《クラス》/【エスコートベッセル】

Escort vessel ＝「護衛艦」の意。

XF

Act.1-9以降使用可能になる、XFにおける汎用クラスの一つ。
その全身鎧を纏った姿通り守りに特化したクラスであり、全クラス中最高のDEF補正と、やはりDEFに優れる防具のおかげで同レベル帯の他ユニットからの物理攻撃ではそうそう凹まされない。さらにその堅さを活かしたディフェンサー、敵ユニットの後衛への接近を妨害できるZOCエフェクトを備えた姿はまさに歩く要塞。
オリジナルも意外に汎用性が高めで、特に次の自分の行動番まであらゆる効果を受け付けなくなるフォースフィールドと、物理・魔力を問わず発生させるダメージを倍加させるアンプリファイアの二つが強烈。
反面、MGRとRESの補正は最低クラスなので、敵の編成やクエストの達成目的などを考えた上で投入するか否かを決めよう。

クラス専用の装備品は鎚とプレートメイル。
鎚は硬い特性を無効化できる数少ないカテゴリの武器。
アタックでクリティカルが出ないという特性は一見マイナスに思えるが、反面倒したくないユニットを倒してしまう事故を無くせるので、クエストの勝利条件次第ではリスク低減に一役買ってくれることもある。
プレートメイルは重量が全防具カテゴリ中最高レベルでその分VP消耗速度も速いが、あきらめない心で逆にメリットにできるアレクシアとの相性が非常に良い。
また一部のマップにある重量スイッチを作動させる時もプレートメイルが必要なので覚えておきたいところ。

敵としては中盤以降相対する頻度が多くなる。
物理攻撃が効きにくいのはまだしも、ZOCエフェクトで味方の位置取りや進軍の邪魔をしてくることが多い。
ただ付け入るスキが全くないわけではなく、防具が非常に重たいためVPが減りやすい他、グラブデュエリストの投げ技で大ダメージを受けうる。

男性渡り鳥をこのクラスに就けると兜で頭部がすっぽり覆われてしまい、表情がわからない。
ちなみに『コンプリートガイド?』P618の設定画では兜の下はおかっぱの髪形になっている。