資金の稼ぎ方

Last-modified: 2016-01-13 (水) 18:29:45

つまるところは

 住民が自力で移動するよりも
『速く』
『遠くまで行ける』
交通手段を提供するのを、常に念頭に置いて路線を構築すればいいと思います。
 とは言え、いきなり大きな路線に手を出すと、建設費と維持費で財布が擦り切れてしまうでしょう。
 そこで、無難に黒字を保ちつつ路線を拡大できる順序を考えてみました。

1:町内交通網

  • 1つ1つの町の中に、バスやトラムによる交通網を整備します。
     町内交通網は、言ってみれば『ローリスク・ローリターン』な手段ですが、複数の町で同じような黒字路線を簡単に構築できるため、チリを積もらせて山を作ることが可能なわけです。
     路線の内容としては、『住宅と商業・レジャー・工業を往復するor巡回する路線』を作れば、まず赤字にはなりません。
  • 注意点は、『バスもトラムもとにかく小さい』ことです。
     いくつもの停留所を経由する路線にしてしまうと、「満員で誰も乗れない停留所」が発生してしまいます。買い物帰りのバスを待っていても、工場帰りのススにまみれたオッサンで一杯のバスが通過するだけという目に遭ってしまうような感じです。
     よって、2~4箇所を往復するor巡回する程度の小さな路線を、ちまちま作っていくと丁度良いように思われます。
     見た目はだいぶわちゃわちゃしてきますが、チリを積もらせる作戦ですので…。
  • また、『町の出入り口』も意識しておきましょう。
     いずれは町と町を結ぶ鉄道や高速バスに手を出すことでしょうから、外からの出入りに対してもスムーズな輸送ができるような路線を考えておくと、後々楽になります。
  • そして、もう一つ重要な注意点があります。
    『マイカー』
    の存在です。1950年にもなってくると、マイカーで移動する住民がじゃんじゃん増えてきます。利用者が減るだけならまだしも、渋滞を発生させ、運行すら不可能になる可能性もでてきます。
     行き詰まりを感じたら、思い切って1から作り直した方が、むしろ楽でしょう。車の流れを見極めながら、時代に応じた町内交通網を改めて整備していきましょう。(その頃には不要になる位に鉄道が儲かっていそうですが)。

2:トラックによる近距離貨物輸送

  • 貨物輸送の方法や要点に関しては、左メニューの「貨物の運び方」に記載されていることでしょう。
     ここでも、いきなり広大な輸送網を考えず、町のすぐ近くで材料も製品も作られている所を探しましょう。
     トラックは年代によって性能がガラリと変わる印象があります。OpelBritz様ぁー!
     あと、売り上げ単価は人を運ぶよりも高いため、近距離輸送のトラックがキャラバンを成すような状況になると、それだけで鉄道に手を出せるような利益を叩き出しかねません。
     材料も製品も、という環境に出会えるかは運次第ですが、町内交通網より確実で手っ取り早い手段です。

3:川沿い往復鉄道

  • ちょっとぼんやりしていたら数百K増えていた、なんて状況になれば、安心して鉄道に手が出せることでしょう。
     川沿いと銘打ったのは、地形の起伏が少ないor無いからです。線路(道路もですが)を敷設する際、段差が出現すると急に工事費用が跳ね上がります。長い坂道やトンネルになると、費用のKがMになっても不思議ではありません。
     線路ができても車両が買えないのでは意味が無いので、起伏の少ない川沿いがお勧めです。
  • 後は、可能な限りの直線ルートを実現していきましょう。カーブは減速の要因となり、到着が遅れれば収益も下がります。
  • 駅の場所ですが、町内交通網へスムーズに繋がるよう考慮しましょう。乗客は交通手段が無くても駅から歩いて行くわけですが、そこにバスやトラムがあれば、やはり乗ってくれます。つまり儲かります。
  • 車両を選ぶ基準は、坂道が無い前提ですので、最高速度だけで良いかと思われます。
     また、貨車の数ですが、「ちょっと多いかな?」ぐらいが丁度良いでしょう。それぞれの町内の移動がスムーズにできるような鉄道路線だと、じゃんじゃん乗客が現れます。貨車を追加するために車庫に戻す手間は結構なものなので、出だしの痛手は町内交通網の黒字で和らげる位のズームパンチな気持ちで臨みましょう。すぐに報われます。
  • あと、「1つの長い車両を走らせる」のと「複数の短い車両を走らせる」という手法があるかと思いますが、町内のバスやトラムの許容量を考えると、後者の方がより効果的になりそうな気がします。
     そうなると、お互いがぶつからないよう、線路を分岐させたり、信号を設置して意図的な足止めをしたり、といった配慮が必要になってきます。手間かも知れませんが、ここでようやくTrainFeverの醍醐味が見える、とも言えます。

4.都市間トラム

1850年スタートだと微妙ではありますが、1900年か1950年スタートだと多分最強の手段。収容力もそこそこで運行費用が割安なので、1路線で年数M程度儲けられるまでにすぐ成長します。ただし投資額は鉄道ほどではないにせよ、車両をどんどん追加すれば初期資金を使いきる程度にはなるのでどこで開業させるかは吟味する必要があります。

 こんなところでしょうか

 確実な利益の確保、という視点で、以上3つ+1つの手法を紹介させていただきました。
 他にも良い稼ぎ方は、たくさんあるかと思いますので、どんどんご紹介下さいませ。