フェルム | いらっしゃいませ! 主人公さん! うれしい。来てくれたんですね。 あっ、そうだ。主人公さん。 実は私、ちょっと新しいお料理の研究をしてて… あの、それでよろしければ…。 主人公さんも、味見してくださいませんか? |
厨房からなんとも言えない香りと不穏な空気がただよってきた。 | |
遠慮しておく ごちそうになろうかな |
遠慮しておく
フェルム | そうですか…。残念です。 少し自信あったんですけど…。 でも、よかったらまた今度、食べに来てください。 私、待ってますから。 |
ごちそうになろうかな
フェルム | ありがとうございます。 今すぐお持ちしますね! お待たせしました。 どうぞ、召し上がってください。 |
うまいかまずいか以前に食えるブツかどうかが疑問。 生命の危機を感じる…。 | |
フェルム | ど、どうしたんです? 主人公さん…。 まさか、お口に合いませんか? |
………… おかわりっ! |
…………
フェルム | ご、ごめんなさい。 おいしくなかったんですね。 料理の本とか読んで、一生懸命、勉強したつもりだったんですけど。 ホント、すみません! |
おかわりっ!
フェルム | よかった。腕によりをかけて作った甲斐がありました。 すぐおかわりお持ちしますね! こんなに食べてもらえてうれしいです。 次も、もっとおいしい料理を作りますね! また、いらしてください。 |
主人公去る | |
フェルム | こんなにいっぱいおかわりしてくれて。 …うれしいな。 よっぽど気に入ってくださったんだ。 私もちょっと味見しておこうかな…。 むぐっ…。 な…なに、コレ…!? こんな変な味にした覚えは…。 ………………。 あっ! もしかして、あの時…。 塩と間違えてヤンバイ草の粉末を入れちゃったんじゃ…。 うう…。まさかこんな失敗作を主人公さんにお出ししてたなんて…。 …でもこんなにまずい料理をあんなにも食べてくれた…。 主人公さんって強いだけじゃなくて、とっても優しい人なんだ…。 |