車両情報
基本性能
Tier | 6 |
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車種 | MBT(主力戦車) |
耐久値(HP) | 2315 |
砲塔旋回速度 | 39.52deg/s |
重量(t) | 44t |
視界範囲(m) | 415m |
隠蔽率(%) | 15% |
走行方式 | 装軌 |
装甲
名称 | 車体装甲厚(mm){F/S/R} | 材質 | ERA | ERA増加装甲厚(mm){F/S/R} | 貫通減少率(%){AP/SC} |
砲塔装甲厚(mm){F/S/R} | |||||
名称 | 840/210/59 | Composite | 有 | 865/251/59 | 0%/50% |
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845/320/60 | Composite | 有 | 900 | 0%/50% |
武装
名称 | 装填時間(s) | 搭載弾数 | 仰角(°) | 俯角(°) | 照準時間 |
125mm 2A46M Smoothbore Cannon | 10.20s | 46 | 14.0° | -6.0° | 1.74s |
弾薬名称 | 弾種 | 平均ダメージ | ダメージボーナス(HEAT) 爆風範囲(HE) | 貫徹力 | 弾速 | 精度 | 跳弾角 | 自動ロック(ATGM) | 備考 |
3VBM9 | APFSDS | 560 | 380mm | 1,750m/s | 0.12 | 67° | |||
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3VBM11 | APFSDS | 570 | 450mm | 1,750m/s | 0.12 | 67° | |||
3VBK16 | HEAT-FS | 570 | 25% | 550mm | 905m/s | 0.14 | |||
3UBK14 "Refleks" | ATGM-TH | 550 | 25% | 700mm | 300m/s | No | |||
3VOF22 | HE-FRAG-FS | 870/580/88 | 1.5m | 40mm/85mm | 850m/s | 0.15 |
機動力
名称 | 馬力(hp) | 最高速度(km/h)/ 後退速度(km/h) | 0to32km/h(s) | 0toMAX(s) | 車体旋回速度(deg/s) | 炎上確率(%) |
ChTZ V-84-1 | 840 | 55/18 | 5.86 | 23.18 | 28.60 | 6 |
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ChTZ V-84M | 840 | 60/18 | 5.86 | 27.87 | 30.00 | 6 |
乗員
Commander | Driver | Gunnner |
車両改修
防護 | 効果 |
Stock Armor | 初期装甲 |
3D6M Smoke Grenades | 改良煙幕弾/装弾数5発/効果時間10s/再装填80s/前方投射 |
火力 | 効果 |
125mm 2A46M | 初期主砲 |
1A40-1M FCS | 照準時間20%向上 |
Improved Autoloader | 装填13%向上 |
機動 | |
ChTZ V-84-1 Diesel Engine 840hp | 初期エンジン |
ChTZ V-84M Diesel Engine 840hp | 改良エンジン |
その他 | |
Ballistic Computer V2 | 強化型レトロフィット |
解説
ソ連MBTツリー3番目の刺客、T-72B。
以前までは防御力に不安が残り、正面切っての戦闘を行うのは難しかったが最近のモデル改変に伴い装甲面が大幅にbuffされた。
ついでに自動排莢装置のアニメーションも追加され、モデル改変と相まって非常に格好良くなった。
後、前モデルで間違っていたERAの配置も正しく修正され、本当の意味でT-72Bとなった。
火力
搭載主砲はソ連MBT恒例の125mm 2A46M滑腔砲。
前身のT-72が積んでいる砲より全体的に性能が向上し、攻撃能力は非常に高くなった。しかし、砲精度はあまり良くないので、中~長距離での狙撃では少し苦労をすることになる。
装填時間はレトロフィットとエナジードリンク、社長スキル込みで8秒近くまで短縮出来、AP弾DPMも4000を超えるのでダメージを稼ぐのはとても向いている車両だと思う。
そしてTier6MBT内で唯一、貫通700mmの砲発射ATGMを使用できるのが強みとなっている。
機動力
モデル改変前はお世辞にも良好とは言えなかったが、改変後は一転して同格MBT内でも上位の方へ立てるほど機動性が改善した。
加速こそ少々もっさり気味ではあるものの、ストレスなく移動することができる。なおかつ履帯性能が良好なのか、カタログ上の数値以上によく曲がり、よく加速するように感じる。
最高速度も63km/hとそれなりに出るので、前線構築や陣地転換、拠点防衛に向かう際などに間に合わないということは余り無いだろう。
防御力
以前は正直心許無い防御力だったが、モデル改変に伴い大幅強化された。
砲塔正面部は同格車両では貫徹不可、車体正面も上部は全面800mmオーバーの装甲を手に入れ、Tier6MBT内でも屈指の装甲を手に入れた。
正面部の弱点は車体下部だが、ここにはコンタークト1ERAが装着されているため、狙いの甘い弾はERAに吸収されてしまう。その為数値以上にその堅さを発揮するだろう。
側面は実装甲厚は250mm程度の為、真横から撃たれると貫徹される可能性があるが、それなりに深めの昼飯の角度を取っても貫通されない程の硬さを誇る。その上車体前半部にはERAが
びっしりと張り付けられているため、実装甲厚以上の硬さを発揮してくれるはずだ、特に対戦車ミサイルに対してはかなりの防御力を発揮してくれるだろう。
砲塔側面もその形状とERAのお陰で、前半部はまず貫徹されることはない。HEAT系の弾薬も工具箱等の外装品に吸収されることが多いので、意外な硬さを発揮する。
一方背面は砲塔車体双方ともに60㎜程度しかなく、明確な弱点となっている。とは言え裏取りされたり複数両で包囲されたりしない限りは早々狙われることはないだろう。
弱点はソ連MBT全般にも言えることだが、有名なその弾薬庫の配置である。側面砲塔直下はもちろん、車体正面下部、車体背面も貫徹されればほぼ弾薬庫へダメージが入る。
特にHEAT系弾薬や、車長スキルで対モジュールダメージが強化されている場合などは最悪一撃爆散もありうるので、極力車体下部は晒さないようにしよう。
総評
モデル改変によりTier6MBT強車両に生まれ変わったT-72B。砲精度に若干不安が残るが、それ以外の性能は標準以上に底上げされている為、PvP,PvEどちらのモードでも使っていけるだろう。
特にその硬さと火力、速力を生かして適切に突っ込んでいけば敵戦線を食い破ることも可能だ。単騎で戦うのもいいが、分隊を組んで出撃出来れば一気に敵チームにとっての脅威となる筈の車両だと思う。
対応
敵として出くわした場合の対処としては、まずは自車の弱点を極力晒さず撃ち合うことだ。特に西側MBTに乗っている場合は、車高差から基本的にT-72Bの弱点の車体下部を撃ちおろす形になる。
その為貫徹力は足りていても弾かれる場合があるので気を付けよう。
T-72Bは砲精度があまり良くないので、少し距離を取って戦うのも有効だ。逆に近寄って接近戦を仕掛けるとその車高の低さから、場合によっては砲塔しか撃てなくなって完封される場合もある。
後は極力複数両で叩く事を意識するといいかもしれない。
筆者:Lowkaga