ソ連軍 駆逐戦車 SU152Taran
ホリ車みたいな安定感抜群(ただし機動性低そう)の車体、後ろに寄った、いかにも砲戦車な砲塔が特徴の駆逐戦車。
ランクの割に高い火力と速度を武器にフラッグ・デスマッチ・チームデスマッチ等あらゆる戦場で働ける車両である。Zhalo-Sより強い
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ASU-85 | SU-152"Taran" | 2S14 Zhalo-S |
購入可能ランク(ゴールド) | -- | (シルバー) | -- |
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金額(ゴールド) | 280 | (シルバー) | 2700 |
史実
たらんかった(激寒)
1953年に同志フルシチョフが書記長に就任して以降、ソ連の兵器思想は変わり始めた。従来の火砲を廃し、ミサイルやロケットにしようというこの思想は戦車開発にも影響を及ぼし、RBT-5やオブイェクト287/775が生み出された。
また同時期、どうやらT-54/55の主砲ではM60の装甲が貫通できないらしいことが発覚。
これを解決すべく、新型の戦車と、その最低射程距離(TTでいうところの「目標が近すぎる」)を補える駆逐戦車の開発に着手。
こうして駆逐戦車としてobject.120、すなわち本車が、ミサイル戦車としてИТ-1が開発された。
しかし、タランを代替できるだけの対戦車兵器の開発やより小口径で高威力な主砲D-81(これを使用したのがコイツ)が開発されたことで不要と判断され、開発は放棄された。研究ノウハウはアカーツィアの開発に活用されたらしい。
試作車両はクビンカ戦車博物館でいじけている。
おぶいぇくと すとーどぅゔぁーつぁち
制作はウラル設計局OKB-3で行われた。
車体ベースはSU-152P(の元になったSU-100)、これに別の設計局で作られた152 mm M-69を載せた砲塔を搭載。自動装填装置が使用されており、再装填のために砲の角度を水平に戻す必要があった。なお装甲は前面で30mmの圧延防弾鋼板であり、57mm対戦車砲からの防御ができた。
副武装として14.5mm機銃があった他、車内に予備弾薬22発とともにAK-47が2挺、手榴弾が20個備えてあったとか。
ステータス
ASU-57 | ランク | ヘルス | 装甲 | 砲 | 装填 | 速度 | 砲塔旋回 |
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改修前 | 21 | 370 | 20 | 158 | 5.5 | 48 | 19 |
改修後 | 24 | 370 | 20 | 158 | 4.4 | 63.2 | 24 |
- 最大仰角20°/俯角3°
- 弾薬追加のみAP/APDS/HE,各2700sr
- 地雷追加可能、2400sr
- 車体強化時tier1上昇?
性能
初期tier21、ソ連駆逐戦車ツリー3番手の駆逐戦車。駆逐戦車の名にあるまじきBIGな車体とフォルムを持つ。
・砲性能
T92が小煩いと思っている人に朗報あ、そうでもない?マジ?
軽装甲車両に対して200近いダメージを与える事ができ、T92など側面からワンパン。正面から立ち向かっても確実に勝てる。やっぱりZhalo-Sより強いな。M551も二回で撃破可能。
しかし、その長い砲身に見合わず精度はガバガバ。APDSならマシになるが、それでも自走砲車体なせいか、精度は悪い。遠距離戦は無理があるので、相手との距離をうまく取りつ戦おう。
また、装填が遅い。くっそ遅い。メルカバほどではないがM551とどっこいどっこい。戦うときは、できるだけ先手はこちらが取ろう。さもなくば負ける。
またむやみに弾種変更すると装填中にやられる。相手チームの編成次第では、一々切り替えるくらいならいっそAPのままのほうが対応しやすいことも。
・機動性
足は速い。速度値は63.9。同ランクにSP.I.CやT-54などがいるため、あまり目立たない速度ではあるが旗を取りに行くには適しているだろう。というか速過ぎると滑りまくるので、いい塩梅かもしれない。
ただし、その長く幅広い車体のせいか、全般的な機動性はよろしくない。まさに直線番長といった感じ。砲塔旋回の遅さもあり機動戦はやや不得手。
・生存性
装甲値20、各種装甲もない車体は非常に脆く、59式のAPで150近く出る。300オーバーのヘルスをうまく活用しよう。
前面にエンジンがあり、その天板の角度からやや跳弾しやすいこともある。ただその代償として、おもいきり正面衝突すると結構な確率で炎上する。
長所
- 良好な火力
- 大口径特有のナイスな射撃音
- たっぷりヘルス
- 直線番長
短所
- ガバガバ精度と激遅再装填&砲塔旋回
- ペラペラ紙装甲
- 車体がデカくてすぐバレる
- 直線番長
総論
ソ連版シェリダンみたいな感じ。やや癖があるが、使いこなせれば大抵の戦闘モードでかなりの戦果を挙げることが出来る車両である。ただし、購入時と最強化時でのランク差が5と小さく最初は確実に苦戦する。逆に言えば、ある程度強化してもまだMausあたりと当たる低ランク帯に留まることができ、その分エサも増える。
また、これに至るのに2両、あまり使い勝手が良いとは言い切れない駆逐戦車がいるので、正直買うかどうかは微妙である。ロシアンMBTツリーと分離したため、特段進める必要性は無い。
とはいえ、本車も次のZhalo-Sもかなり楽しく遊べる車両なので、興味があれば、ロシアンTDツリーへ踏み込んでみよう。
この車両フルで 63.9も出るんすね...はぇーすっごい... とりあえず煙幕積んだ所まで来たんですけど、弾種って何使うのがベストなんでしょうかね? (T92の正面傾斜でAPがうまく刺さらなかった) -- kq 2017-08-05 (土) 11:16:24
ありがとナス~ -- kq 2017-08-05 (土) 12:53:12