっからトバしてくぜ?」or「常勝不敗がモットーでね」or「何発俺に当たるかな…?」
・キャラ選択時のボイス
「俺は知りたいだけさ、全てをね」
・アピール
上アピール:片手に持った扇子で口元をあおぐ。「やる気がねぇなら帰えんな!」or「退屈だぜ…」
横アピール:両手の扇子を構えてポーズ。「やるしかねぇっ!」or「トドメといくぜ!」
下アピール:閉じた扇子で自分の頭を軽く叩く。「敵いませんなぁ」or「中々に舞うねぇ」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:番傘を手に持った状態で仁王立ち。「いつでも相手になってやんぜ?」
勝利ポーズ2:画面手前へ扇子を持った片手をかざしつつ扇子を閉じる。「成敗!」or「未熟!」
勝利ポーズ3:両手に持った扇子で自身の姿を覆い隠しつつ、姿を消す。姿を消す瞬間に無数の青白い蝶がその場から舞い上がる。「天地に無双の舞だ…」or「義憤をして我に及ばず」

ジョニー

GUILTY GEARシリーズからジョニーが参戦。
ジェリーフィッシュ快賊団という名の空賊の船長を務めるナイスガイ。
CV:若本規夫

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

金髪慧眼の白人という出で立ちながら刀を武器として扱うキャラで、他を寄せ付けない高い攻撃力が大きな長所。
まず目立つ特徴として全体的な技のダメージとふっ飛ばし力が高い点が挙げられる。そのうえ刀を使った通常ワザや必殺ワザはどちらもリーチに優れ、相手の間合いの外から一方的に攻撃していきやすい。これらの特徴から攻撃面に関して言えばトップクラスの性能を持ったキャラといえる。また、その高身長からか体重も平均と比べて幾分重めで打たれ強いという長所も持ち合わせる。このほか、必殺ワザの"ミストファイナー"と下必殺ワザ"グリターイズゴールド"を活用した原作ばりの攻めは非常に個性的で、普通のキャラとはまた違った戦い方のできる面白味もある性能となっている。
一方、高い攻撃力と防御力の代償に機動力は低め。歩きとダッシュは平均以下の速度しか持たず、空中制動力も悪い。ジャンプ力こそ平均クラスだが前述の欠点から復帰力も期待できないのも大きな短所と言える。また、通常ワザと必殺ワザ、どちらも若干性能にクセがある攻撃が多いせいで慣れない内は使い辛い感が強いのも否めない。そのうえ飛び道具らしい飛び道具を一切持たないので、遠距離戦に徹せられるとその機動力の低さから厳しい展開に陥りやすいのも難点。使いこなすには相応の腕前が必要な上級者向けのキャラ。
・B:ミストファイナー
コマンドを入力するとその場で刀を構える。追加入力で派生技に移行可能。因みに空中では使用不可。
構え中にBボタンを入力することで素早く刀を抜き放ち、横薙ぎの斬り払いを繰り出す。リーチが異様なまでに長いうえにダメージもそこそこ優秀。ただしふっ飛ばし力は一定のため決め手にはならない。加えて後隙も若干大きいので空振りすると危険。構え中はこの技以外の一切の攻撃が出せなくなるものの、シールドボタンで構えをキャンセルしてシールドガードへ移行可能。また、左右へのスティック入力を行えば前後の緊急回避へと移行ができる。
斬り払い自体の発生は非常に速いものの、かならず構えを経由してから攻撃を出す必要があるせいで接近戦では使いにくい。その長いリーチを利用して中距離から近づいてこようとする相手を追い払うように使うといい。このほか、構え中にスティックを上下に入力しながら技を出すことで原作にも存在する上段と下段バージョンの斬り払いを繰り出せる。それぞれ攻撃の方向が足元と上方向に変化し、上段はジャンプで近づこうとする相手に、下段は通常の攻撃が空振りしてしまいがちなサイズの小さいキャラに対して使おう。
そしてこの技の最大の特徴は原作と同様に下必殺ワザ"グリターイズゴールド"をヒットさせているとそれに応じてこの技のレベルが上昇、性能も強化されるという性質を持つ点。初期状態のレベル1からレベル2、レベル3まで二段階の強化が可能。
レベル2の状態では攻撃の動作が速くなるうえにふっ飛ばし力も増すので使い勝手のいいフィニッシュ技として運用できるようになる。動作が素早くなるため後隙も減っているのが嬉しい。レベル3の状態になると一度に9回の斬り払いを素早く放つようになり、総ダメージが必殺ワザとは思えぬほどに上昇、〆の一撃はふっ飛ばし力も高いため威力と決定力を両立する極めて強力な技になる。が、攻撃中は周囲に対して無謀になるので乱戦だと横槍を受けやすいのが玉に瑕。また、レベルが上がるごとに構えに移行するまでの動作も速くなるため、結果的に攻撃の発生も速くなる。
・横B:ジャックハウンド
刀を構えて前方に高速で突撃、斬り払いを切り出しつつ納刀する突進技。追加入力で派生技に移行可能。
攻撃中に他のキャラと接触した場合はすり抜けつつ攻撃を行う。発生と突進速度が非常に速く、またダメージとふっ飛ばし力も優秀。ヒットさせた相手を真上にふっ飛ばすのも特徴。これらの性能から強力な技ではあるものの、技後はヒットの有無に関わらず刀を収める動作が入るせいで後隙が非常に大きい。突進距離も若干短めで、間合いを見誤って敵の目の前で空振り、なんて目も当てられないことにならないように注意。
また、納刀の動作中にBボタンの追加入力を行うと同様の攻撃を自分が元いた場所に向かって繰り出す。
こちらもダメージは大きいが初段と違ってふっ飛ばし力は一定のため決定打にはならない。発生と突進速度が速い、突進距離が短い、といった点は初段と同様。このほか上記のような初段を攻撃を空振りした際の逃避手段として使えるが、こちらも攻撃後に納刀するせいで後隙が大きいのは変わらないのであまり意味はない。最後の悪あがき的に使おう。
・横B(空中):燕穿牙
どこらともなく取り出した酒瓶を刀で斬り裂きつつ炎を発生させる。
発生は若干遅いがダメージとふっ飛ばし力は優秀で、リーチもそこそこ長い。また噴き出た炎にも攻撃判定があるおかげで攻撃範囲も広い。ただし、技後はしりもち落下になってしまうため必要以上の乱発は危険ということを肝に銘じておこう。
・上B:ディバインブレイド
前方に向かって鋭い軌道でジャンプ。追加入力で派生技に移行可能。
ジャンプは発生が速く、そのまま派生技を出さなかった場合はかなりの距離を移動できるので復帰技として有用。ただし、一度でも技を出すと着地するまで派生技を出す以外の行動に移れなくなるので使用は慎重に。ジャンプ中にBボタンを入力すると、その場で急停止、滞空しつつ炎を纏った拳を振り下ろす。拳からは火柱が伸び、かなり下まで届くので相手の思わぬ位置からでも攻撃できることも。ダメージとふっ飛ばし力はまずまずといったところだが、メテオワザなので当て方によっては高い決定力を発揮できる。が、横に対するリーチは極端に短いうえに技後はしりもち落下になるので使用する場面は選びたい。
・下B:グリターイズゴールド
前方に向かってコインを指で弾いて飛ばす飛び道具。
コインは放物線を描いて飛んでいき、地面に落ちると消える。発生が非常に速く、後隙も皆無なため使う分には気軽に使える。が、逆にそれ以外の性能はお粗末なもので射程は短いうえに弾速が遅く、攻撃判定も見た目相応に小さいせいで動きの素早いキャラやサイズの小さいキャラにはそもそも当てること自体が難しい。よしんばあたったとしてもダメージも雀の涙程度。
一見すると使い道のないような技に見えるが、この技のを他のキャラにヒットさせることで上記の"ミストファイナー"のレベルが一段階上昇するという性質があるのが大きなポイント。上記の通り、レベル2以上に性能が強化されたミストファイナーは主力技と言えるほど優秀な性能を持つので、如何にしてこの技をヒットさせるかがジョニーを扱ううえで重要となる。原作ではコインは8枚までしか投げられない制限があったが、今回は無制限に使用することが可能になっている。その隙の少なさにものを言わせて適当に投げまくるのもアリ。
・最後の切りふだ:「それが俺の名だ」
(発動)「デンジャーにいくぜ?」or「ロイヤルな夢を見せてやる」or「マーベラスにトキめくぜ?」
(ヒット)「それが…俺の名だ」or「その目に刻み込め」or「パーフェクトだ…」
発動すると斜め上に向けて刀を一閃。
それがヒットすると相手をロック、続けざまに刀を真下に振り抜き、さらに斜め上へ振り抜いて「J」の字を刻むように刀を振るう。その後、台詞と共に刀を納刀、刀の軌道を追うように爆発が起こり敵がふっ飛ぶ。初段は発生こそ速くリーチも長いが、攻撃範囲が狭い。そのうえ一人にしかヒットしないので乱戦には不向き。その分総ダメージは高く、最後の爆発はヒットさせた相手を強烈にふっ飛ばせる。上手く決まればその演出と相まって非常にカッコいいのでよく狙って使いたい。
・登場演出
コートを風になびかせて立った状態から指を鳴らしつつ刀を構える。「エレガントに決めるぜ…?」or「スマートに終わらせるか」or「60秒だ、それ以上はいらない」
・キャラ選択時のボイス
「何があっても、守ってやるさ」
・アピール
上アピール:「アンタ中々…」の台詞と共に背中を向けつつ振り返り親指を立てた拳を突き出す。「グッドだぜ」or「キマってるぜ」
横アピール:どこからともなく取り出したバラの花を投げ捨てる。「ヒーローの条件は…最後に立っている事だ」
下アピール:両腕を大きく広げてポーズ。「ヘーイ!」or「パーっと行こうぜ?」or「もっと派手にいこうぜ?」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:刀で画面手前を一閃、納刀した後にポーズを決める。「チェック・メイトだ」
勝利ポーズ2:背中を向けつつつ帽子を指で押し上げて画面手前へ顔を向ける。「ノリが悪かったな」or「その辺にしときな」
勝利ポーズ3:ズボンのベルトを押さえつつ片手を掲げ、人差し指を立てた拳を軽く揺らす。「ハッピーエンドの条件は…ハンサムが勝つことさ」

ヴェノム

GUILTY GEARシリーズからヴェノムが参戦。
ザトーが消えた後のアサシン組織の頭領を務める人物で、暗殺者とは思えない穏やかな人柄を持つ。
CV:八重田幹雄

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

ビリヤードのキューを武器に戦うという、類を見ない奇抜な戦闘スタイルが特徴のテクニカルなキャラクター。
その武器から分かるようにビリヤードをモチーフとした珍しい戦い方を持つキャラであり、キューを使った通常ワザは全体的に長いリーチを誇る。そして必殺ワザにはボールを使った飛び道具やそのボールを活用するための技を持ち、離れた場所から相手を攻撃する術に長ける。特に下必殺ワザ"ボール生成"を活用した攻めはヴェノムならではの非常に多彩且つ面白味のある攻めを可能にする、まさに代名詞と言っても過言ではない技だ。これらの通常ワザと必殺ワザを使いこなせば、相手を全く寄せ付けずに戦うことも可能。また、地上での移動速度やジャンプ力、空中制動力といった機動力に関する能力は全てほぼ平均クラスとなっており、移動に関しても過不足は感じるようなことはないだろう。
ただし通常ワザはリーチに優れる反面、全体的に単純なダメージやふっ飛ばし力が低めに設定されているため攻撃力不足に悩まされやすい。体重も標準よりも若干だが軽めに設定されており、打たれ強いとは決して言えない。以上のことから攻撃面と防御面の両方に見劣りしており、前述の特徴的な必殺ワザや通常ワザを使いこなして敵に付け入るような隙を与えずに戦う必要がある難しいキャラクターだ。
・B:スティンガーエイム
キューを使ってボールを前方に弾き飛ばす飛び道具。タメ可能。
発生が速いうえに後隙も少ない。そのうえ射程距離も長い、と使いやすい性能を持った飛び道具で、ボールが飛んでいく速度もまずまず。ダメージこそ低いもののその隙の少なさから中距離以上での間合いでは多用していける。タメが可能でタメを行うと原作と同様にボールが黒いオーラを纏い、それによってボールが大きくなり攻撃判定が広くなると同時にヒット数が増えて総ダメージが増す。このタメはシールドガードで動作をキャンセルできるものの、タメの維持などは不可能。再度技を出した場合は一からタメ直しとなるので注意。
また、タメ動作の最中にスティックを上下に入力すると技が"カーカスライド"に変化。ビリヤードでいうところの「マッセ」の構えでボールを打ち出し、ボールを地面に反射させて上空に飛ばす。ジャンプで接近してこようとする相手に対して効果が高いほか、この技で打ち出したボールはステージの地形などに当たると、二回までバウンドするように反射して軌道が変化する性質がある。複雑な地形のステージでは思わぬ軌道を描くこともあり、相手にとっては非常に鬱陶しい技になる。上記の"スティンガーエイム"と同様、発生が速いうえに後隙も少ないのもポイント。
空中で技を出した場合はボールを斜め下に向けて打ち出すようになる。地上版と違いタメが不可能で、このためカーカスライドへの派生は不可。が、打ち出したボールがステージの地形にぶつかると反射するというカーカスライドと同様の性質を持つようになる。ただし、こちらはボールの反射は一回のみとなっている点に注意して使おう。
・横B:ダブルヘッドモービット
片手で掲げたキューを回転させながら前方に突撃する突進技。
突進技としては標準的な性能を持ち、その中で後隙が少ないという特徴がある。また、多段ヒット技でヒット数が多いもののダメージはさほど大きくはない。ふっ飛ばし力も低く、攻撃手段としてはイマイチ。前述の隙の少なさを利用して、中距離以内での強引な接近手段として使っていくのがいいだろう。
・横B(空中):マッドストラグル
斜め下へキューを突き出しながら突撃する。
技の性質的な面で言えば空中ファルコンキックなどの技とほぼ同じ。ただ、こちらはキューを連続で突き出すように攻撃を行うためヒット数が多い。が、その割にダメージとふっ飛ばし力は低い。一方で発生が速く着地際の隙も極めて少ないため、空中から攻め込む手段として非常に有用。
・上B:瞬間移動
スティックで指定した方向にワープを行う。
発生が速く、移動速度も優秀。移動後もある程度の行動が可能になっているなど、移動技としてはかなりの高性能を誇る。移動距離こそ若干短めだが、復帰手段としてだけではなく相手に攻め込まれた際の逃避手段などにも利用価値が高い。
・下B:ボール生成
眼前に小さなボールを生成する。ボールは同時に5つまで生成可能。
生成したボールはヴェノム自身の攻撃で弾き飛ばして飛び道具として活用できる。弾き飛ばしたボールは他の生成したボールやステージの地形にぶつかると一度だけ反射して軌道を変える性質を持ち、多数のボールを一度に生成してまとめて弾き飛ばしたりするとステージ上をボールが乱反射して飛んでいくという、まさにビリヤードめいた攻撃を行える。
弾いたボールのダメージ、弾速は弾く際に使用した攻撃の種類によって決まり、威力の高い攻撃ほど強い勢いでボールを弾き飛ばすことができる。この技自体の動作は極々隙は少ないため、敵が側にいない限りは多用しても問題はない。この技をいかに活用していくかがヴェノムを使いこなすうえで最も重要といっても過言ではないので、隙をみてはボールを生成、各種攻撃を使い分けて軌道を読まれないようにボールを打ち出していこう。上手くやれば相手を全く近寄らせずに封殺するほどの鬼の弾幕を形成することも不可能ではない。
・最後の切りふだ:ダークエンジェル
目の前に目玉模様のついた血の色の大きなエネルギー球を出現させる。
エネルギー球はそのまま前方に向けてゆっくり進み、次第に加速して最後にはかなりの速度で飛んでいく。同時に地形を貫通する性質があるためエネルギー球は必ず画面外まで進む。進行中にいずれかのキャラに接触するとその敵を巻き込んで多段ヒット、そのまま一緒に画面外まで押しやってしまう強力な技だ。ただ、エネルギー球自体のサイズはさほど大きくはないので攻撃範囲も若干狭い。初動の弾速が遅いせいで避けられやすいのも難点。
・登場演出
バッグの中から二つ折りにしておいたキューを取り出しつつ構える。「ブレイクだ」or「君に用はないのだが…」or「そこを退いてくれないか…」
・キャラ選択時のボイス
「私は何のために生きるのだ?」
・アピール
上アピール:キューを二つに分解して肩をすくめる。「キュー無しでも?」or「お茶の時間にしたいのだが…」
横アピール:腰を折って身を屈めつつ気合を入れる。「コールショットだ」or「深紫のレクイエムを…」
下アピール:片手を添えて身を折りつつ頭を下げる。「ストロークから美しい」or「なかなかのセーフティーだ」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:片手に持ったキューを背中に回しつつ片手を掲げる。「ふぅおおおおお…!」
勝利ポーズ2:キューを回転させつつポーズを決める。「9ボール、ゲットだ」or「ゲームセットだ」
勝利ポーズ3:前髪の模様が蒼く煌めき、その髪を振り払うように画面手前を見据える。「一度のチョークで十分だったな」

ディズィー

GUILTY GEARシリーズからシリーズ通しての重要人物、ディズィーが参戦。
生物兵器ギアと人間のハーフの少女。背中にはギアであることを示す一対の翼(それぞれネクロとウンディーネ)が生えている。一時は空賊"ジェリーフィッシュ快賊団"に身を預けていたが、その後にカイの元へ身を寄せそこで二人は結ばれることに。因みにその特殊な生い立ちのために実年齢はなんと約3歳。
CV:藤田佳寿恵

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
3回不可能不可能可能不可能不可能

その可憐な外見とは裏腹に強力な攻撃能力、優秀な飛び道具、高い機動力を兼ね備えたシューティングタイプのキャラ。
3段ジャンプと滑空が使用可能なのに加え、ジャンプ力自体も高めで空中制動力も優秀。加えて地上でのダッシュ速度もかなりのもので、地上空中問わず移動に関しては他キャラを大きく凌駕する高水準といえる。必殺ワザには多種多様な飛び道具を揃え、自慢の機動力を活かして敵から離れつつそれらをばら撒く戦術が強力。さらに各種スマッシュ攻撃はネクロやウンディーネによる強烈なものが揃っている。攻めに関しては生物兵器ギアに相応しい能力を持つ。
しかしながら儚い外見通りに体重はかなり軽く、軽いダメージでもあっさり撃墜されてしまう危険が付きまとう。ダッシュの速度に反して歩きの速度は遅く、各種通常ワザも少々クセが強いため接近戦は苦手。加えて3段ジャンプと滑空が使用可能なものの復帰に使える必殺ワザを持っておらず、復帰の際にミスは許されない。その性能を引き出すには紙のような脆さをカバーするだけの技量が必要な上級者向けキャラ。
・B:木の実をとる時に使ってたんです
ウンディーネが腕を振り上げると丸い球体がその場に設置される。
ボタン押しっぱなしで球体はそのままその場にとどまり続け、ボタンを離すと球体が刃に変形し近くの敵めがけて飛んでいく。ふっ飛ばし力は低いもののダメージはそこそこ大きく、弾速はかなり速いため避けられにくい。射出のタイミングを自由にズラせるため、上手くやれば様々な使い方が可能。
・横B:よく話し相手になってくれます
目の前に青色の二枚貝のような生物を生成する。
生み出された生物は前方に飛んでいき、咬みつき攻撃を2回行う。攻撃後は消滅する。呼び出した生物が画面内にいる間はさらに技を出すことは不可能。ダメージやふっ飛ばし力は低いがディズィー本体と同時に攻撃を仕掛けられるためけん制効果は高い。呼び出しの動作は少々隙が大きいため、安全な状況を見計らって使用したい。
スマッシュ入力で生み出した生物が前方に向けて口からレーザーを放つ技に性質が変化する。攻撃に移るまでは遅いものの、こちらも呼び出した直後からディズィーは動けるため、同時に攻撃を仕掛ければ高い効果を得られる。
・上B:はじめはただの明かりだったんです
ネクロが松明のような物体を斜め上へJの字を描くような起動で飛ばす。
発生こそ少々遅いものの後隙は小さめでダメージは大きい。その軌道から上空の相手に効果が高く、ジャンプで近づこうとする相手にばら撒くように使うと効果が高い。ただし攻撃中の隙は大きいため乱戦での使用は避けたい。
空中で使用すると、その場に停滞しつつ松明を山なりに飛ばす技になる。
こちらは3段ジャンプを駆使して相手よりも高い位置からばら撒いていけば、懐に潜られない限り有効な攻撃手段になる。
・下B:独りにしてください
前方にゆっくりと進む大きな泡を射出する。
この泡自体に攻撃判定はないものの、泡にディズィー自身の攻撃が重なると泡が破裂、周囲に攻撃判定が広がる。ダメージ、ふっ飛ばし力は優秀で相手のダメージがたまっているならば十分フィニッシュ技として機能する。射出自体の動作は大きいため、近づいて来ようとする相手に置いておく形で使うといい。
・最後の切りふだ:インペリアルレイ
目の前から前方へ連続で巨大な火柱を巻き起こす。
至近距離からヒットさせた際のダメージは目を見張るものがあり、そのまま大きくふっ飛ばせる。攻撃範囲はそれなりに広いものの、発生は少々遅いので敵に逃げられないように上手く使っていきたい。
・最後の切りふだ2:ガンマレイ
ダメージが100%以上で使用可能。発動するとネクロが前方へ細いビームを撃つ。
その後、ネクロが巨大な竜の姿となり、口から前方へ巨大な極太ビームを照射する。本命のビーム照射に移るまでがあまりに遅いものの、初段のビームは発生が速くヒットさせた相手をしびれ状態にさせることが可能なため、続くビーム照射もヒットする確率が高い。ビーム照射は攻撃範囲、破壊力、どちらも驚異的な性能を持つためぜひ当てていきたい。
・最後の切りふだ3:光の翼
ダメージが300%以上で使用可能になる最後の切りふだ。原作ではサバイバルモードにおいて、通常よりも段違いに性能が跳ね上がった"ゴールドカラー"状態のボスバージョンのディズィーのみが使用可能な技。
発動するとディズィーがその場に苦しそうにうずくまる。直後、彼女が画面上空へ飛び去り、そこで体を大きく開いて画面全体を覆う光を放つ。攻撃範囲は画面全体でダメージ、ふっ飛ばし力もバグかと疑うほど。発生が遅く後隙も大きいという欠点はあるが、その性能の前ではあまり問題にならない。敗色濃厚になったらこの技に全てを託してみるのもアリ。
・登場演出
ジェリーフィッシュ快賊団の制服姿から戦闘時の服装へ変身する。「今日は掃除当番なので…早く帰りたいんですが」or「今日は料理当番なので…あまり長くはいられないんですが」or「危ないから下がって」
・キャラ選択時のボイス
「どうしても…戦うのですか?」
・アピール
上アピール:胸に手を当てて真摯な表情を見せる。「あまり刺激されるとこの子達が…」
横アピール:背中のネクロとウンディーネが喧嘩を始める。「いい子だからやめて…」
下アピール:突然その場で滑って転ぶ。原作の足払いに近い。
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:画面手前を向いて自身の腕を抱く。「みんな、勝ったよ」
勝利ポーズ2:疲れ果てたように倒れ込む瞬間、その体をウンディーネが抱き抱える。
勝利ポーズ3:憂いの表情を見せるディズィーを隠す様にネクロが腕を翼に変えて広げる。

ファウスト

GUILTY GEARシリーズより頭に穴あり紙袋をかぶった変なヤブ医者、ファウストが、スマブラに初参戦。
CV:近藤隆

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能可能不可能

巨大な体と巨大なメスにおける攻撃力が高く、ジャンプ力が高く、スピードは平均レベル、リーチが激長だが、、しかし体が大きくて、相手の攻撃を受けやすいのが弱点。中級者向けだ。
攻撃モーションは、他のギルティギアと同じ。一部スマブラオリジナルあり。

  • つかみ攻撃:つかみメス斬り
  • 前投げ:原作の空中投げ
  • 後投げ:スマブラオリジナル
  • 上投げ:メッタ斬り
    必殺投げが、上投げに昇格。
  • 下投げ:原作の通常投げ
  • B:何がでるかな?
    上からアイテムを投げる。出てくるアイテムは、ランダムで決まる。この技しか出ないアイテムもあり。(創作を含む。)
    ・ちびファウスト
    ・毒入りフラスコ
    ・メテオ
    ・大型爆弾
    ・ドーナツ(回復)
    ・チョコレート(回復)
    ・ちびロボカイ
    ・ちびポチョムキン
    ・ハンマー
    ・コイン
    ・タライ
    ・鉄アレイ
    ・オイル
    ・ジャンプ台
    ・ブラックホール
    ・ヘリウムガス
    ・100tおもり
  • B(連打):な・な・な・なにがでるかな!
  • B(空中):愛
  • 上B:ごーいんぐまいうぇい
  • 横B:レレレの突き→引き戻し→オイッス!→声が小さい→もう一丁オイッス!
  • 横B(スマッシュ):レレレの超突き→ここからが見所ですよ!→視聴者全員サービスぅ
  • 下B:槍点遠心乱舞
  • 追加B:ぐろーいんぐふらわー
  • 追加上B:ごーいんぐまいうぇい
  • 追加横B:くびびよーん
  • 追加下B:メスから降りる
  • 最後のきりふだ:刺激的絶命拳→シャッフルタイム
  • 最後のきりふだ2:今週のYAMABA
    自身のダメージが120%以上あれば使える。
  • 登場演出
  • アピール
    上アピール:挑発と同じく
    横アピール:一撃必殺技の準備と解除体制に入る。
    下アピール:敬意と同じく
  • 勝利ポーズ
    勝利ポーズ1:
    勝利ポーズ2:
    勝利ポーズ3:

紗夢

GUILTY GEARシリーズより蔵土緑紗夢(クラウドベリー=ジャム)が、スマブラに初参戦。賞金首の中国娘。料理と中国拳法は、それぞれ超一流。Xからいたが、Xrd-SIGN(イグザードサイン)はいなくなった。が、イグザードレベレーターで8年ぶりに復活。
CV:小森まなみ、松寄麗※
※キャラボイスチェンジシステムにより、声優の切り替えが可能。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回可能不可能不可能不可能不可能

攻撃力、スピードの速さ、ジャンプ力は平均レベルだけど、リーチが短いし、重さはやや軽め。飛び道具がないため中級者向け。

  • つかみ攻撃:つかみ頭突き
  • 上投げ:地上投げと同じく「オーッホッホッホ!!」
  • 下投げ:原作の空中投げ
  • 後投げ:スマブラオリジナル
  • 前投げ:捨歩閃拳
    必殺投げから、前投げに昇格。
    それ以外の攻撃モーションは、他のギルティギアシリーズと同じ。一部スマブラオリジナルあり。
  • B:逆鱗
  • 横B:龍刃
  • 上B:劔桜閣
  • 空中下B:激・鷹嬰脚
    炎入りドリルキック。
  • 下B:爆蹴
  • 追加B:回り込み
  • 追加上B:百歩沁鐘
  • 追加横B:千里沁鐘
  • 追加下B:足払い
  • 最後のきりふだ:激・戀崩嬢
  • 最後のきりふだ2:兆脚鳳凰昇
    自身のダメージが100%以上あれば使える。
  • 最後のきりふだ3:我箋忽(がせんこつ)
    自身のダメージが200%以上あれば使える。
  • 登場演出
  • アピール
    上アピール:挑発と同じく
    横アピール:一撃必殺技の準備または解除体制に入る。
    下アピール:敬意と同じく
  • 勝利ポーズ
    勝利ポーズ1:
    勝利ポーズ2:

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