作成したファイルをコンパイルして実行したりすることができる機能。
ショートカットを設定して任意のブラウザで開く
1.Toolsのビルドシステムを選択し、「ビルドシステム追加」をクリック。
2."cmd" : ["make"] というファイルが開かれるので、以下のように書き換える。
Windowsの場合
Chrome本体の保存先はPC環境によって異なるので、Google Chromeのアイコンを右クリック→プロパティで確認し、適宜書き換える事。なお、プロパティのテキストをそのままコピペすると「/」の部分がバックスラッシュになっているので、全てスラッシュに入力しなおす必要がある。Sublime Text上ではエラーとして扱われ文字色が変わるため、そこで判別できる。
{"cmd" : ["C:/Program Files (x86)/Google/Chrome/Application/chrome.exe", "$file"] }
Macの場合
"cmd”: ["open", "-a", "Google Chrome", "$file"]
3.「Chrome.sublime-build」という名前で保存
4.Sublime Text 2を再起動する。
5.ビルドシステムに「Chrome」が追加されているのでクリックしてチェックを付ける。
これでCtrl+B(Cmd+B)でブラウザへのショートカットができるようになる。
Windowsの場合、同様にFirefoxへのパスにして、「Firefox.sublime-build」として保存すればFirefoxで開くことができる。
Macの場合は「"Google Chrome"」の部分を「Firefox」にすればよい。
JavaScriptを実行する
Sublime Text上でJavaScriptを実行できる。ちょっとした関数のテストに有効。
事前の準備として、Node.jsをインストールしておく必要がある。
1.Toolsのビルドシステムを選択し、「ビルドシステム追加」をクリック。
2."cmd" : ["make"] というファイルが開かれるので、以下のように書き換える。
{ "cmd": ["node","$file","file_base_name"], "working_dir":"${project_path:${folder}}", "selector":"*.js" }
3.「node.sublime-build」と名前を付けて保存。※名前は任意。JavaScript.sublime-buildでもよい。
4.再度Tools→ビルドシステムをクリックすると「node」というコマンドが追加されているので、クリックしてチェックする。
5.新規ファイルでtest.jsファイルを作成。
その中に、
console.log("Run JavaScript in Sublime Text!");
と記述して「Ctrl+B」(Tools→ビルド)を実行すると、コンソールに
Run JavaScript in Sublime Text! [Finished in 0.1s]
と出力される。
※どこにも保存していないファイル(拡張子がjsと確認できないファイル)は、実行してもJavaScriptの動作確認は出来ないので注意。
計算をさせる場合
var test; test = 1+3; console.log(test);
と打ち込んでビルドを実行すれば、コンソール上に
4 [Finished in 0.3s]
と表示される。