ギルド仕事/辻斬り御用

アルディア橋にて辻斬りを捕まえる手段を考えるエルクとシュウ。
相手は用心深く、独り歩きしている人間しか襲わぬらしい。
そこでわざと独り歩きして辻斬りをおびき出す囮役と、おとりの合図で辻斬りを叩く4人を選ぶことに。
　
おとり役には顔が知れているという理由でエルクとシュウを選ぶことはできない。
しかしどう見ても辻斬りの方が危険な目に遭いそうな豪傑やモンスターを選んでも問題はない。
　
そしておとり役が夜に橋を歩いていると、件の辻斬りが姿を現す。
……までは良かったが、辻斬りが発動した｢サイレント・フィールド｣によって
一切の声が出せなくなり、囮役が声も出せぬ状況でタイマンを張ることとなってしまう。
エルクとシュウの立てた作戦は、控え目に言っても大失敗だったわけだ。
サイレント・フィールドは風の精霊の力を借りているようだが、なぜこいつに力を借すのか。
　
戦闘は囮役によるブラックナイトとの一騎打ち。
そしてこの戦闘では敵味方共に特殊能力を一切使用することができない。
エルクとシュウに騙されシチュエーション的に適する女性キャラをおとり役とした場合、勝利は絶望的である。
相当に強力な武器防具や状態異常アイテムがあるなら話は別だが。
　
この戦闘では攻撃力が高い、背面等倍、間接攻撃が可能、等のキャラが適任といえるだろう。
イーガやグルガに頼るといい。こいつらに辻斬りを敢行する相手も大した度胸だ。魔法のりんごがあればもっと良い。
ちなみに残りの4人は戦闘に参加しないので適当に選ぶどころか、選択の必要すらない。
回避・防御率の非常に高い敵との殴り合いになるので、プレイヤーのリアルラックも必要。事前のセーブは忘れずに。
　
　
辻斬りを返り討ちにすると、辻斬りは命乞いのためにサイレント・フィールドを解く。
自首するまで待って欲しいと身の上話を始める辻斬りに対し、
シュウは尤もな返し方をしたがエルクは悩みだしてしまう。
ここで選択肢が現れ、いずれかを選ぶことになる。情に流されずしっかり裁きを受けさせよう。
正しいものを選べばシュウが嘘を見抜いて大成功となる。間違えるとちょろいバカ呼ばわりされる。
「なぜ、いちいち考える！　この、うそつきめ！」
　
プレイヤーを騙しにくる要素やブラックナイトの手強さ、
勝利してもさらに選択肢と、初見での大成功はトップクラスに難しい部類。
この辻斬りは人間のようだが、戦士としての高い実力に加え(恐らく)精霊魔法をも操るとは、一体何者だったのか。
コミカライズ版においてはアークの因子を取り込んだガルアーノが精霊魔法の発動に成功する例があったりするし、
こいつも案外リーランドの様なキメラ実験体だったのかもしれない。それにしても使用者の判定が緩すぎるとは思うが。

なお敗北しても全滅扱いにはならないため、「所持ゴッズ半減」は発生しない。