XF
「この手に腐り落ちるがいいッ!」 「尊きは生命、眩きは光、癒し慈しむは人の愛……」
XFにおける敵役の一人、シャルトルーズ専用アビリティの一つ。ハイト差±2以内の隣接HEXにいる対象一人のHP・MP双方にダメージを与え、シャルトルーズ自身のHPとMPに還元する攻防一体の強力な攻撃。オマケに消費MPも0というなかなかの反則ぶり。
- 与えるダメージはHPに対しては(術者の最大HP-現HP)/6、MPに対しては(術者の最大MP-現MP)/2。
端数はいずれも切り捨てで、対象のHP・MP現在値を超過したダメージ値(=回復量)にはならない。
シャルトルーズを瀕死に追い込んだ状態で喰らうと300ダメージほど持っていかれるため脅威といえば脅威ではあるものの、遠距離だともっと厄介なデストラクションダーク?やブラックコロージオンが飛んでくることを考えればまだ対処しやすい方に入る。
一応MPもドレインされるのだが、シャルトルーズはターン時MP回復を持っているので、フィブルマインドで不用意にMPを減らしていなければ微々たる量しか吸われることはない。
バズ家一子相伝の死霊秘術の一種だと思われるが、目を惹くのが上記のうち下の、およそ死霊秘術に似つかわしくない言葉の羅列。
- ちなみにこの台詞自体は、他のアビリティを使用した場合にも言う場合がある。
死者の軍団を率い、エレシウス王家の暗部を預かる家柄の出でありながら光をその手に掴もうと足掻き、慈しみや愛情とは無縁の血腥い権力闘争に身を置いてきたシャルトルーズの口からこのような言葉が出るというのは何とも皮肉な話ではないだろうか。