概要
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レーザーアンテナは名前の通りレーザーを使って通信を行う、ステーション同士など動かない施設同士の通信に特化した通信設備です。
通常のアンテナと比べ通信距離が最大40kmと非常に長く、10kmを超えるような長距離通信に限れば対消費電力も少ない優秀なアンテナですが、代わりにいくつか制限があり万能ではありません。
レーザーアンテナはレーザーで通信を行う仕組み上アンテナ同士が直線で結ばれている必要があり、途中に何か遮蔽物がある場合は通信することができません(通常のアンテナは遮蔽物越しにも通信が可能です)
また通信が確立されても遮蔽物がレーザーを遮るとその場で通信が遮断されてしまいます(遮蔽物がいなくなれば自動で復帰します)
通信が確立されたアンテナ同士は互いに動きを追尾するため、移動する船同士で通信することも可能です。
リモートコントロールも可能ですが、遮蔽物やアンテナの角度制限(特に俯角が狭いため)には注意が必要です。
レーザーアンテナは便利な設備ですが、構造上常に通信相手の方向を向いているため、敵の偵察機などに目視された場合は友軍等の方角を教えてしまう危険性もあります。
消費電力は常に一定です。通常アンテナは通信距離に応じて消費電力が下がるため、10km以下の短距離での通信では通常のアンテナの方が電力が少なくなります。
ただレーザーアンテナはHUD表示されない仕様があり、5~10kmの中距離通信で中継機を用意しなくてもいい(通常アンテナは最大5kmまで)点などメリットもあり完全に劣っている訳ではありません。
詳細
レーザーアンテナ / Laser Antenna | |||||||||||||||||||||
データ | 質量 | 2094kg / 516kg | 消費電力 | 576kW / 180kW | 建造時間 | 50秒 / 20秒 | 備考 | →右側→のパーツが先に要求されます。 | |||||||||||||
ラージ | Bulletproof Glass | 4 | Computer | 50 | Radio-communication Components | 10 | Motor | 16 | Construction Component | 40 | Small Steel Tube | 60 | Steel Plate | 50 | |||||||
スモール | Bulletproof Glass | 2 | Computer | 30 | Radio-communication Components | 5 | Motor | 5 | Construction Component | 10 | Small Steel Tube | 10 | Steel Plate | 10 |
スイッチ等
名称 | 説明 |
名称 | 説明 |
電源 Toggle block | 電源のON/OFFを切り替えます。 |
アイドリング Idle | 現在の待機・接続を終了しスタンバイ状態に戻します。 |
アンテナ座標をコピー Copy my coords | アンテナの座標情報をテキストとしてクリップボードにコピーします。 |
接続先の座標をコピー Copy target coords | 接続先のアンテナの座標情報をテキストとしてクリップボードにコピーします |
座標を貼り付け Paste coords | クリップボードの座標情報を貼り付けます。 |
選択中のGPS座標 Selected GPS coordinates | 選択中の座標情報が表示されます。 |
座標を元に接続 Connect to coords | 選択中の座標情報のアンテナと接続を試みます。接続が確立できない場合、Idleが押されるまで座標の方向を向き続けます。 |
接続先一覧 Known recievers | 通信範囲に入っており位置情報を送信できる状態にあるアンテナの一覧です(多分)。クリックで選択する事ができます。 |
接続先に接続 Known recievers | 選択中のアンテナに接続します。記号などは下記参照のこと。 |
接続先(Known recievers)の表示について
記号 | 詳細 |
idle | スタンバイ状態です。 |
>> | 他のアンテナや座標へ向けて回転中です。 |
?> | 入力されたGPS座標を元に他のアンテナを探している状態です。 |
~> | 別方向のアンテナと通信中です(他のアンテナがこちらを向くのを待機している最中や、電源が落とされていたり既に別の位置に移動していたりで無駄に待っている時も表示されます) |
=> | 接続が確立されているアンテナです。 |
通信距離について
レーザーアンテナの通信距離はアンテナのサイズの組み合わせによって変化します。
つまり使用しているアンテナがスモールシップ用のものかラージシップ用の物で異なります。
アンテナ1 | アンテナ2 | 通信距離 |
スモール | スモール | 20km |
スモール | ラージ | 30km |
ラージ | ラージ | 40km |
TIPS
- 所有者がMeとNobodyのアンテナ同士では通信できません。
レーザーアンテナに限らず、通信やコンベアーシステムを共有できるのは『所有 / Me』と『友好 / Friend』の関係のアンテナのみです。
特にクリエイティブモードでは設置したブロックが『中立 / Nobody』になってしまうため注意が必要です。必要に応じて所有権を書き換えましょう。
- レーザーアンテナを設置するとリモートコントロールに制約がかかります
通常のアンテナの場合はコンベアドアや端末からターミナルメニューを開きリモートコントロールブロックを選択すれば(Remoteボタンから)リモートコントロールが可能ですが、レーザーアンテナが設置されている船はコックピットに乗り込んでいない限りリモートコントロールができない仕様になっています。
- レーザーアンテナはHUDに表示されません
ビーコンやアンテナ(リレー)ではHUDに大量の座標情報が表示されて煩わしいという場合に大変有効です。