アメリカ陸軍 駆逐戦車 M56スコーピオン
如何にも砲戦車(駆逐戦車)と言わんばかりのこの形
TT内分類上では駆逐戦車となる本車だが、史実では、空挺対戦車自走砲と分類され、M551シェリダンの前世代である。
ステータス
M56 | ランク | ヘルス | 装甲 | 砲 | 装填 | 速度 | 砲塔旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
改修前 | 13 | 222 | 6 | 88 | 3.5 | 25 | 30 |
改修後 | 18 | 222 | 6 | 88 | 3 | 56 | 38 |
史実における概要
試作名称T101として開発が進められた本車は、1953年、M56空挺対戦車自走砲として制式化された。
当初は、開発中のM42(後のM48パットン)の車台を使用する計画だったが、重量の面から不可能となり、結局新たに設計したアルミ合金製の車台に43口径90mm戦車砲M54を搭載することになっている。
この砲は、当時のアメリカ主力戦車の主砲と同じものであり、攻撃力だけで言うなら他国の主力戦車とも渡り合える能力を持ったことになる。
ただし、本車も他の空挺戦車と同様に「(航空機に搭載できる位)軽量であること」という条件を避けては通れず、防御は無視されているに等しい。
転輪にはゴムタイヤが使用されており、これもまた軽量化に一役買ってるんだとか。履帯無しでも走れるんじゃ...
TTでは剥き出しである弾薬棚には実はカバーがあるのだが、砲手のプラットフォームを兼ねているため戦闘中は剥き出し。よってTTでも剥き出し。ひどい。
また形状や用途からもわかる通り、砲身の旋回可能範囲は左右30度、上下+15~-10度となっている。
ゲーム内では
この車両はバージョン2.0より追加された車両である。1.23まで、同ランク帯ではSP.I.CやM48 Pattonしか居なかった、HEAT搭載車でもある。
元々対して精度が高くない本車にとって、弾道は特に関係がない()
SPICには耐久と単発ダメージで、M48には機動力で勝り、それなりの成績を修めることが出来る車両であった。既に過去形である
そんなこんなで登場直後、低ランク帯でそれなりの地位を築きつつあった頃、この車両を悲劇が襲う...!
ver.2.1以降
まあ、史実通りになっただけなのだが。どういうことかと言うとつまり、砲身の旋回角が制限されたのである。それまでM48を引き離しながら、真後ろにHEATを撃ちまくることで高速系車両を牽制しながら旗を運んでいた本車。
これによって、SP.I.Cなどの、速度で優勢の車両に追いかけられまくり、回り込まれまくることになった。
かくして追加から一ヶ月とかからず産廃と化した。
フル強化すればなんとか戦えるが、そこまでが苦行であるので、必要な金銀を揃えてぶち込んでとっとと次に行くべきだろう。それが毛根のためでもある。
長所は川底の砂金のごとく
- HEATが使える、割と強力な主砲
- 車体が小さいので多少は被弾しにくい
- 次がM50オントス
短所はそびえる山のように
- 紙装甲 ヘルス200あっても消し飛ぶ
- 後方から予備弾薬丸見え
- 被弾すると割と高確率で弾薬破損になる
- 砲可動範囲が狭い
- 砲精度も良くない
- 足も速くない
- ASU-57と大して変わらない
- 運営なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?
コメント
- ほんとHEAT撃てることと、小型なこと以外に長所がない -- 初心者狩り極 2018-12-28 (金) 13:52:50