ここではScript.txtの内容について書いています。
注:
・行頭に;(セミコロン)をつけるとその行はコメント文になります。
実際のゲームの中では処理されません。
オリジナルが何だったかわかるようコメントにしておくと便利です。
・半角の英数文字のみ使用できます。日本語、全角はゲーム内で文字化けします。
・[Option]のコメント行までは不明です。変更しない方が良いでしょう。
・各行の「=」の後の空白は「TAB」キーを使い揃えます。後で見易くなります。
[Option]セクション
LoadSave行
ゲームのロードセーブを設定します。
・ENABLED :ロードセーブを有効にします。(デフォルト設定)
・DISABLED :ロードセーブを無効にします。
Title行
ゲーム起動後の、FlyBy(「New Game」と共に表示される画面)の表示/非表示
を設定します。
・ENABLED :FlyByを表示にします。(デフォルト設定)
・DISABLED :FlyByを非表示にします。
Script.txt内にある最初のレベルがいきなり始まります。
強制終了しか終了方法がありませんので変更しない方が
いいでしょう。
PlayAnyLevel行
マニュアルのレベルのカスタマイズを参照してください。
InputTimeout行
あまり意味がないようです。
30秒間に60フレーム?
FlyCheat行
マニュアルのレベルのカスタマイズを参照してください。
Security行
TR2、TR3のための設定です。変更する必要はありません。
DemoDisc行
体験版用の設定か?
・ENABLED :DemoDiscを有効にします。
・DISABLED ;DemoDiscを無効にします。(デフォルト設定)
[Title]セクション
ゲーム起動後の、FlyBy(「New Game」と共に表示される画面)の設定を行います。
LoadCamera行
マニュアルのレベルのカスタマイズを参照してください。
Level行
マニュアルのレベルのカスタマイズを参照してください。
[Levels]セクション/基本的な設定
Name行
マニュアルのレベルのカスタマイズを参照してください。
Legend行
レベルスタート時に表示されるコメントです。
English.txtにも同じものが必要です。
LoadCamera行
マニュアルのレベルのカスタマイズを参照してください。
レベルを作成したばかりの時は値を「0,0,0,0,0,0,255」に設定します。
Level行
マニュアルのレベルのカスタマイズを参照してください。
ResetHUB行
主にレベルの移動で使用します。
メッシュが違うララ(YoungLaraとLara)がレベルを移動する場合に使います。
設定しないとゲームが強制終了します。
数値は
1がタイトル
2が最初のレベル
3が2番目のレベル
となります。以降はカウントアップ。
この行のあるレベルに戻ると解いたパズルなど全て初期状態に戻ります。
YoungLara行
少女時代のララを使う場合に使用します。
これを設定するとツインテールになり、
武器、フレア、双眼鏡が使えなくなります。
・ENABLED :設定を有効にします。
・DISABLED :設定を無効にします。
NoLevel行
幻のレベル「The Valley Temple」のための設定です。
特に必要ありません。
・ENABLED :設定を有効にします。
・DISABLED :設定を無効にします。
[Levels]セクション/地平線に関する設定
Horizon行
レベル内にHorizonオブジェクト(遠くの背景のこと。黒いものもあります。)を
表示させるか設定します。
・ENABLED:Horizonオブジェクトを表示
・DISABLED:Horizonオブジェクトを非表示
Layer1行
レベルの空の色を設定します。
最初の3つの数字はそれぞれRGB (赤、緑、青)の値を示しています。
最後の数字は雲の流れる速さを示します。マイナスで雲が逆方向に流れます。
Layer2行
Layer1行からさらに空の色を追加したい時に使います。
レベルの空の色を設定します。
最初の3つの数字はそれぞれRGB (赤、緑、青)の値を示しています。
最後の数字は雲の流れる速さを示します。マイナスで雲が逆方向に流れます。
ColAddHorizon行
Horizonオブジェクトとの境を表示させるかどうか設定します。
サンプルレベルの「Coastal Ruins」のような感じです。
Horizonオブジェクトを自作する場合は
空との境界を半透明か透明のテクスチャにします。
・ENABLED :設定を有効にします。
・DISABLED :設定を無効にします。
LensFlare行
差し込むような太陽光を設定したい時などに使用します。
サンプルレベルの「Coastal Ruins」のような感じです。
LensFlareオブジェクトとは別ものです。
最初の3つの数字がLensFlareの位置を示しています。
(正しく表示させるには試行錯誤が必要です)
最後の3つの数字はそれぞれ光のRGB (赤、緑、青)の値を示しています。
ルームエディタの「NL」ボタンを使うと一部の部屋で表示されなくなります。
Lightning行
雷の音を出したり、空を一瞬明るくしたりできます。
TR4の「The Great Pyramid」のような感じです。
・ENABLED :設定を有効にします。
・DISABLED :設定を無効にします。
Fog行
通常は遠くが黒くなりますがこの設定で遠くの色を変えることが出来ます。
霧の電球とは別ものなので、Volumetric FXの設定は必要ありません。
HorizonオブジェクトにはFogの色と同じ色のテクスチャを全て貼ります。
3つの数字はそれぞれRGB (赤、緑、青)の値を示しています。
[Levels]セクション/ピックアップに関する設定
Puzzle(Key)行
ゲーム内で使うパズル(キー)アイテムの設定です。
この行が指定されていないアイテムはゲーム内のアイテムメニューで
「Load」と表示されます。
最初の数字はPuzzleオブジェクトの番号に対応します。
2つ目の文字はゲーム内のアイテムメニューで表示されるものです。
アイテム名を変更するにはこの文字を変更し、
English.txtも変更する必要があります。
3つ目以降の「$」から始まる値はゲーム内のアイテムメニューで表示される
アイテムの表示の仕方を設定します。
1つ目:高さ。値が大きいほど低くなります。
2つ目:サイズ。値が小さいほど大きくなります。
3つ目:回転(アイテムのY軸を変更して表示)。通常は$0000
4つ目:前後(アイテムのZ軸を変更して表示)。
5つ目:左右の移動。(アイテムのX軸を変更して表示)。
6つ目:ここだけ少し特殊です。
値が「$0002」の時、回転します。しかし少し高くなります。
値が「$000a」の時、回転し、中央に表示。(低いときもあります。)
値が「$0000」の時、回転しません。
アイテムによって、XYZ軸は違うので実際のゲーム内で確認してください。
PuzzleCombo行
ゲーム内でCombineして使うパズルアイテムの設定です。
最初の数字はCombineした後のPuzzleオブジェクトの番号に対応します。
2つ目の数字はCombineして使うパズルのそれぞれのパーツを指しています。
3つ目の文字はゲーム内のアイテムメニューで表示されるものです。
アイテム名を変更するにはこの文字を変更し、
English.txtも変更する必要があります。
4つ目以降の「$」から始まる値はPuzzle行と同じです。
Examine行
Examineを設定します。
Examineには3種類あります。
Examine1の場合
地図のように使用し、文字は表示されません。
通常のPuzzle行のように設定します。
Examine2の場合
説明書のように使用し、文字(半角の英数字)が表示されます。
1.通常のPuzzle行のように設定します。
2.文字を表示するにはEnglish.txtの
RULES1以降を編集します。「\n」がゲーム内の改行になります。
Examine3の場合
巻物のように使用し、文字(半角の英数字)が表示され
パズルとしても使用できます。
1.通常のPuzzle行のように設定します。
2.文字を表示するにはEnglish.txtの
PETEPOO 以降を編集します。「\n」がゲーム内の改行になります。
[Levels]セクション/その他の設定
UVrotate行
アニメーション付テクスチャの動きを設定します。
数値は大きいほど早くなり、マイナスで逆方向になります。
Timer行
ゲーム内に経過時間を表示します。
・ENABLED :設定を有効にします。
・DISABLED :設定を無効にします。
AnimatingMIP行
遠くのアニメーションを簡易表示するために使用されます。
詳細は不明です。
Mirror行
マニュアルの手間をかける価値があるその他のクールな機能を
参照してください。
RemoveAmulet行
Quest_Itemをアイテムメニューから外したい時に使用します。
・ENABLED :設定を有効にします。
・DISABLED :設定を無効にします。
Train行
TR4の「Desert Railroad」のようなレベルを作成したい時に使用します。
UVrotate行も一緒に設定しないと地面が流れて行きません。
・ENABLED :設定を有効にします。
・DISABLED :設定を無効にします。
TRLEでは使用しない設定
Pulse行
OPCODE_0xD9行
OPCODE_0xDA行
Cut行
FMV行
ResidentCut行