2Dスキン

Painter（ペイント機能）の操作

このTrackMania付属のペイント機能は、オマケの機能にしては非常に高性能である。このムービーの8:04からその証拠がしっかりと収録されているので、時間があれば一度見てみよう。
だが、このペイント機能には大きな問題点がある。それは、ステッカーが曲面になじみにくいという特性。具体的にあらわすと下のようになる。

実は、これは車を真正面から見た場合のみ綺麗に見えるようになっている。ただし、これはその面がフラットな場合のみ。StadiumCarは奥行きがあるので真正面から見てもズレて見えてしまう。それを解消して綺麗にステッカーを貼るならば、DDSファイルを自分の手で編集するしかない。その方法は下。

ファイルを直接いじる

カースキンの中に入っているファイルを
ペイントソフトで直接いじることにより、Painterを使った時よりも綺麗により正確にスキンを作ることができる。

Photoshopを使ってDDSファイルを編集した時は、アルファチャンネルのチェックを外した状態で、DXT3として保存する。以前アルファチャンネルのチェックを入れた状態では保存できなかった事があったので、外しておいたほうがいい。
nvidia texture toolsを導入したPhotoshopで編集した場合はddsのまま保存してよいが、保存を押した後に表示される圧縮形式の設定に注意。デフォルトではno alpha(アルファチャンネル、つまり透明度の情報をなくした状態で保存する)になっているが、interplated alphaに変更すること。no alphaのまま保存するとスキンの選択画面では正常に表示されるが、実際のサーキットでは窓などが埋まった状態になってしまう。
そして、編集したファイルを再圧縮する場合にはいくつか注意するべき点がある。
編集したファイルが入っているフォルダを圧縮するのではなく、ファイル全部を選択して圧縮すること。そうしないとTrackManiaはカースキンを認識しない。
また、フリー配布されている圧縮ソフトでは認識しないことがあるらしいので、Windows付属の圧縮機能でチャレンジしてみよう。やり方は右クリック→送るでOK。
またファイル形式・ファイル名を合わせないと正常に動作しなくなることが多い。
なお保存すら出来ない時、複数のファイルを個別に編集していく時は、ファイルアーカイバソフトを利用するといい。

カスタムモデルのスキンデータは物によってDiffuse.ddsやDetails.ddsが反転しているもの、片サイドしかないものなどが存在するので注意が必要。

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