MOD

目次

MODとは

MODとはModificationの略でゲームの機能を拡張、改造するファイルのことです。
対してMODを導入していない、購入時の状態のことはバニラと呼ばれます。
TrainFeverはMODフレンドリーなゲームであり、公式に最初からMODが3つ提供されているほかMOD利用のための機能も用意されています。
ユーザー有志によるMOD作成も活発であり、こうした自由度の高さこそコンピューターゲームの醍醐味ともいえるでしょう。
残念ながらSteamワークショップには対応していませんが、同じくらい便利なMOD管理ツールもユーザーの手で用意されています。
他にも以下の点にご注意ください。

• MODの利用はあくまで自己責任で行ってください。何かトラブルがあっても一般には公式的なサポートも受けられませんし、当Wiki(管理者並びに編集者)としても一切の責任を負いかねます。そのため以下のことをお勧めします。
  • 操作の内容についてはご自身で知識を深め、自分が何をしようとしているか把握できる場合のみ実施してください。
    「訳が分からないけど書いてあるようにやる」という態度はやめてください。いずれPCを壊しますよ。
  • 不可逆的操作を行う前に関連するファイルのバックアップを取ってください。特にMODを導入する直前のセーブデータはちゃんとバックアップしましょう。
    • 特に車両系MODで不具合が発生する場合、正常にゲームを開始できても、車両を購入した瞬間、その車両に路線を設定した瞬間に落ちることが多いので注意。某スイス人動画主はいつも車両購入直前に慌ててセーブしてます。完全にトラウマ化してる……ｗ
  • MOD配布ページの注意書きはGoogle翻訳でいいので読んでください。リスト編集者も必要そうな注意書きに気づいた時にはその旨書いていますが、全てではありません。
    また配布ページのコメント欄やリンクされているフォーラムのスレッドにバグ報告があることもあります。
• MODを一度でも有効化したセーブデータは、実績を解除することが出来ません。実績狙いの場合は注意してください。

MODの種類について

幾つかの種類に分けられます。

• 使用できる乗り物や建物の種類を増やすもの
• 風景やUIなどの見た目を変更するもの
• マップ生成時の条件を変更するもの
• その他ゲーム内の設定を変更するもの

圧倒的に多いのは乗り物の種類を増やすもの、特に鉄道車両のMODです(だってそういうゲームだし)。
マップ生成時の条件を変えるのもののうち新規マップを開始した時にのみ影響するMODは、それ以外の時に抜き差ししても影響を与えません(例としてSteilwand Mod)。ただしマップ生成時以外の時も恒常的に影響を与えるもの(例としてCargo Mod)は逆に抜き差しが不可能です。
道路を変更するものや種類を増やすものも、新規ゲームにしか導入できず途中抜き差しは不可能なものがあります。
橋やトンネルをプレイ中のデータに追加した場合、既存の橋やトンネルの種類が入れ替わってしまいます。どうしてもというならすべて建て替える他ありません。
それ以外のものについてはやり方を間違えなければ抜き差しが一応可能であると思われます。多分。おそらく。

公式MODについて

現在、TrainFeverを購入した場合最初から3種類のMODがインストールされています。

• No costs：文字通り運行や建設撤去にかかる費用が無料に。ゲームバランスも何もあったもんじゃないのでサンドボックス用です
• No main connections：街と街、あるいは産業間を結ぶ道路網の全てが切断できるようになります。自家用車での都市間移動を封じることができます。ちなみに昔はこっちがデフォルトの仕様でした。
• Vehicles: no end year：登場する乗り物の購入可能年の終わりがなくなります。例えばいつまでも馬車や蒸気機関車を使えます。割とゲームバランス的にも楽しめる範囲かと。

MODの導入方法

MODの導入は2段階に分けられ、ゲーム外でMODを入手しTrainFeverから認識できる状態にする"インストール"と、ゲーム内で新規ゲーム或はセーブデータにMODを適用し実際に利用できるようにする"アクティブ化"の段階があります。
ここではそれに加えてMODの探し方を含めた三段階を説明したいと思います。

MODを探す・入手する

配布サイトから直接探す

MOD配布は主に以下のサイトで行われています。これ以外の場所をご存知ならお教えいただきたい。

• "Train Fever / Transport Fever Fancommunity"(TF.net) 内のMod配布ページ(基本的にドイツ語。メニューなどの言語は左上の国旗から変更できる)
• "Transport Games"(TG.ru) 内のTrain Fever関係Mod配布ページ(ロシア語)

上に記したように日本語どころか英語でもないので、画像を頼りに一つ一つMODを眺めて楽しむ用途向けです。本屋で本を選ぶのと同じで、思わぬ出会いがあるかもしれません。
ドイツ語サイトの方は利用規約への同意を求められますが、いずれも登録やログインなしにMODをダウンロードできます。ロシア語では"Скачать"がダウンロードボタン。
ただし下記の方法であっても最終的にはこれら配布ページにアクセスして一度注意書きを読まれることをお勧めします。

当Wikiの索引ページで探す

日本語でMODを探せるようにするための索引を鋭意作成中です！

• 総合MOD・複数要素の変更を伴うもの←一応完了済み
• 鉄道車両(ドイツ・オーストリア)←新規モデル＆リペイントの一部完了済み
• 鉄道車両(その他欧州＆自由形)←新規モデル＆リペイントの一部完了済み
• 鉄道車両(ヨーロッパ以外＆ロシア/1520mm軌諸国)←新規モデル＆リペイントの一部完了済み
• 道路上の車両(トラムを含む)←新規モデル分完了済み
• ストラクチャー・シーナリー←一応完了済み
• システム改良・バランス変更等←一応完了済み

やっていることは上で紹介したサイトへのリンクだけなので、実際のダウンロードはそちらから行うことになります。
まだ半分ほどしかリスト化できていないのでここにないものは直接サイトから探してもらうことになります。

TFGM内のカタログで探す

外部管理ツールであるTrain Fever Game Manager(TFGM)ではTF.netにて公開されているMODを一覧表示してくれる機能があります。検索やダウンロード数での並べ替えもでき、ダウンロード後の導入も便利。
やり方はこちら
ただし複数のファイルが登録されている時にどれが何のバリエーションに当たるかは区別がつかないし、検索も目当ての車輌名がはっきりしていないと使えないので実は不便かも。不明点があるときは結局"Home"ボタンをクリックして飛ぶ配布ページの説明書きを読んでもらうことになると思います。
ロシア語サイトには対応していません。

MODをインストールする

TFMMによるインストール

外部管理ツールであるTrain Fever Mod Manager(TFMM)はMODのインストール段階に特化しています。後述のTFGMによるインストールと比べて確実性が高いと言われています。
やり方はこちら

TFGMによるインストール

やり方はこちら
TFGMでのインストールは、前後の段階も通してTFGMで行うという場合には特に便利です。ただしinfo.luaが同梱されていない場合インストールが出来ない他、稀に問題が起こる場合もあるようです(音が出ない等)。問題が起こった場合TFMM(上述)でのインストールを試してみてください(マニュアルインストールは最終手段でしょう)。

マニュアルインストール

MODによってはMODマネージャ類への非対応を宣言しているものもあります。その他インストール時に不具合が発生した場合の手立てとして手動でのインストールが有力な手段となります。

• ダウンロードしてきた圧縮ファイルを解凍する。
• 解凍して出てきたディレクトリ(「res」ディレクトリのひとつ上のディレクトリ。ない場合は適当な名前で作成)ごと内部の全ファイルを、Train Feverのインストール場所にあるmodsディレクトリ直下に置く。
  (インストール場所がわからない場合はSteamのライブラリで Train Feverを右クリックし、プロパティー、ローカルファイルのローカルファイルを閲覧...をクリック)

アンインストール方法は同様にざっくり削除するだけ。間違って使用中のMODを削除しないようにくれぐれもご注意を。

MODをアクティブ化する

ゲーム内MODマネージャーによるアクティブ化

(ゲーム内の使用MOD設定機能は、時々Ingame Mod manager(IGMM)と呼ばれています)
やり方はこちら

TFGMによるアクティブ化

やり方はこちら
TFGMでアクティブ化した後でも、改めてゲーム開始時にIGMMで変更できます。

既存のセーブデータに対するアクティブ化

1. ゲームを起動し、「セーブデータをロード」をクリック
2. MODを追加したいセーブデータを選択し、下の方にある「アクティブなMOD」欄の右の「＋」ボタンをクリック
3. 左欄にまだアクティブになっていないMOD、右欄に既にアクティブになっているMODが表示されるので
   「>>」ボタンで新たにアクティブ化、「<<」ボタンで非アクティブ化する。
   なお……
   
   (※この画像はBuild 6219のものです……編集した翌日にアプデが来るなんてねｧ'`,､('∀`) '`,､ )
   こんな感じで警告が出ることが多いものの、実はこれ作者の自己申告。何の問題ないときに赤い警告が出ることはざらだし、どう考えても壊れるだろうって時に警告が出なかったりもする。
   警告されてもされていなくても、実際使ってみるまでクラッシュするかはわからないのでちゃんとバックアップを取ってとりあえず試そう。

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統合前の旧ページModとはModの入れ方