HERO(NE)

Last-modified: 2011-03-13 (日) 13:36:28

Demon Hunter

DemonHunter.JPG

・NEが誇る主人公と言っても過言ではないほど扱いやすいHero。NEという種族は通常ユニットが抜群の強さをもつ代わりにヒーローがどれもやや弱めに設定されているのだが、こいつだけは例外的に全ヒーロー中屈指の性能を誇る。1st Heroに迷ったらこいつを選んでおけば間違いない。
　
　
・Demon HunterのスキルはManaburn, Immoration, Evasion, そしてLv6から使えるMetamorphosisの4つである。どのスキルも非常に使いやすいのでどれを取っても失敗ではないが相手の戦略に合わせて使うとより有用である。
　
・Manaburnは対象のUnitにHP&MPダメージを与えるものであり、消費Mana50に対しレベル1/2/3で50/100/150と威力そのものは高くないものの（ヒーロー相手の場合はさらに70％の補正がかかる）、相手のManaを同時に削れるのが強力で対Hero戦で無類の強さを誇る。DHの象徴的スキルであり、敵Heroラッシュに対抗するためLv1での取得が望まれる。
　
・Immorationは「俺に触れると火傷するぜ」を地で行くスキル。持続型のスキルでHeroと隣接した地上Unitにダメージを与える。消費Manaは発動に35必要でその後は解除するまで7/sec消費する。ダメージはレベル別に10/15/20と中々のダメージを与えることが出来るが、この恩恵を最大限に活かすにはBoxされている状況になるのでHeroを囲ませつつ殺させないというピーキーな運用が求められる。
Manaburnが対Hero戦のスキルならこちらは通常ユニット向けのスキルと言える。Creepsに使うのはマナがもったいないが、相手Workerなんかに使うと気持ちいいぐらいサクサク落とすことができる。
　
・Evasionは回避スキルで即効性は無いものの、確実にHeroの生存率を向上させる。レベル別に10%20%30%と低いうちは効果が低いがレベル3ではかなりの有用スキルに変化する。またパッシブスキルでありSPを消費しないのでこのHeroを選んだ場合サブに選択する人が非常に多い。
　
・レベル6になると取得できるMetamorphosisはHeroの中でも屈指の高性能スキルでレベル6の時点でこいつを取得していないのはとんでもないNoobか左クリックとrキーが同時壊れているやつだけである。
効果としてはHP+500, Autoheal+3/sec, Splash&Chaos属性の遠距離攻撃となる。
もはや説明不要な強さであるが、HPが1.5倍以上範囲攻撃になって建物だろうがHeroだろうが100％のダメージを与えると書くと如何に凶悪かがわかる。
しかし、DHを使う場合は中盤からクリーピングは2nd Heroがメインとなり、DHは敵2ndへのハラスや偵察が行動の中心となるため、Lv6に到達することは稀。

 

・NEには2nd向きの性能を持ったHeroが1人もいないため、DHを1stに雇った場合、2nd Heroは中立Heroを雇うことが多い。パンダことPandaren Brewmasterが鉄板で強いが、Lv3以上にならないと真価を発揮できないため、こいつを雇った場合は中盤以降もクリーピングを続ける必要がある。逆にハラス中心で押し込む場合は Naga Sea Witchが抜群の性能を誇る。OR相手にMass Talon戦略を仕掛ける場合は1stDHから2nd Beastmasterに繋げて戦線を補強するパターンがベター。

Keeper of the Grove

Priestess of the Moon

1273864996866_f.jpg

・Warriors of the night, ASSEMBLE!! とやけに勇ましい題目とともに登場する遠距離型女性ヒーロー。WC3無印時代を荒らしに荒らし、現在の環境でも屈指の性能を誇る狂悪Ultimate、スターフォールを備える。

 

・Tier2移行を諦め、2AoWar態勢で行う本気ハントレスラッシュの1stヒーローとしてなぜか雇用されることが多い。つーかまじで理由がわからん。どうせ1人しかヒーローが出せないから、せっかくならUltimateの強いPotM、ということなのか、それともハントレスがデカくて前衛ヒーローは殴りにくいので、2人いる後衛ヒーローの中でもSearing Arrowsで火力を強化できる点が買われているのか。
検証してみるとHuntressにもTrueShotAuraが乗ることがわかった。まだ検証途中であるがRangeがMelee以外のUnitにかかるようである。

Warden

Warden.JPG

・The 器用貧乏

 

・Frozen Throneで追加されたヒーロー。NEという種族にとって露骨に不足していたAoE（Area of Effect: 範囲攻撃）とNuke(瞬間的大火力)をなぜか両方備えている上に単独で瞬間移動する。しかも夜は消える。こう書くと完全に超ユニットなのだが、現実は基本的に対HM、対UD用1stヒーロー。ORやNE相手に何も考えず1st雇用すると大抵えらい目にあう。性能自体は抜群に高いのでやり方を考えれば戦えないということはないが、要求される技術は他のヒーローに比べてやや難しい。NEの中では最もハラス/ジャックを得意とするヒーローで、ゲーム中は単独行動する時間が非常に長い。

 

・スキル/パラメーター的にLv3あたりから真価を発揮するタイプのヒーローなので積極的にクリーピングを行いたいが、一方で性能を活かすためには序盤からハラス/ジャックをしかけたくもあり、かなり繊細かつ大胆な扱いが要求される。また、他のヒーローにくらべアイテムへの依存がやや強いことも特徴のひとつ。単騎での攪乱を得意とするヒーローの例に漏れず、Boots of SpeedやStaff of teleportationを有効に活用することが出来るほか、万能型のパラメーターはCirclet of Nobilityと相性がよく、また別の言い方をすれば中途半端なパラメーターを補強するために他の装備品も視野に入る。さらにスキルに対して露骨に少ないマナを補強するためにはマナポーションがほしい。

 

・Wardenは女性である。これは非常に重要なポイントだ。萌えとかそういう話ではない。NEの女性ユニットは夜になるとHideで消えることができるのだが、それはヒーローである彼女とて例外ではないのだ。彼女は高性能だが全体的にやや中途半端なきらいがあるので、BMやDHなど、尖った肉弾戦ヒーローとガチるとあっさり負けてしまう。というか、GruntやGhoul相手でも普通にしんどい場合がある。そのため、Hideによる攪乱が重要になってくる。NEにとって最も危険な時間帯である1日目の夜にこの能力が使えることは非常に大きい。また、攻めの場合でもハラス中に混ぜていくことで相手は気が気ではなくなるし、HMのMilitiaやUDの木こりGhoulのように、一時的に戦力のピークを作ってくるような相手に対して使えば肩透かしを喰らわせることもできる。相手はキレる。

 

・Xtahuaの魂のHeroだが、魂すぎて実戦ではあんまり見かけることがない。

 
  • Fan of Knives
    NE待望のAoEスキル。自分を中心とした範囲にダメージを与えるので、正確にはPBAoE(Point Blank Area of Effect)に分類される。ダメージは各レベルごとに(75/125/190)とそこそこだが、それぞれ(300/625/950)とやや厳しいダメージキャップがついているため、あんまり敵の数が多いとそこまで多くのダメージは望めない。しかしほとんどのWorkerはLv2を2発、Wispにいたっては1発もらうだけでくたばってしまうため、本陣深くでこれをパナすと相手は正直しんどい。1日目の夜にアップグレードを始めたUDなんかは狙い目だ。
    序盤の本陣を防衛する際にも役立つスキル。Ghoulラッシュなどに対してFoK→クールダウン中はHide→FoK、マナが減ったらMoonWell、てなノリで相手を撃退しよう。
     
  • Blink
    大体画面の横半分くらいの距離を瞬間移動するスキル。Lv2でマナコスト10と非常に効率がよくなり、Lv3でクールダウンが1秒になるので連発できるようになる。あると便利程度のスキルなので、取得は終盤になることが多い。MAPがTerenas Standの場合、Tavern周辺の緑クリープがいる所から敵2nd金鉱の裏に瞬間移動できるため、他のMAPに比べて重要度が上がる。
    序盤のハラスに対抗して建物で金鉱封鎖をしているところにﾋﾟｮｰｲと飛び込むとそこはユートピアだった。Box回避や本陣強襲など考えて使えば有効な場面は割と多いため、ハラスメインでいく場合は早い段階で取得する手もアリ。
     
  • Shadow Strike
    これまたNE待望の瞬発火力。威力はLvごとに（75/150/225)とそれなりに高い上に、くらった敵は15秒間移動速度50%ダウン、3秒毎に(10/30/45)のダメージという追加効果がつく。追加ダメージを含めると(135/300/450)と、DKの超スキルであるDeath Coil(100/200/300)をはるかに凌ぎ（クールダウンはこちらがやや長いというか、あちらは回復にも使える万能性が強みなのだが。反面こちらはマナコストがやや低い）、移動速度50％ダウンもあってこれをくらった通常ユニットは大体食べられる。また、大ダメージを喰らうと回復が難しいHMやUDのヒーローはこれを1発ぶちこまれるだけでその後の動きが相当鈍る上、状況が許せば単独でHero Killも狙えるという非常に優秀なスキル（しかし、追加ダメージもスキル扱いなのでHero相手には70％の補正がかかる。合計ダメージはLv3でも300強というところ）。1stスキルはFoKとSSの2択となるだろう。
     
  • Vengeance(Ultimate)
    Avatar of Vengeanceを召喚する。こいつ自体がHero並のスペックをもっているのだが、その上自軍の死体からSpirit of Vengeanceを重召喚する。このSpirit of VengeanceはArmor属性がInvulnerable、つまり無敵である。中学生が考えたようなスキル。
    しかしAvatar、Spiritともに攻撃力はそこまで高くないため、決定打にはなりにくく、すでに戦況が決定的な場面でさらに酔うみたいな使い方になったりしちゃう。