(原文)http://www.solomid.net/guides.php?g=18532
Introduction
よう、お前ら。今日は俺、Sir Reginald様がお前らにEloを上げる方法を教えてやる。
俺様は実に3年間もこのLeague of Legendsをプレイしてきた。800Eloのアカウントをてっぺんまで引き上げたこともあるし、いくつかのラダーで数か月間1位をキープしたこともある。
何週間かまったくEloの変動がないときもあったし、立て続けに40連勝したこともあった。君だって15連勝することもあれば、ぐっちゃぐちゃに負ける試合が続くこともあるだろう。
このガイドでは、君たちに勝ち方、そして勝ち続ける方法を教えようと思う(大抵はね)
Mindset of Winning
これはもうどうしょうもないくらいに明らかなことなのだが……何が起ころうとも、君は挑戦し、勝つという考え方を身に着けなければいけない。君はそのうちゴミみたいなヤツに出会うだろう――Midに突っ込んで15回も死に、あげくleaveするようなやつだ。leaverが2人でた――あるいは0-10みたいなスコアを叩くヤツでもいい――そんな時、君はrage quitしたくてたまらなくなるだろう。しかしそんな時でも、もし君が勝ちを諦めずにプレイすることができたら、君が勝つチャンスは常にある。もしかしたら、大方の予想を裏切って勝ちをもぎ取ることができるかもしれない。
そうやって、君のEloはゆっくりと、そして着実に上がっていく。
きっとみんな、そのような劇的な勝利をつかみ取ったことがあるだろう。どうやってそんなことをやってのけることができたんだろう?それにはいくつか理由があるけど……たいてい、leaverが出た時点で、相手チームは独りよがりな考えに至るだろう……「どうやったって負けようがないじゃないか、え?」……SoloQでは、それが落とし穴なんだ。
一般的なLoLプレイヤーは、そんな糞野郎(leaver、feeder、あるいはその両方)がいたとき、すぐに試合を諦めてしまうことがある。少しでも自分たちが劣勢と感じると、すぐに怒りを表したり、AFKを始めたりしてしまう。
もちろん俺が常に勝ちを狙うプレイをできているとは言わない。だって、そうじゃないのは明らかだし。でも、たとえば俺がラダーの1を狙っていたり、目標とするEloを定めてたりする時なんかは、常に勝つことを忘れないでプレイするようにしているよ。
この「勝ちを意識する」ということはめちゃくちゃ重要なんだ。
HOW TO DEAL WITH PLAYERS IN CHAMPION SELECT.
チャンピオン、チャンピオン、チャンピオン……まともに扱えるチャンピオンが1人しかいないようなヤツがいる。しかし、その1人だけは飛び抜けて上手い。
扱えるチャンプが1人しかいなくて、しかもそのチャンピオンすらまともに扱えていないヤツがいる。要するに、誰も使えないってことだが……
そいつらには、そのチャンプを使わせてやれ。それか……
いくつかのチャンピオンを使えるプレイヤーもいる。何でも屋ってやつだ。使えるってだけだがね。
そういうヤツは大抵なんでもそつなくこなす。ゲームをプレイすればプレイするだけ、彼らのEloは着実に上がっていくことだろう(彼らがちゃんとした考えを持っていればね)。新しいチャンピオンの使い方を学ぶことも、彼らにとっては朝飯前だろう。
さて、pick時点でプレイヤーをいかに扱うかだ。
pick時点でチームメイトとコミュニケーションを取ることはとても重要だ。そうすれば、みんな望むチャンピオンを使うことができる。そうすれば勝ちだ。あーもちろん、いつもみんなが幸せになれるとは限らないけどね。
ルールその1:one trick pony(訳者注:ひとつの芸しかできない芸人。1人しか使えるチャンプがいないプレイヤーの意)には好きなチャンプを使わせてやれ。そうしないと、そいつはfeedするだろう。
ルールその2:「Mid or AFK」とのたまう輩がいたとき……まぁ、譲ってやれ。君が4対5の試合をcarryできるのでなければだが。
ルールその3:君にやりたいロールがあるなら、「すぐに言え」。すぐにだ。君がプレイできるロールでもいい。すべてのロールで1人は使えるチャンピオンを持っておくことをお勧めするけどね。
その日の終わり、君はこう願う。「すべてのプレイヤーが幸せになれますように……」
もしpick時点でいつも問題が発生していたら……そんなゲームが想像できるかい?
What Champions and Roles to Learn.
one trick ponyは決して悪いことじゃない。君がそいつでうまくプレイし続ける限り、ゲームに対する理解も自然に深まっていくことだろう――たった1人のチャンピオンで高レートにまで上り詰めたヤツは何人もいる。
season1の話をしよう。westrice(訳者注:dyrus, salce, nhatなどが所属するNAのプロチーム、Epik GamingのRangedAD/SoloTop担当)はAkaliしか使えなかったが、常に試合を壊し続けた。pick時点では、誰が対面にいるのか知る方法はない――君のメインチャンプはBANされないってことだ。
season1の時点では、Akaliは決して最高のチャンピオンではなかった。そうしてwestriceは試合を壊し続け、AkaliとともにラダーのTOP5にまで登り詰めたんだ。そんなわけで、Akaliは常にBANされるようになった。
Chu8はHeroes of Newerthからきたプレイヤーだ。彼は3か月しかLoLをプレイしていなかったが、Mid Maokaiを考案してすぐにラダーの1位を掻っ攫っていった。
そうだ、彼らはたった1人のチャンピオンしか使えなかった。君がプレイを工夫し続ける限り、君は上手くなる。そしてひとたび君がlaningの基本や集団戦、ゲームの目標を学べば、それを他のロールやチャンピオンに活かすことができるだろう。
トッププレイヤーだからといって、すべてを完璧にこなせるわけではないんだ。
君が本当にEloを上げたいと考えているのなら、それには2つの方法がある。
その1:君が「こいつは強い」「こいつはOPだ」と考えるチャンピオンを徹底的にマスターしろ。そいつがnerfされたら……次を探せ。
もちろん、そんなヤツらは常にBANされる運命にある。もしBANから漏れたとしたら……”今を生きろ”
その2:中堅ぐらいのチャンピオン1人を徹底的に上手くなれ。こいつなら誰にも負けないというぐらいに。そうすれば、負けるより勝つことのほうが多くなるだろう。
これの利点は、そんなヤツらはBANされる心配がないってことだ。ってことはいつも「俺の勝ちパターン」として使うことができるだろう。
Be Good and Take Charge.
チームメイトを指揮、統率することは勝つために必須の事項だ。すべてのプレイヤーが統率された動きをとることができれば、君が勝つ確率はぐんと上がるだろう。なぜなら、これはSoloQの話だからだ――SoloQにおいて、状況に応じた行動を起こすことはとても難しい。
チャンピオン達の中には、チームをひとまとめにするのに生来向いているスキルを持ったヤツらがいる。
筆頭はSivirだろう。SivirはEloを手っ取り早くあげるのに向いたチャンピオンだ。君がUltを使ったとき、それが意味するのは「突っ込め」か「逃げろ」のどちらかだ。明らかに勝ちそうだと君が判断したときにUltを使えば、チームメイトもすぐに理解してくれるだろうし、逆もまた然りだ。そういったわけで、君がチームメイトをまとめ上げるのにSivirはとても良いチャンピオンと言える――しかも、ただボタンを押すだけでね。(訳者注:この点について、TSMのRangedAD担当であるChaoxも自身のSivir Guideで言及してました)
君がTankとしてゲームをプレイしているなら、君はほとんどの時間、交戦の機会を求めて行動しなければならないということを理解するべきだ。もちろん、敵を見つけ次第すぐに戦いをおっぱじめるのではなく、戦う前に必ず「今戦ったらどうなるだろうか」ということを考えなければならないが。
結局のところ……君がゲーム中で上手くプレイできているなら、チームメイトは君の言うことに耳を貸してくれるはずだ。そんなヤツの考えが5人に伝播したとき、それは勝利に直結する。
TLDR(訳者注:Too long, Don't readの略。三行で頼む、の意): Play well, People will listen.
Objectives
LoLはKillをとるゲームじゃない。タワー、ドラゴン、バロン、インヒビ、いろんな目標がある。20-4, 15-3, 18-8……そんなスコアを出しながら負けた試合が俺にはいくらでもある。LoLはただ殺戮をするだけのゲームじゃない――目標を達成するために、Killを取るゲームなんだ。
もし君がGankを成功させたなら、そこには色んな道が開ける;青Buffや赤Buffを奪う、ドラゴンやタワーを奪う、もちろんバロンもだ。
すべては君が稼いだGoldの総量に換算される。君の行動とそれが起こした結果すべてについて考え、何が最良の選択だったのかを理解するんだ。理解したら、次はそれを実践する時だよ。
もし俺がいいスコアなのに負けたってときは……たぶん……KSばっかりしている時か、目的を忘れてKill厨になってるか……
Not Doing Dumb Shit.
これはすんんんんんんんんごく重要なポイントだ。10-0,11-0,5-1,10-3みたいなスコアを出しながら負けた試合が君にもきっとあるだろう。もし君が真剣に勝ちたいと思うなら、決してテングにならないことだ。常にリスクを計算しつづけろ。俺には10-0のスコアを叩きだしながら、ramboプレイに走ってしまうことがある。その時は1対5でも勝てると考えていたけど……最後は自分のチームをbaitする結果になってしまうんだよね。
もしチームのKillが君に集まっているとき、君には重要な仕事が残されている。「チームをCarryする」という極めて重要な仕事だ。
このゲームを見てくれよ……俺は最初7-1だった。俺は完璧にゲームを支配していた。俺にはもはや、相手チームにできることは何もないとしか考えることができなかった。
(訳者注:原文リンクの動画を参照)
Congrautlations, you've graduated Reginald's Lol University.
このガイドを通して、たぶん君は何かを学んでくれたことだろう。これらは俺がラダーの1位に登り詰めるために心掛けていたものだ。悲しいことに、俺にはもうこれらの事柄を守り続ける気力がなくなってしまったけどね。なぜかって?競技的なプレイヤーにとって、SoloQに価値はないのさ。
