天空の体系

Last-modified: 2024-08-23 (金) 23:50:29

炎の体系と同じく4つの攻撃呪文を持っている、攻撃寄りの呪文体系。
単体キャラクターへ効果的な呪文は無く、対歩兵向きの攻撃呪文が充実している。
特に高威力の投下呪文による範囲攻撃が魅力。
全体的に徹甲ダメージが高く、キャンペーン終盤でも安定した火力を発揮できる。

バフ / デバフ呪文は2つのみだが、どちらもシンプルで使いやすい。
パッシブアビリティの汎用性が低いことが欠点。

ローリング・スカイ(パッシブアビリティ)

効果自体は強力で持続時間も長いが、対象が「飛行中の敵」と限定的なのが大きな欠点。
敵軍の構成によって大きく価値が変わる。
効果が適用されれば、対象が地上に降りても持続する。

ウインドブラスト

射程は短く威力も低めだが、ダメージの発生が早いので当てやすい。
徹甲ダメージが0なので軽装の歩兵を狙うことになる。
息吹呪文としてはノックバック効果が高め。

アップグレード版は徹甲ダメージが8増加するが、天空の体系にはほかに徹甲ダメージの高い呪文が多くあるので、重装の相手にはそちらを使用したほうが有効なことが多い。

ハーモニック・コンバージェンス

白兵戦攻撃と防御を上げるというシンプルでいて無駄がない、有用な単体バフ。
消費魔力が少なく詠唱時間が短いこともあって、様々な場面で使いやすい。

アップグレード版は防具が増加する効果が追加されるが、消費魔力の増加分を考えると少々コスパが低いので使いどころが重要になる。

ウラノンズ・サンダーボルト

大きなダメージを与える投射物を1つだけ投下し、その周囲に爆発ダメージを与える。
投射物自体の当たり判定は小さいが、投下精度が高く、ほぼ指定した位置に命中する。
意外にも爆発半径は8mある。
徹甲爆発ダメージ100%なので、軽装重装問わず歩兵全般に有効。

射程が300mと投下呪文としては長めなので、攻城兵器を狙い撃つことも可能。
ただし、消費する魔力が兵器1台を破壊するのに見合うかどうかはよく考える必要がある。

ターゲットが動けない状況を作ることが必要にはなるが、低コスト、徹甲爆発ダメージ、長射程、高精度と、なかなか優秀な性能である。

アップグレード版は消費魔力1.67倍でダメージが2倍になる。
対歩兵の場合、兵員1人あたりの体力を考慮すると、通常版の爆発ダメージ96で十分なことが多い。
爆発範囲の外縁部ではダメージが低下するので、もちろんアップグレード版を使用する意味はある。
ただし、爆発ダメージ192というのは、中心部の兵員に対してオーバーキル状態となってしまう。
少しでも多くの兵員を減らしたいのか、コスパを重視するのかという選択になる。

カース・オブ・ミッドナイト・ウインド

白兵戦攻撃と防具を下げる範囲デバフ。
持続時間とクールダウン時間がハーモニック・コンバージェンスと似ているので組み合わせて使いやすい。

コメット・オブ・カサンドラ

高火力の投下呪文。
詠唱5秒 + アニメーション7秒と、ダメージを与えるまでにかなりの時間がかかる。
複数の敵歩兵を1か所に集めて拘束するという状況を作り出すのは大変だが、それに見合うだけの破壊力はある。
爆発半径は20mと、歩兵1ユニットを丸ごとカバーしてしまうほど広い。

ウラノンズ・サンダーボルトと違って投下精度が悪く、指定地点から若干ずれて着弾することがよくあるため、混戦で使用する場合は注意。

アップグレード版では爆発ダメージが2倍となるので、攻撃対象の兵員1人あたりの体力を考慮して使い分けたい。
ウラノンズ・サンダーボルトよりもオーバーキルによって無駄になってしまうダメージが少ないので、アップグレード版を使用する機会も多くなるだろう。

チェーンライトニング

移動渦流呪文。
消費魔力の割に持続時間が長く、コスパが高い。
徹甲ダメージ100%のため重装歩兵の群れに効果的。