概要
ローター / Rotorは電力で動作するモーターです。
回転板の先にブロックを取り付けることができ、取り付けた先のブロックを自由に回転させることができます。
ブラストドアブロックと組み合わせてドア・ハッチを作成したり、自由に旋回できるターレットを作成する事ができます。
他にも回転速度や角度制限なども設定できるためロボットアームを作成することもできるなど、様々なギミックを作ることができます。
しかし回転板の先に取り付けたブロックは物理エンジンの制約上別の船として扱われるため(電力・コントロールパネルは共有されますが)、慣性の影響を受けるようになり機動性・操縦性が大きく損なわれてしまいます
詳細
ローター / Rotor | ||||||||||||||||||
データ | 質量 | 576.4kg / 128.2kg | 消費電力 | 2kW / 200W | 建造時間 | 20秒 / 10秒 | 備考 | Rotor Partと同時に設置される。サバイバルモードでは個別に溶接が必要。 | ||||||||||
ラージ | Steel Plate | 5 | Computer | 2 | Motor | 4 | Large Steel Tube | 4 | Construction Component | 10 | Steel Plate | 10 | ||||||
スモール | Steel Plate | 2 | Computer | 1 | Motor | 1 | Small Steel Tube | 1 | Steel Plate | 4 |
スイッチ
名称 | 説明 |
名称 | 説明 |
電源 Toggle block | 電源のON/OFFを切り替えます。OFFにしてもブレーキトルクの値が0Nmの場合は回転が止まりませんので注意しましょう。 |
HUDに表示 Show on HUD | 同じ船に起動しているアンテナがある時にONにするとHUDにそのブロックの位置が表示される様になります。どのブロックか分からなくなったときなどに便利です。 |
反転 Reverse | 回転方向を逆にするボタンです。Velocityの数値はそのままに、正負を入れ替えて逆回転させます。 |
連結 Attach | ローターに回転板が接近している時に回転板の取り付けすることができます。ラージのローターにスモールの回転板を取り付けることも可能です。 |
分離 Detach | ローターに取り付けられている回転板を外すことができます。 |
パラメータ
名称 | 下限 | 上限 | 説明 |
名称 | 下限 | 上限 | 説明 |
トルク Torque | 0Nm | 33.6MNm 896.0kNm | 回転させる力&外部から力が加わったときに回転を止める力(モーメント)です。単位はNm*1で、大きいほど重たい物を早く加速できます。逆に数値が小さい場合は回転速度が中々上がらなかったり、全く動かなかったりします。このパラメータはローターの電源がONの時のみ有効です。 |
ブレーキトルク Breaking tor. | 0Nm | 33.6MNm 896.0kNm | 外部から力が加わったときに回転を止めるブレーキの強さです。値が大きいほど動きにくく止まりやすくなります。このパラメータはローターの電源がOFFの時のみ有効であり、ONの時の動作には一切関係がありません。 |
回転速度 Velocity | 0rpm | 30rpm 60rpm | ローターの最大回転速度で単位はrpm*2です。このパラメータで決められるのは最大速度であり、実際にこの速度に達するには十分なトルクや時間が必要になります。トルクが足りていれば即座に最大速度まで回転数が上がりますが、トルクが足りない場合は回転数が上がるまでに時間がかかったり、全く動かなかったりします。 |
最小角度 Lower limit | 無制限 | +360° | Velocityの値が負(-)の時の制限角度です。設定した角度になると回転が止まり、押されるなどして設定した角度以下になった場合も自動で逆回転して角度を維持しようとします。 |
最大角度 Upper limit | -360° | 無制限 | Velocityの値が正(+)の時の制限角度です。機能としてはLower Limitとほぼ同じです。角度を制限せずただ回転させたいだけの場合はUnlimited(無制限)にしてください。 |
回転板の位置 Rotor displacement | -40cm -11cm | +20cm +11cm | ローターと回転板の間の距離を調整します。デフォルトの時は回転板(とその先に取り付けたブロック)は他のブロックに対して数十cm程でっぱっていますが、最低値にすると回転板が下がってブロック間の隙間が0になるためドアやハッチなどが作りやすくなります。 |
TIPS
- 稼働する部位は別の船として扱われます。
ローターの回転板と回転板の先に取り付けられたブロックは全て別の船として扱われます。
つまりローター側のコックピットからスラスターやジャイロスコープなどを操作できません
逆もまた同じで回転板側の船のコックピットからスラスターやジャイロスコープを操作することもできません。
電力やコントロールパネルは共有されるため、コックピットホットバーやプログラムブロックからスラスターなどをオーバーライドすることである程度操作することは可能ですが実用するのは難しいでしょう。
またローターの先に取り付けたブロックはぴったり船に追随してくれるわけではなくグラグラと揺れ動きます。
状況によっては振動が増幅し続ける状況になりローターが爆発する事もあります。Havok神の祟り
単に高速で慣性航行しているだけで爆発することもあるため、非常に残念ながら可変翼機などは非実用的です。
開発もこの不安定さは改善したがっているようですが、物理エンジンの仕様もあり修正が困難な模様です。
- 回転速度について
宇宙船の最高速度はデフォルトでは104m/s程度に抑えられていますが、ローターで回転している物体はこの上限を超えることができます(特に先端速度)
回転している最中に切断されるなどして分離した場合は即座に最高速度まで引き下げられてしまうため、構造によっては破片と衝突する等の事故が起こることがあります。
また開発曰く「500m/sを超える速度では重くなり物理演算が不安定になる」との事ですので程々にしておきましょう。
コメント
- 試しにブロックの個別ページを作成してみました。表が見にくい・長いとか、改良できそうな点があればコメントお願いします。 -- 2015-03-02 (月) 17:26:58
- 私は見やすいしわかりやすいと思います。 -- 2015-03-05 (木) 13:06:01
- 英語版wikiのレイアウトをパクったほうが今後大量に翻訳するのに都合が良いのでは -- 2015-03-14 (土) 12:59:08
- そうしたいのは山々なのですがwikiのシステムが大きく異なるため同じレイアウトにすることが不可能なのです(特にテーブル周り)テーブルのデザインだけ真似することはできるのですが、回り込みが不可能なのでブロックによっては何画面分もテーブルが縦に並ぶ事になってしまいます(今のテーブルも拡張性と保守性に乏しく苦しいのですが…) -- 2015-03-14 (土) 15:35:03
- なるほど。そう言う理由で日本語版wikiは独自にレイアウトを考えるという前提ならば、現在のレイアウトは良いと思いますし、保守性を考えてさらに単純にするなどしても良いと思います。 -- 2015-03-15 (日) 02:50:39
- そうしたいのは山々なのですがwikiのシステムが大きく異なるため同じレイアウトにすることが不可能なのです(特にテーブル周り)テーブルのデザインだけ真似することはできるのですが、回り込みが不可能なのでブロックによっては何画面分もテーブルが縦に並ぶ事になってしまいます(今のテーブルも拡張性と保守性に乏しく苦しいのですが…) -- 2015-03-14 (土) 15:35:03
- HavokじゃなくてPhysXなんだけど -- 2016-02-29 (月) 18:06:33